この土曜は午前中に雑用をこなした後にのんびり出発。
以前から目星をつけていた池をピンポイントで探釣することに。
最初に訪れたのは、棚田の最上段にある、直径いくらもない小さな池。
地元の人間でもなければ気にもしない場所ながら、以前からバスの情報はあった。
自宅近くにも昔はこういう場所はあったけど、軒並み宅地造成や圃場整備で消えちゃったり、周囲の耕作放棄や休耕で手入れがされなくなって枯れちゃったり。
水質はといえば、二日ほど放置した水出し麦茶みたいな色。
オーバーハングそばでギルポッパーをポップさせると、引き波を立ててバスがバイト。
小場所だけに型も小さいが、筋肉質の締まった奴。
そして携帯を車中に忘れたのを思い出す・・・(ノ∀`)アチャー
普段から虫くらいしか食い物がない上、小場所すぎて釣り人に狙われることもないせいか、フライへの反応は上々。
ここまで素直なバスも久々な気がする。
ただ、なまじ小場所だけに数匹釣れると、あっさり場荒れして沈黙したので、とっとと移動。
山間の細い道を登った先にある池をいくつか巡ったけれど、どこも高い柵が施してあったり、水利組合の「魚釣禁止。罰金三万円也」の看板があったりで釣りできず。
そして、はじめてフローターに乗った池にも、とうとう「魚つり禁止」のでかい看板。
落胆していると、これ見よがしに中央の岬まわりで派手なボイルが。
今に始まったことじゃないが、釣り場がどんどんなくなっていくのは辛い…。
日が暮れて、ゴルフ場のナイター照明が煌々と灯る頃まで釣ったけど、結局バスは最初の池で釣れただけで、あとはおタマ地獄や小ギルパラダイス、そして釣り禁ばかりだった。
翌日はいつもより早めに出ようと思ったものの、寝冷えしたのか体調がいまいち良くなくて、しばらく足止めを食らう。
気温が上がると多少マシになってきたので、今日も以前から目をつけていた池へ向かうことに。
ゴルフ場とゴルフ場の間に挟まれた、谷間の一番奥にある二段池。
規模としては比較的大きめな池で、岸から攻められる場所は限られている。
大半はオーバーハングで、ここはフローターだろ、と。
砂利道をそろそろ進んで池のオーバーフロー横に車を止めると、岸際を今年生まれと思しきバスの群れが通っていく。
そしてその後ろには、共食い目当てか軽く40はありそうな魚影が。
これは期待していいんじゃないか…?と思って準備していたら、目の前に軽トラが止まった。
「あんた、これからその浮き輪で浮くつもりか?」
「ここは○○水利組合が管理していてな…」
「わしゃ別に構わんけど、組合の連中が見回りに来たら…」
「釣りするなとは言わんけどな…」
「見たところ、あんたも安全には一応気配りしとるようだけど、それでも万が一な…」
口調こそやわらかいが…。
スピニングを持った別のグループが、こちらのやりとりを気にしながら釣りしている。
ここで抵抗したりすれば、恐らく次にここへ来たときには、「釣り禁止」の看板が立っているだろう。
言うまでもなくここは他人の土地、最初から選択肢は一つしかない。
「わかりました、浮かぶのはやめます。失礼しました」
軽トラを見送った後、しばらく池をぼんやり眺めていたが、とりあえずウェーダーを脱ぎ、膨らませたフローターから空気を抜いて、タバコを一本。
ひと山越えたあたりでは、バサー「だけ」釣り禁止の池があるそうだ。
釣るなと言われなかっただけマシなんだろう。
先ほどのスピニングの一団は、気付けばどこかへ消えていた。
ティペットの先にポッパーを結び、土手の上から沖目のヒシ藻周辺を狙う。
しばらくは小型がつつくだけだったが、やがて派手な飛沫とともにポッパーが消しこまれた。
跳ねないのでギルだとすぐに分かったが、結構よく引く。
釣り上げてみると、久々に見る良型ギル。
フローターからだったら、さぞ面白かっただろうなぁ…。
陸から釣りができる場所はひととおり攻めたので、転進することに。
次に目指したのは、同じように砂利道の先にある池だったが、途中の路盤が崩壊していて近付くこともできず、結局諦める。
利便性で勝るとはいえ、やはり普通車では限界があるなぁ。
仕方なく転進した先は、春先に来た際には、生命感がまるでなかった三段池。
