2013年5月7日火曜日

宮城~福島縦断旅行 その1

4月30日(火) 前半

 早朝に三ノ宮からシャトルバスで伊丹空港へ。


 事前のネット予約で予めQRコードを出力してあったのもあって、スムーズに搭乗手続きが終わったので、 喫煙室から空港内のフリースポットを使おうとNexus7を立ち上げてみたものの、電波が微弱すぎて使えない…。
 (後に待機ロビーの喫煙室でならまともに使えたことを知るも、時既にお寿司)


 一昨年の青森行きより大きめの機体でいよいよ飛び立つと、例によって雲海で視界が遮られてしまい、仕方なく志の輔がタイで披露したという落語を聴いて過ごす。

 …何のための窓際の席か。

 やがて着陸態勢に入り、阿武隈山地上空から一旦海へ出て、陸へ向かって雲の海を抜けると、視界には松林の残骸と、その向こうに広がる泥灰色の荒野と、せわしなく動く豆粒のような重機やダンプ。

 預けていた荷物を受け取り、レンタカー屋のマイクロバスで事務所へ向かうと、短い道中には廃墟と化したカラオケボックスや、倒れた看板なんかがそのままになっていて、到着した事務所の窓にも津波の水深のラインが。

 東南海発生時、自分が今勤める職場あたりの予想水深がだいたい同じくらいだったので、イメージより高い位置に驚いた。

 車を受け取って、空港のすぐ脇にある貞山堀を渡り、道沿いに北へ向けてしばらく走ってみると、そこらじゅうに基礎や門柱だけになった家の跡。


 遠目に一軒だけ生き残ったような大きな家も、近づくと一階部分が柱だけ。

 わずかに残った松林の中の空き地に車を止めると、目の前にはビニールを枝にぶら下げたまま立ち枯れた木と、足元の砂にはたくさんの陶器や屋根瓦の破片。


 さらに堅固で高い堤防を築くための工事をしているらしく、ひっきりなしにダンプが通っていく。


早くもこの時点で、「まだ早かったかもしれない」という思いと、「今しか見られない光景じゃないか」という思いの葛藤が始まっていた。

 松島湾での釣りのため、予約していたチャーター船の船主から「今日は海上の風が強いので出られないかも」という連絡が入ったが、まあ話も聞きたいし、行くだけ行きますと告げた。

 貞山堀の東側の道を、北へ向かって延々と走っていくと、やがてゆるやかに左へカーブしていき、再建されたばかりと思しき真新しい住宅街の脇を通って、仙台バイパスと交差する。

 真上には、空港方面とJR名取駅を結ぶ鉄道の高架があったが、しっかりした免震構造になっていた。

 阪神淡路の直前、宮城を大きな地震が襲ったとき、「仙台は昔から地震の多い土地柄」というのを聞いて、意外に思ったことがあった。 

 逆に言えば、それだけ普段から備えていた土地だったのに…とも言える。

 東北随一の都市と呼ばれるだけあって、仙台バイパスはかなりの量の車が走行していて、復興作業なのか観光目的なのか、様々な土地のナンバーをつけた車を見かけた。

 バイパス沿いは、ちょっと見ただけでは震災の影響を感じなかった。

 ラジオでも「GWで他県からお越しの皆さんへ『方言かるた』のお土産を」とかなんとか。

 やがて最初の目的地であるフライショップに着くと、店の前になにやら張り紙が。

 『4/29~30、お休みします』 … (ノ∀`)アチャー

 もうひとつのフライショップもNexus7で調べると

 「火曜定休」 …(ノ∀`)(ノ∀`)(ノ∀`)ジェットストリームアチャー

2013年5月6日月曜日

宮城~福島縦断旅行 前段

 あの大津波から3年目、そして終息の気配すら見えない原発事故。

 色々差し引いたとしても、テレビなんかでは津波や地震の被害なんて原発事故の影に隠れてしまって、まるでなかったような扱いになっている気がする。

 一昨年の青森釣行時に書いたように、良くも悪くも風化は確実に進んでいるんじゃなかろうか。

 ボランティアに行くほど殊勝な性格でもなし、尻Pみたいにカウンター片手に「ひとでなし」を貫けるほどの知識も根性もなし、自分みたいな凡人にすらなれないアホは、怪しげな連中が企画したデモに参加したり、出所不明な文章を盾にアジったり、庭に池掘ってうだうだ言うてるより、現地で散財したほうが多少なりとも貢献できるかなと。

