2013年11月13日水曜日

四国プチ遠征(その1)

3年前のメッキ当たり年に乗れず、それ以来メッキに会いたくて淡路島の港に通っていたものの、結局いまだ出会うことさえ叶わず…。

で、今回思い切って四国へ足を伸ばすことに。


本当は月始めの連休を当てたかったんだけど、残念ながら仕事で潰れてしまったので…。


まずは過去の情報をネットで検索。

鳴門あたりから既に情報はあるものの、やっぱり本来南の魚だけに、黒潮の影響が強ければ強いだけエンカウント率も上がるみたいで、徳島南部~室戸周辺まで足を伸ばしたほうが良さそう。

とりあえずの目標を室戸岬の手前あたりに設定して、移動時間はどんなもんだろかとgoogle mapのルート検索で調べたら、全行程210km、4時間もあれば着くと表示された。

「ふーんそんなもんなんだー」と暢気に考えていたものの、いざ出発直前にカーナビで調べたら、5時間以上とか出て、運転席で思いっきり声出して驚くことになるのだが…。

PAで休憩しながら交代もせず東京まで日帰り往復とか、昔はかなり無茶なこともしたけど、さすがにもう体力的に厳しいし、無理して事故ったり体調崩すのもアレなので、無理せず一泊することに。

天気を調べたら、運悪く日曜は朝から雨の予報。

結局のところ金曜の夜中に出発、土曜のうちにみっちり釣りをして、日曜の早朝には本土へ帰るという強行軍は変わらず。


とにかく金曜は帰宅後に風呂とメシをさっさと済ませて仮眠…の予定が、毎度ながらのドタバタ泥縄状態で、ろくに仮眠も取れないまま、しかも日付がすっかり変わった後で出発するハメに。

気合一発レッドブルをキめて出発、途中のPAで寄って来た猫をもふり倒したり、いつの間にかANNのパーソナリティになっていた宇野常寛のまどマギ劇場版ネタばれを聞きながら、高速を降りるころには既に5時台。

日中は混雑するという徳島市街地も、さすがに早朝はさほど混んでないけど、どう考えても現地に着いたところで朝マズメは微妙な感じに。

ここで目的地を手前の日和佐あたりに変更する決断をしていれば、なんとか朝マズメは楽しめたかもしれないのに、変更できないあたりがダメだなぁと。

結局だらだらとR55を走り続け、浅川あたりで既に7時前。

まあ朝日なんて撮ってる暇に釣りしろよって話なんですが

1時間に一度、10分程度の休憩は欠かさず挟みながら、迫り来る眠気に負けそうになりつつ、なんとか室戸市へ突入、かなりギリギリの状態で佐喜浜漁港へ辿りついた。


余談ながら、佐喜浜は狼にまつわる怪異の伝説が残る土地でもある。

「佐喜浜の民話 1 鍛冶ヶ嬶(かじやかか)の話」
http://www.kochinet.ed.jp/muroto-l/2005/new/tiiki/minwa/sakihama/kaziya.htm


時間は既に8時前、もはやマズメもへったくれもないけれど、太平洋の潮風を浴びると眠気はあっさり吹っ飛んだ。

岸壁から海面を見てみると、時折何かに追われて小魚の群れが跳ねている。

すっかりテンションが持ち直したので、早速道具を用意してポッパーをキャストしてみると、高速で追跡する複数の菱形の魚影が。

数投すると追ってこなくなったので、クラウザーミノーに変えてみると、今度は足元まで追いかけてきた。


見えていた魚影は、全て縞模様も鮮やかなメッキだった。

淡路島だと群れで追いかけてきたのはクサフグくらいで、ここまでメッキをしっかり目視できたことは一度もない。


実を言えば、もうこの時点でかなり満足してしまっていたが、とりあえず釣り上げないことには話にならないので、なんとか食わせようと高速リトリーブやカウントダウンで試行錯誤。

が、例によって「追うけど食わない病」が再発。

リトリーブをやめて落とし込むと、フライの周りをまるで踊るように追いかけるが食わない。

メッキはかなり目がいいそうで、あれだけ高速追尾しながら観察されれば食わないのも納得。

夜釣りの外道だったんだろうか、岸壁に打ち捨てられて干からびたウチワザメやハリセンボンでテンションを維持しつつ、手を変え品を変え10時前まで粘ってみたけれど、結局一匹も釣ることはできなかった。

ただ、魚影の濃さは間違いないので、また日を改めて攻めさせてもらうことにして、とりあえずR55を北上しながら、途中の漁港や河口を釣っていくことにした。