下の二段は最近水抜きしたのか、おタマ地獄と化していた。
最上段は堰堤際にギルの姿が見えたので、藪をかき分けてオーバーハングを狙う。
沖目では産卵するトンボに派手にライズする様子が見えるが、とてもじゃないが届く距離じゃない。
山間部の谷池なので奥に向かって深いが、一番奥はゴルフ場の敷地にかかっているので、用心のために浮かぶのは止めた。
ひとしきりギルを釣りまくって、バスの姿が見たくなったのでまた転進。
今度の転進先もまたゴルフ場の脇にある池。
というか、このへんの山はほとんどゴルフ場の敷地と言っていいんじゃないかと。
ここは水彩画を描いた後の筆洗バケツの中身のような水の色の上、道際というのもあってか小バスやギルすら妙に警戒心が強い。
あんまり楽しくなかったので、数投してさらに奥の池へ。
こちらは湧き水でもあるのか、さきほどの池のように妙な濁りはない。
しばらく岸際やヒシ藻の隙間で小バスやギルと遊んだあと、水際のクヌギの木の下の一等地に、良型のバスがぼんやり浮かんでいるのを発見。
フライを結び替えるのももどかしく、ギルポッパーのままで狙うことに。
自分にしては本当に珍しく、丁寧に丁寧にメジャーリングしてキャスト・・・上手く目の前に落ちた。
波紋が消えるのを待って、チョコンと動かすと、ヒレをぱたつかせて興味津々の様子。
ポップさせずにスーッと水面を引くと、慌てて追いかけてきてドッパンと水柱を立てて食いついた。
「よーっしゃ!よーーっしゃ!!」
久々のまともなバスに思わず声が出る。
あちらさんも負けじとヒシ藻の間をぐんぐん泳ぎ回る。
何度もラインを引き出されながら、なんとか堪えてラインを巻き取るが、一向に浮かんでこないしジャンプもしない。
どう見ても40クラスは固い。
が、所詮ヘタクソのまぐれ当たり、やがてラインはテンションを失って水面にだらりと。
「あああああ。。。」
思わずへたり込む。
しばらく小物ばかり釣っていたのもあって、やり取りの感覚がすっかり鈍っていた。
この日はこれですっかり消耗してしまったので、ぱぱっと竿をたたんで帰ることにした。
以前から目星をつけていた池をピンポイントで探釣することに。
最初に訪れたのは、棚田の最上段にある、直径いくらもない小さな池。
地元の人間でもなければ気にもしない場所ながら、以前からバスの情報はあった。
自宅近くにも昔はこういう場所はあったけど、軒並み宅地造成や圃場整備で消えちゃったり、周囲の耕作放棄や休耕で手入れがされなくなって枯れちゃったり。
水質はといえば、二日ほど放置した水出し麦茶みたいな色。
オーバーハングそばでギルポッパーをポップさせると、引き波を立ててバスがバイト。
小場所だけに型も小さいが、筋肉質の締まった奴。
そして携帯を車中に忘れたのを思い出す・・・(ノ∀`)アチャー
普段から虫くらいしか食い物がない上、小場所すぎて釣り人に狙われることもないせいか、フライへの反応は上々。
ここまで素直なバスも久々な気がする。
ただ、なまじ小場所だけに数匹釣れると、あっさり場荒れして沈黙したので、とっとと移動。
山間の細い道を登った先にある池をいくつか巡ったけれど、どこも高い柵が施してあったり、水利組合の「魚釣禁止。罰金三万円也」の看板があったりで釣りできず。
そして、はじめてフローターに乗った池にも、とうとう「魚つり禁止」のでかい看板。
落胆していると、これ見よがしに中央の岬まわりで派手なボイルが。
今に始まったことじゃないが、釣り場がどんどんなくなっていくのは辛い…。
日が暮れて、ゴルフ場のナイター照明が煌々と灯る頃まで釣ったけど、結局バスは最初の池で釣れただけで、あとはおタマ地獄や小ギルパラダイス、そして釣り禁ばかりだった。
翌日はいつもより早めに出ようと思ったものの、寝冷えしたのか体調がいまいち良くなくて、しばらく足止めを食らう。
気温が上がると多少マシになってきたので、今日も以前から目をつけていた池へ向かうことに。
ゴルフ場とゴルフ場の間に挟まれた、谷間の一番奥にある二段池。
規模としては比較的大きめな池で、岸から攻められる場所は限られている。
大半はオーバーハングで、ここはフローターだろ、と。