 正直なところ、悪趣味だとは思いつつ、一度は現地を見ておきたい、という考えがあったのは否定しない。
 これには神戸の震災後、「被災地へ行くのは不謹慎」の声に、被災地見物を兼ねた観光客までぱったり途絶えて、三ノ宮の飲み屋街が軒並み怪しげな風俗店や、居ぬき系の店になっていく様を見てきたのもある。

 それに神戸の震災のときは、あらゆる意味で3年めが転機になったことがいくつもあったので、もう少し待ったほうがいいかも、とも思ったけど、そろそろいいかな、と。

 とはいえ、天候不順の予報も手伝って、本格的に予定を組みはじめたのは、またもやGWの数日前という体たらく。
 検索のたびに増えていくタブ、そして積み上がる費用、一昨年の教訓がまーったく身についてないわが身を前に若干の眩暈を感じながらも、行くと決めたんやから…と、宿代やレンタカー代以外は極力削らないように予定を組んだ。
 事故の影響で休業中の旅館に電話をかけてしまい、平謝りで電話を切ったりもしたけども…。

 予定はこんな感じ。

一日目:仙台空港から塩竈へ。昼から松島周辺でロックフィッシュ(チャーター)。
二日目:塩竈からフライショップを巡りつつ福島県の相馬へ。時間があれば周辺で何か狙う。
三日目:相馬から行けるところまで南下、阿武隈山地を大回りして、当日中にいわき入り。
四日目:いわき周辺の解禁済み河川で渓魚を狙う(ガイド付き)。
五日目:福島空港から帰着。移動途中にバスが釣れそうなら狙う。

 なんと「よくどしい」行程であろうか。

 先日買ったNexus7は、まさにこの旅行のための準備だったんだけど、先行投資のほうが現地で使う額より多くないか?という、セルフ突っ込みは華麗にスルー。

 今回もやはり飛行機は往復ともあっさり取れて、まだ影響あるのかな、と思ったりもしたけれど、関西における東北方面への航空需要、特に仙台はJALとANA(とIBEX)が就航していたりするので、そもそも便数自体が多めなのかもしれない。

 温泉場や娯楽施設近くの宿は軒並み埋まってたりしたので、近県や地元の人たち、団体客が活発に利用している感じ。
 まあ元々一人旅で温泉場へは泊まりにくいんだけど、そのへんは日帰り温泉とかでカバーするとして…とか、だいたいの予定が組めてから気がついた。

「フライの本数が足りない」

移動日の早朝にかけて、必死こいて毛鉤を巻きましたとも…。

2013年4月29日月曜日

Nexus7を買いました

以前も書いたように、タブレット自体は随分前から欲しいなぁとは思っていたものの、せいぜい釣り場やらの確認くらいで、わりと限定された使い方しかせんよなぁ…などと、うだうだやっていた。

ところが、とある理由で是非とも必要、となったもんで、ぐぐる先生にあれこれ教えてもらいつつ、それでも結局よくわからず(←馬鹿)、「わからんことは店員に聞いたらわかるやろ」と、半ば見切り発車状態で梅田のヨドバシまで行ってきた。


…まずJR周辺の変貌ぶりにえらく驚かされるところから始まる。

芝田町の交差点より北西側で、でかい建物といえば梅田ヨドバシだけだったのが、今やでっかいビルに見下ろされてるわ、空中回廊みたいなんはできてるわ、あまつさえ東急ハンズまで入ってるとは思わなんだ。

