2013年5月6日月曜日

宮城~福島縦断旅行 前段

 あの大津波から3年目、そして終息の気配すら見えない原発事故。

 色々差し引いたとしても、テレビなんかでは津波や地震の被害なんて原発事故の影に隠れてしまって、まるでなかったような扱いになっている気がする。

 一昨年の青森釣行時に書いたように、良くも悪くも風化は確実に進んでいるんじゃなかろうか。

 ボランティアに行くほど殊勝な性格でもなし、尻Pみたいにカウンター片手に「ひとでなし」を貫けるほどの知識も根性もなし、自分みたいな凡人にすらなれないアホは、怪しげな連中が企画したデモに参加したり、出所不明な文章を盾にアジったり、庭に池掘ってうだうだ言うてるより、現地で散財したほうが多少なりとも貢献できるかなと。

 正直なところ、悪趣味だとは思いつつ、一度は現地を見ておきたい、という考えがあったのは否定しない。
 これには神戸の震災後、「被災地へ行くのは不謹慎」の声に、被災地見物を兼ねた観光客までぱったり途絶えて、三ノ宮の飲み屋街が軒並み怪しげな風俗店や、居ぬき系の店になっていく様を見てきたのもある。

 それに神戸の震災のときは、あらゆる意味で3年めが転機になったことがいくつもあったので、もう少し待ったほうがいいかも、とも思ったけど、そろそろいいかな、と。

 とはいえ、天候不順の予報も手伝って、本格的に予定を組みはじめたのは、またもやGWの数日前という体たらく。
 検索のたびに増えていくタブ、そして積み上がる費用、一昨年の教訓がまーったく身についてないわが身を前に若干の眩暈を感じながらも、行くと決めたんやから…と、宿代やレンタカー代以外は極力削らないように予定を組んだ。
 事故の影響で休業中の旅館に電話をかけてしまい、平謝りで電話を切ったりもしたけども…。

 予定はこんな感じ。

一日目:仙台空港から塩竈へ。昼から松島周辺でロックフィッシュ(チャーター)。
二日目:塩竈からフライショップを巡りつつ福島県の相馬へ。時間があれば周辺で何か狙う。
三日目:相馬から行けるところまで南下、阿武隈山地を大回りして、当日中にいわき入り。
四日目:いわき周辺の解禁済み河川で渓魚を狙う(ガイド付き)。
五日目:福島空港から帰着。移動途中にバスが釣れそうなら狙う。

 なんと「よくどしい」行程であろうか。

 先日買ったNexus7は、まさにこの旅行のための準備だったんだけど、先行投資のほうが現地で使う額より多くないか?という、セルフ突っ込みは華麗にスルー。

 今回もやはり飛行機は往復ともあっさり取れて、まだ影響あるのかな、と思ったりもしたけれど、関西における東北方面への航空需要、特に仙台はJALとANA(とIBEX)が就航していたりするので、そもそも便数自体が多めなのかもしれない。

 温泉場や娯楽施設近くの宿は軒並み埋まってたりしたので、近県や地元の人たち、団体客が活発に利用している感じ。
 まあ元々一人旅で温泉場へは泊まりにくいんだけど、そのへんは日帰り温泉とかでカバーするとして…とか、だいたいの予定が組めてから気がついた。

「フライの本数が足りない」

移動日の早朝にかけて、必死こいて毛鉤を巻きましたとも…。