砂利道をそろそろ進んで池のオーバーフロー横に車を止めると、岸際を今年生まれと思しきバスの群れが通っていく。
そしてその後ろには、共食い目当てか軽く40はありそうな魚影が。
これは期待していいんじゃないか…?と思って準備していたら、目の前に軽トラが止まった。
「あんた、これからその浮き輪で浮くつもりか?」
「ここは○○水利組合が管理していてな…」
「わしゃ別に構わんけど、組合の連中が見回りに来たら…」
「釣りするなとは言わんけどな…」
「見たところ、あんたも安全には一応気配りしとるようだけど、それでも万が一な…」
口調こそやわらかいが…。
スピニングを持った別のグループが、こちらのやりとりを気にしながら釣りしている。
ここで抵抗したりすれば、恐らく次にここへ来たときには、「釣り禁止」の看板が立っているだろう。
言うまでもなくここは他人の土地、最初から選択肢は一つしかない。
「わかりました、浮かぶのはやめます。失礼しました」
軽トラを見送った後、しばらく池をぼんやり眺めていたが、とりあえずウェーダーを脱ぎ、膨らませたフローターから空気を抜いて、タバコを一本。
ひと山越えたあたりでは、バサー「だけ」釣り禁止の池があるそうだ。
釣るなと言われなかっただけマシなんだろう。
先ほどのスピニングの一団は、気付けばどこかへ消えていた。
ティペットの先にポッパーを結び、土手の上から沖目のヒシ藻周辺を狙う。
しばらくは小型がつつくだけだったが、やがて派手な飛沫とともにポッパーが消しこまれた。
跳ねないのでギルだとすぐに分かったが、結構よく引く。
釣り上げてみると、久々に見る良型ギル。
| 小粒とはいえポッパー丸のみ |
フローターからだったら、さぞ面白かっただろうなぁ…。
陸から釣りができる場所はひととおり攻めたので、転進することに。
次に目指したのは、同じように砂利道の先にある池だったが、途中の路盤が崩壊していて近付くこともできず、結局諦める。
利便性で勝るとはいえ、やはり普通車では限界があるなぁ。
仕方なく転進した先は、春先に来た際には、生命感がまるでなかった三段池。
下の二段は最近水抜きしたのか、おタマ地獄と化していた。
最上段は堰堤際にギルの姿が見えたので、藪をかき分けてオーバーハングを狙う。
沖目では産卵するトンボに派手にライズする様子が見えるが、とてもじゃないが届く距離じゃない。
山間部の谷池なので奥に向かって深いが、一番奥はゴルフ場の敷地にかかっているので、用心のために浮かぶのは止めた。
ひとしきりギルを釣りまくって、バスの姿が見たくなったのでまた転進。
今度の転進先もまたゴルフ場の脇にある池。
というか、このへんの山はほとんどゴルフ場の敷地と言っていいんじゃないかと。
ここは水彩画を描いた後の筆洗バケツの中身のような水の色の上、道際というのもあってか小バスやギルすら妙に警戒心が強い。
あんまり楽しくなかったので、数投してさらに奥の池へ。
こちらは湧き水でもあるのか、さきほどの池のように妙な濁りはない。
しばらく岸際やヒシ藻の隙間で小バスやギルと遊んだあと、水際のクヌギの木の下の一等地に、良型のバスがぼんやり浮かんでいるのを発見。
フライを結び替えるのももどかしく、ギルポッパーのままで狙うことに。
自分にしては本当に珍しく、丁寧に丁寧にメジャーリングしてキャスト・・・上手く目の前に落ちた。
波紋が消えるのを待って、チョコンと動かすと、ヒレをぱたつかせて興味津々の様子。
ポップさせずにスーッと水面を引くと、慌てて追いかけてきてドッパンと水柱を立てて食いついた。
「よーっしゃ!よーーっしゃ!!」
久々のまともなバスに思わず声が出る。
あちらさんも負けじとヒシ藻の間をぐんぐん泳ぎ回る。
何度もラインを引き出されながら、なんとか堪えてラインを巻き取るが、一向に浮かんでこないしジャンプもしない。
どう見ても40クラスは固い。
が、所詮ヘタクソのまぐれ当たり、やがてラインはテンションを失って水面にだらりと。
「あああああ。。。」
思わずへたり込む。
しばらく小物ばかり釣っていたのもあって、やり取りの感覚がすっかり鈍っていた。
この日はこれですっかり消耗してしまったので、ぱぱっと竿をたたんで帰ることにした。