いくら梅田に行く用事が最近なかったとはいえ、どんだけ浦島太郎かと。


とりあえず事前にぐぐりまくった時に仕入れた知識として

「simフリータブレットとb-mobileのsimカードがあれば即日使える」
「外で使うにはモバイルwi-fiが必要」

という二つの情報があったものの、これがどーーーしても頭の中で繋がらない。

そりゃ脱獄後のiPad miniの情報と、Nexus7のwi-fi版、さらにその3G版の話が、ちゃんぽんになって検索に引っかかるんだから、話が繋がるわけもなく。


で、Appleストアは即見つかったものの、Nexus7とb-mobileのsimカードの売り場がわからない。

案内係に「びーもばいるのしむかーどのうりばどこや」とアホ面下げて聞くも、あちらもよくわかってなかったようで、帳面ひっくり返したり、あっちこっち内線かけたりしながら、なんとか教えてくれた。


ようやっとsimカードの売り場にたどり着いたものの、これをどうやればネットに繋げるのかは相変わらずさっぱりわからない。

丁度運悪くそこを通りかかった店員を捕獲して、色々聞いてみたものの、いざ話がsimカードに至ると、どうも要領を得なくなってきた。

「も、もっと知識のある者を呼んできますー!」と、その店員と入れ替わりに別の男前が。


色々聞いてみて、とりあえずNexus7にはwi-fi版とwi-fi+3G対応版があること、公式にsimフリーで販売されているのはNexus7くらいなこと、simカードがあればモバイルwi-fiは必要ないこと、あたりまでなんとか辿り付いた。


そしてここからwi-fi接続と3G回線の違いを教えてもらいつつ、疑問がだいたい氷解。

Nexus7と画面保護シート、フタつきの専用ケース、b-mobileよりお得感の強いIIJmioのsimカード、さらにちょっとした旅先でのwi-fi環境はあったほうが良さそうなので、安物の無線ルータも購入して、帰宅後さっそく繋ぎにかかる。

そして改めて調べると、初期設定時にやはりwi-fi環境は必須ということで、まず無線ルータの設定、そしてsimカードを有効化した後、いよいよNexus7の初期設定へ。

意外にwi-fiでの接続はあっさり終わったものの、IIJmioのAPN設定がどうにも上手くいかない。

APN設定後、右上のボタンを押すと設定が保存できるはずなのに、またやり直しになってしまう。

再びぐぐり倒すと、どうやらバグらしく、一旦IIJmioのAPNを設定後、ホームボタンか右下のボタンに飛んで、再び「モバイルネットワーク」の「APN」に戻ると、IIJmioの回線があっさり認識されていた。

続けてちょいちょいと設定した後、再起動して設定を上書き。

試しにwi-fiを切ってみると、ちゃんと3G回線でネット接続が。

セキュリティソフトとかはまた後日ということで、今日はここまでとした。


で、なんでこんなに手のかかるものに手を出したかというと、そこはまた事情がありまして。。。



2013年3月18日月曜日

遅まきながらの初釣り

去年の釣り納めから全く更新してなかったんだねぇ…。

関西ミクパとかMMD杯とかファミマコラボとか、色々ネタはあったけど、twitterでうだうだ呟いてたら気が済んでしまうという罠。

だめだねぇ…。

ちなみに関西ミクパは数度のチケット発売のたびに「どうしよかなぁ、でも5pbやしなぁ」とか考えてしまって、気付いたら売り切れてました。

まぁ最初から縁がなかったんだろうと諦めよう…。

縁がないといえば、いまだにめーちゃんの酒が買えない…売っていた痕跡は確認したんだけど…。


ともあれ、とりあえず初釣りに行ってきましたよと。

この冬はとにかく寒くて、とても釣りに行く気になれず、結局電気ストーブと仲良しになったまま。

管釣りも久々に行ってみようと思ってたんだけど、とにかく動かざるごとトドの如しというやつで。(何


梅は咲いたか桜はまだかいな、とか言ってるうちに、気温は4月中~下旬なみに上昇する日もちらほらと。

下手すりゃ汗ばむ陽気ともなれば、さすがに重いケツも浮くというもの。

とはいえ3月、実はメバルにはそろそろ厳しい時期なんだけども、とりあえず夜の釣り物といえばメバルでしょ、ということで行って来た。(バチシーバスはどうした)


まずは日のあるうちに、加古川左岸の漁港へ。

…まぁなんと申しますか、ノリ加工場からの排水の影響か、見渡す限り水中に白いモロモロが浮遊している状態で、活性が高いのはボラばかりという。

わりと入り込んだところにある港なのもあるんだろうけど、とにかく水の汚さは神戸港の奥と大差ないんじゃないかと。

「堤防沿いに、でかいチヌの群れが遡上していくのを見た」という人もいたけど、おそらく遡上アユについている奴らなので、それ用のテクニックでも持ち合わせてない限り厳しかろうと。

同じくアユの遡上する都賀川あたりでは、キビレ混じりに釣れている、なんて噂も聞くけれども。

さっさと見切りをつけて、ちょっと東にある別の漁港へ転進。

こちらも奥まったところにあるとはいえ、先ほどのところよりは開放的。

港の先端に公園が整備されていて、そこで若い兄ちゃんがギターをかき鳴らしながら一人で絶唱中。

「コード進行が『ヤンキーの兄ちゃんのうた』と似てるなぁ」とか思いながらも、兄ちゃんの目前の敷石地帯を、腰まで浸かって一心不乱にワカメを取るじーさまを除けながら釣り歩く。

やがて演奏しているうちに感極まったのか、それとも最初から変なモノでもキメてたのか、兄ちゃんが曲終わりとともに「センキュー!ありがとー!!愛してるぜー!!」とか絶叫しはじめた。

関わるのもイヤだしアタリもないので、さらに東、常夜灯のある小さな漁港へ。

キンクロハジロの群れ以外に先行者はおらず、ちょうど干潮の潮止まり。

漫然とテトラまわりを攻めていると、何やらコツコツとちょっかいかけてくる奴がいるものの、数投したらそれもなくなったので、別方向を攻めていた。

やがてひょっこりルアーマンが現れて、つい今しがたまで投げていた場所で、一投目にいきなりソイを釣り上げる。

「あー、ちょくちょく当たってたのはあいつか…」

わりと凹んだので時合も待たずにまた転進。


途中の大き目の港をすっ飛ばし、過去に何度かチビメバルと戯れた漁港へ。

普段から周辺の釣具屋が情報をばんばん上げている場所だけあって、今までの漁港よりずっと釣り人は多い。

いつものパターンだと、駐車場前の淀んだ一番奥の場所から攻めるところを、今日はなんとなく淀んだ水はもういいやという気分だったので、ちょっと沖へ開けたほうの船上げスロープあたりから攻める。

一投ごとに数歩進むのを繰り返すうち、漁港の真ん中に突き出た小波止の先端へ出た。

常夜灯の灯りが届かないあたりを数投していたら、かなり久々の「キュン」という手ごたえ。

いつも釣っていたおチビたちよりちょっぴりサイズアップ

「ありがとう、そしてありがとう」

写メを撮り、感謝しつつリリース。

周りの誰一人として釣れてない中、交通事故的とはいえ上出来、先ほど受けた心の傷も多少は癒えたかな?というあたりで切り上げて帰宅。


翌日も朝のうちからぐんぐん気温は上がり、こりゃいいわいとのんびり三木方面へ出発。

道すがら、池一面が真っ赤に染まった衝撃的な光景に出くわす。


噂には聞いていたし、画像も何度か目にしていたものの、やはり肉眼で見ると結構なインパクトがあった。

アイガモ農法でエサに使う外来のオオアカウキクサ(アゾラ)が、サギなんかの水鳥によって運ばれてこうなるらしい。

バスやギルと一緒で「特定外来種」に指定されているらしいんで、恐らくそのうち焼却処分されることになるんだろうけど…。


さておき、三木に入ったあたりから徐々に風が出てきて、そのうち突風に変わると、やがて気温も徐々に低下。

それでもなんとかセッティングして池に降り立ったものの、シュートしたラインが舞い上がるわ、ぐちゃっとなって足元に戻ってくるわでさんざんな有様。

「おいおい去年の釣り納めと同じパターンやないか…」

どうにも気温が下がるとモチベも下がるようで、結局水抜き確認と新たな池の下調べに終始。

お日様が出てなければサンフィッシュ科は浮いてこないもんねぇ…。


来週リベンジ、とか思いつつ、よくよく考えると京都でボーパラがあるんだった。

誰と会う、何を買うではないけれど、もはや年中行事と化してしまったので行ってきます。

2012年11月5日月曜日

久々の野池巡り(もしくはバス納め)

しばらく海にばかり拘っていたのもあって、長らくバスの顔を拝んでなかったなぁと。

で、釣り人にはマメにブログを書く人が結構いるので、どんな状況かなぁとざっくり検索、というのを事前にやるのが通例なんだけど、こと東播に関してはこれが全く役に立たない。

まず数年前に更新が途絶えたサイトがわらわらと出てくる上、ほぼ9割は池の名どころか地名すら伏せてある上、釣れた写真でも、バス以外の部分が全部モザイク処理、とか普通。


人が集まるとマナーの悪い連中が押しかけて、それがすぐに釣り禁や水抜きに直結してしまう以上、仕方ないことではあるにせよ…なんかねぇ。



とはいえ古い情報の中には、割と地名なんかを詳細に書いてあるところもあったり。

なにせ古い情報なんで、その後水抜きされたとか、釣り禁になったとかいう可能性は、当然ながら織り込み済みとして。

過去に釣ったことのある場所と、それに絡めて未見の池にいくつか目星をつけて、刈り取りの終わった田んぼの間の道をひた走り、三木市細川~小野市東条の間あたり、とざっくりエリア決定。


途中寄ったローソンでは「一番くじ」をやっていて、まだフィギュアなんかも置いてあったんで、「こうどなじょうほうせんとか言いながら、ちゃんとあるとこにはあるやん」などと思いつつ引くと、響のラバーストラップが。

響は中の人まで含めて、このところ「不憫な子」枠に納まってしまいつつあるのが、他クラスタながら気にかかるところではあるけれど…さておき。


まずは昨年初バスを釣った池へ行くと、前はきちんと耕されていたところが草ボーボーに。

あらら、と思ったら、そこらじゅうにイノシシの蹄の跡や、泥浴びをしたらしき水たまりが。

民家のすぐ前なのになぁ、と思いつつ、池への取り付きには都合がいいので、ずかずかと横断。

さぁラインを出して、と思ったら、ちょうど雲が太陽を覆い、冷たい風が。

そういえば木枯らし一号がつい数日前に吹いたんだっけ、と、風の影響の少ない池の奥へ移動。

#6ラビットゾンカーを投げると、後ろにいくつか小さな影がついてきて、そのうちの一匹がパクリ。

ただ、ちょっとサイズが大きいらしくて、食いきれない模様。

少しサイズダウンして、#8マラブーに結びかえると、またもやパクリ。


律儀なおチビさん。

「とりあえずボ○ズは消えた」と、まずは安堵。

とりあえず今回は釣り禁看板も見当たらず問題なさそうなので、さっさと次の池へ移動。


新たに付け替えられた道のそばにある、南に開けた小さな池を覗くと、おびただしい数のヌマエビやメダカが。

…さすがにこんな場所にバスがいるわけがないので、即移動。

ゴルフ場の間を抜ける道沿いにある池に着くと、男女二人連れの先行者がいたので、とりあえずバスはいるということにして、これ以上お邪魔しないように撤退。

別のゴルフ場の下にある、以前フローターで浮かんだことのある池へ行くと、きれいに水がなくなっていてげんなり。

その池の反対斜面にある、未見の多段池へ行こうとすると、既に人の往来が途絶えて久しいと見えて、道がすっかり消えている上、駐車スペースも見当たらないので、諦めて移動。

兵教大周辺の池をいくつか巡るものの、先ほどから太陽の前に雲が居座っている上、北側に開けた池ばかりなので、北風がモロに。

当然ながら体感温度とモチベーションはどんどん低下。

それでも負けずに未見の池を見て回ると、どこも駐車スペースに難儀しそうな場所ばかり。

ちょうど覗こうと思っていた池から、釣り人らしき黒い軽ワゴンが出てくるのを見て入っていくと、土手が垂直な上に水面まで結構高さがあり、ちょっとフローターも降ろせそうにない。

昨年ながらフローターでの良い話を拾った池も、すっかり水を抜かれて見る影もなし。

やがて午後3時を過ぎ、日も傾いて本格的に気温が下がってきたので、ロッドを畳むことに。

このままR175を南下して、漁港でメバルでも狙うかとも思ったけど、海用のボックスを忘れてきていたのと、さっきよりさらに風が強くなってきたので、結局諦めて帰宅。

とはいえ、見て回った限りでは、新たに釣り禁看板が増えた様子はなかったので、来期に向けて色々考えるかなと。


しかし、さすがにもうちょっと気合入れた服装でもないと、今回でバスは終わりかなぁ。

2012年10月10日水曜日

性懲りもなく (後半)

「追っては来るけど食わせられない」

これの解決法が思い浮かばないまま、バイスに向かいつつネットラジオを聴いていたら、軽く寝落ち。

チェーンボールの目を持つクラウザーをいくつか巻いただけで、予定時間になったので出発。

結局ほとんど寝てない。


前回より2時間ほど早めに到着し、冷え込み対策にパーカーを一枚羽織る。

まだ暗いのもあって、前回チビカマスに相手してもらった船溜まりには、煌々と常夜灯が。

ただし…前回と違って、魚っ気なんぞまったくなし。

たまにパシャッと跳ねたと思ったらボラの子。

そもそも日付が変わる頃に干潮のピークがあったり、潮まわりが前回とは全く違う。

やがて周囲が明るくなって、子イカがいた岸壁の外向きを見下ろすと、ウマヅラが集団でクラゲを襲っていた。

…シガテラ毒ってああいうのでも溜まるんじゃなかったっけ。


埒が明かないので、河口沿いのテトラへ向かう。

エギや飛ばしサビキの人たちが等間隔にびっしり並んでいるのを横目に、人気のない上流方向へ。

相変わらずの爆風で、河口には白波すら立っていて、もはやキャストもままならない。

そのうちリーダーが絡まったので引っ張ったら、フライライン側につけたリーダーリンクがスポンと抜けた。

この時点で心が折れたので一旦車へ戻り、もう少し上流側へ移動する。


「もうギルでもやってお茶濁しちゃうかなぁ…」

フライラインをフローティングに変えつつ、遅まきながら朝飯のパンを頬張っていると、後ろに車が止まった。

親子らしき三人組が降りてきて、ラインにスプーンやポッパーを結び付けている。

どうやらメッキやキビレ狙いらしい。

彼らも爆風に悩まされていたが、しばらくすると少し風向きが変わって、ロングキャストを欲張らなければ問題ない程度の状態になった。


「…もう少しやってみよう」

彼らのいる場所からそこそこ歩いて上流側へ。

手前は浅いが、中央部までにゴロタ石がたくさん入っているので、その向こう側を狙ってキャストを繰り返す。

上流側から釣り下ってきたルアーマン曰く

「もう少し上流なら、キビレやコトヒキが飽きない程度に遊んでくれますよ」

なるほど、と、さらに上流へ。


橋の下にある砂地で、明暗の境目や橋脚まわりを狙っていると、フグの群れが猛スピードで追ってくるのが見えた。

かじられるのがイヤなのでスピードアップしたら、陸に乗り上げんばかりの勢いでついてくる。

あのずんぐりした体型で、よくあれだけ加速できるなぁと感心したり。

少なくとも先ほどまでよりは魚っ気があるらしいのが分かると、少しだけやる気が出てきた。

やがて、手繰っていたラインがキュンキュンと引き込まれる。

エラのトゲをめいっぱい立てたコトヒキ

「やっと魚に会えた…」

もうメッキのことなんて忘却の彼方である。

しばらくキャストしていると、セイゴやシマイサキの姿も見えるようになってきたが、既に体力的に辛くなってきていたので、ウィンドノットが出来たのをきっかけに一旦戻る。

仮眠を取ってもう少し粘るか、移動してから仮眠するか迷ったが、結局島の反対側へ。

カーナビが選んだ最短コースは途中に野池もある山越えルートで、ナイスチョイスと思いつつもカーブでは毎回ヒヤヒヤさせられることに。

ちなみに、道中のどの池も無反応でしたが…。

港のそばにあった巨大な風力発電機。やはりイヤな風切り音が。

港の中であちこち迷いながら、お目当ての河口にたどり着くと、とりあえず一服。

仮眠を取るつもりだったけど、なんとなくタックルを組んでいたり。

河口部は遠浅になっていて、向こう岸までは歩いて渡れそう。

やがて満潮の時刻近くになったので、フローティングラインにキラキラ系のクラウザーを結んで土手を降りる。

こちら側は風をまともに受けるのもあって、河口の水面は波立っているものの、フグやボラの子、種類はわからないがハゼらしき底性の小魚などがちらほら。

そしてまた追ってくる魚に合わせてフライチョイスを誤るということを繰り返す。

いっそ、このクラウザーをクレチャ並みに刻んでしまおうか…と、ラインカッターでパチパチとEPファイバーやユニークヘアを切り刻んだ。

さらに甲殻類をイメージして底を歩くように手繰っていたのを、普通にストリーマーを引くスピードに変えてみた。

最後まで食わないのは変わらないが、先ほどより長く追うようになった。

何が違うのかなぁと考えてみるに、マテリアルを減らしたことによる沈下速度の変化がひとつ。

あと、実際に海中を移動する小型の甲殻類って結構素早いよなぁ、というのがひとつ。


ともあれ、アタリバリさえ見つかれば、あとは場所。

ちょうど満潮の始まりとも重なって、じわじわと上流へ満ちる潮を先まわりする形で釣り再開。

ヘリのように高速で泳ぎ回るフグの群れに囲まれたりしながら、河口から二つ目の橋をくぐったときに、突如としてアタリとチェイスが頻発。

淡水と海水の境目あたりにいる、コトヒキの群れに当たったらしい。

ラインを余計に出し、先ほどよりロングキャストで、「塩水くさび」をイメージしつつ、対岸寄りのブレイク沿いを狙う。

ちょっとサイズアップ。

この後も写メを撮る間が惜しいくらい、立て続けにコトヒキが釣れ続け、通りがかりのおっちゃんに

「兄ちゃんけったいな釣り方やけどよう釣るなぁ」

と、妙な感心のされ方をしたり。


それにしても、先ほどまでわんさかいたキビレの子たちはどこへ行ったのか、と考えたけど、おそらくコトヒキのほうが先に反応するんじゃないかと。

体型的に浅い場所ではキビレより有利だろうし、なんとなくコトヒキのほうが筋肉質な気がするし。

海水魚の飼育サイトなどを見てみる限りだと、コトヒキは結構攻撃的な魚で、水槽で他の魚と混泳させると、倍ほどの大きさの相手でも突き殺してしまうらしい。

とはいえ、参考にさせてもらった某サイトを見る限り、それなりにキビレも釣れているようだし、根本的にやり方が違うんだろうなぁと。

もう少し上流まで釣りあがれば、また違う展開もあったのかもしれないが、潮が満ちて足場が危うくなってきたこともあって、とりあえず車へ戻ることに。

さすがに疲れも限界にきていたので、1時間ほど仮眠を取る。

起きてからどうしようか少し考えたものの、さらに風波の激しくなった河口を見ていたら、もういいかなという気分になったので、寄り道もそこそこに島を後にした。

休憩とゴミ捨てに寄ったSAで、土産を買おうか迷ったけど、結局写真だけに


今回もキビレやメッキへの未練は結局断ち切れないまま。

ただ、海小物のシーズンはそろそろ終わりらしいので、このまま来年に持ち越しかなぁと。

…まだアジ狙いとかあるけどね。(←懲りてない)

2012年10月8日月曜日

性懲りもなく (前半)

先日の淡路の件は「腕が悪い」&「決断力がない」でFAなのに、どうにも納得いかなかったので、結局また橋を渡ることにした。

「往生際が悪い」も追加したほうがいいかも。


今回は前日から時間が取れたので、橋を渡る前にも釣りすることにした。

先日入手したマスタリーの「ストリーマーエクスプレス」というライン、実は以前使っていた「ウェットティップクリア」とは微妙に重さやテーパーが違うので、手持ちのロッドとの馴染み具合を確かめておきたかった。

いや、一緒に買ったリールのほうも、タチウオや青物が回っている間に、とりあえず血を吸わせておきたいんだけども…。


そして、以前セイゴが立て続けに釣れた漁港に到着。

今日はウルメイワシの大群がそこらじゅうでキラキラしている状況で、捕食者といえば港の真ん中に浮かんでいる鵜と、たまにギャッと鳴くアオサギくらい。

アオサギが鳴くと天候が崩れると言うけど、ほんまに崩れるとはこの時思いもせず。


しかし、サビキやウキ釣りの人たちを見てみると、時合が過ぎたのか釣れている様子がない。

とりあえずラインの感触を確かめるべく、内向きに小さなクラウザーミノーを投げてみるも、一向に反応なし。

外向きはアオリ師やウキサビキ、走りのカレイ狙いの投げ竿に占拠されているので、内向きのスロープあたりを探っていると、なにやらフライの後ろを魚の一団がついてくる。

眼を凝らして見てみると、どうやらキビレかチヌの子らしいけど、追いきれないのか見切っているのか、一定距離を追尾しては深場へ戻ってしまう。

フライのサイズが大きいかも、と思ってサイズダウンすると、途端に反応しなくなる。

「またや…またやがな…」

そうこうしているうち、目の前にセイゴとおぼしき小さな魚影が…サイズは以前釣ったものよりかなり小さいけど、一応いることはいるのか。

何度か目の前にフライを通したものの、好奇心旺盛なはずのセイゴにしては反応がない、というか、動きが緩慢で様子がおかしい。

よく見ると、長い仕掛けが口元から伸びている。

所謂「ゴーストフィッシング」というやつで、捨てられた仕掛けに食いついてしまったらしい。

ロッドティップが届くところまで流れてきたので、仕掛けごと回収して外してやると、しばらくぼんやり水面を漂っていたものの、そのうち深場へ戻っていった。


再び港内をうろうろしていると、今度は30センチ近いキビレが、足元へふらふら泳いできた。

大抵は人影が見えると深場へすっ飛んでいくもんだけど、こいつもまた様子がおかしい。

さっきと同様に仕掛けがついているのかなと、魚の周りを見てみたけど、それらしきものはない。

目に見えるような傷はないけど、投げ師にとっては邪魔な外道だし、こいつは上手くリリースされなかったのかもしれない。

ティップで軽くつつくと、ふらふらと深場へ落ちていった。


釣り自体が傲慢な趣味だというのは百も承知二百も合点、挙句に自分の場合はバスやギルという外来種も対象魚だから、いまさら何を綺麗ごと抜かしてけつかる、てなもんだけど…。

日干しにされたフグや、こういう魚たちを見るにつけ、なんとかできないもんかなぁと考えてしまう。

「邪魔だから殺せ」で、かつてはうるさいほど釣れたテンコチやトラギス、ハオコゼ、スズメダイの類は、すっかり姿を見なくなったし、ぶっちゃけクサフグも昔に比べたら激減してる。

外来魚駆除活動と同じことをやって、魚が減らないほうがおかしい。

自分ら釣り人は地獄行きが確定しているけど、だからって悪鬼羅刹のごとき振る舞いを強いられているんだ!ってわけでもなし、外道をやさしくリリースするくらい構わんじゃないですか。

波止に叩きつける手間と、針外しやラインを切る手間なんて、大して違わんでしょうに。


日が傾くと風が強くなり、やがて雨がぱらついてきて、体感気温が一気に下がったので撤収。

家に着くころには日もとっぷり暮れ、上着が欲しくなるほどの気温になっていた。

すっかり体力落ちてるし、風邪ひかないようにしないとねぇ…。


なんだかんだで結局ボ〇ズ。

ぁぁぁ…