台風21号に備え、会社は休み。
が、律儀なことに、いつもの起床時間に目覚める。
テレビもラジオもネットも、夜明け前から「今回のは通常の台風じゃない」と、厳重な警戒を呼びかけている。
XRAINや近隣のアメダスの様子を見ると、昨夜に引き続き微風、台風本体もまだ室戸岬のはるか向こう。
当座の食料は日曜に買い出しをしてあるし、昨日のうちに日除けを畳み、今回は念のため物干し竿も降ろしたので、改めて特にすることがない。
…よし、釣り行くか。(おい
海辺の河口に架かる橋から海を見ると、昨日よりうねりは落ち着いて見える。
そして、河口の小波止の先端近くに、ぽつんと人影が見えた。
釣りをするでも、海を眺めるでもなく、ただただ背中を丸めて段差に座り、視線をつま先に落としている。
ツッカケ履きにヨレヨレのTシャツ姿で、遠目にも生気がない。
「近づいたらあかん」と、内なる何かが強く語りかけてきたので、とりあえず見なかったことにして漁港に向かう。
大波止には常連の姿がなく、いるのは鉄板を投げる人がひとり。
まあこんな日に釣りに行こうと思う人は少ないわな。
一昨日より遅く出たので、最初からジグサビキでいく。
しばらくやっていると、ウルメイワシがポンポンと釣れた。
サイズは10cmそこそこだけど、とりあえず短時間で切り上げないと危ないので、釣れたそばからジップロックに投入。
やがてウルメイワシも去ったのか、アタリがなくなったので、さっきの小波止へ転進。
さっきの男は、まだ同じ体勢で座っている。
先端付近でないと浅くて釣りにならないので、男のそばを通るしかない。
やだなぁ…と思っていたら、警官のバイクが到着。
少し離れたところで、様子を伺いながらキャロをリグっている自分を追い抜き、すたすたと男のところへ向かっていく。
警官が何やら話しかけているのはわかるが、徐々にうねりが強くなり、風も出てきたせいで、話し声は全く聞こえない。
キャロを組み終わり、意を決して、男と警官の後ろを通るべく進む。
誰かが忘れたのか、それとも20号の高波が打ち上げたのか、二人から2~3歩のあたりに、片刃のハサミが落ちていた。
それを見た瞬間、とてつもなくイヤな予感がしたので、そっと海へ蹴落とした。
先端はテトラになっているが、風裏なのもあって、まだうねりは直接ぶち当たって来ていない。
できるだけ二人との距離を取るべく、最先端のテトラに乗る。
たまたまバッグに容器が放り込んだままになっていたので、キャロの先の軽量ジグヘッドにガルプを刺して、河口の砂地へ投入。
ちょっと早めにズル引きすると、すぐにココングーッと食い込むアタリ。
最近はチャリコが非常に増えているとか。
これがそのまま明石鯛に育つかというと、それほど海の中は甘くないあたりがなんとも。
どのみち雀寿司サイズなので、お帰り頂く。
いつの間にか、二人の姿は波止から消えていた。
しばらくすると、フグの活性が上がってきたのか、アタリもないのに空鈎で戻ってくるようになった。
少し投入の向きを変え、底を取って引いてくると、ガンと何かが食った。
砂地で浅いのもあるけど、明るい時間帯だからか、ちょっと白っぽい。
そちらの向きでもフグの猛攻が始まったのと、遠目にも雨雲が近づいてくるのが見えたので、いよいよ撤収。
帰宅するまで降りこめられなかったが、とりあえず持ち帰ったウルメイワシを手開きして、オリーブオイルで香草焼きにしているうちに、風が強くなってきた。
いよいよ本格的に、今年最強、いや平成最強クラスの台風がやってくる。
が、律儀なことに、いつもの起床時間に目覚める。
テレビもラジオもネットも、夜明け前から「今回のは通常の台風じゃない」と、厳重な警戒を呼びかけている。
XRAINや近隣のアメダスの様子を見ると、昨夜に引き続き微風、台風本体もまだ室戸岬のはるか向こう。
当座の食料は日曜に買い出しをしてあるし、昨日のうちに日除けを畳み、今回は念のため物干し竿も降ろしたので、改めて特にすることがない。
…よし、釣り行くか。(おい
海辺の河口に架かる橋から海を見ると、昨日よりうねりは落ち着いて見える。
そして、河口の小波止の先端近くに、ぽつんと人影が見えた。
釣りをするでも、海を眺めるでもなく、ただただ背中を丸めて段差に座り、視線をつま先に落としている。
ツッカケ履きにヨレヨレのTシャツ姿で、遠目にも生気がない。
「近づいたらあかん」と、内なる何かが強く語りかけてきたので、とりあえず見なかったことにして漁港に向かう。
大波止には常連の姿がなく、いるのは鉄板を投げる人がひとり。
まあこんな日に釣りに行こうと思う人は少ないわな。
一昨日より遅く出たので、最初からジグサビキでいく。
しばらくやっていると、ウルメイワシがポンポンと釣れた。
サイズは10cmそこそこだけど、とりあえず短時間で切り上げないと危ないので、釣れたそばからジップロックに投入。
やがてウルメイワシも去ったのか、アタリがなくなったので、さっきの小波止へ転進。
さっきの男は、まだ同じ体勢で座っている。
先端付近でないと浅くて釣りにならないので、男のそばを通るしかない。
やだなぁ…と思っていたら、警官のバイクが到着。
少し離れたところで、様子を伺いながらキャロをリグっている自分を追い抜き、すたすたと男のところへ向かっていく。
警官が何やら話しかけているのはわかるが、徐々にうねりが強くなり、風も出てきたせいで、話し声は全く聞こえない。
キャロを組み終わり、意を決して、男と警官の後ろを通るべく進む。
誰かが忘れたのか、それとも20号の高波が打ち上げたのか、二人から2~3歩のあたりに、片刃のハサミが落ちていた。
それを見た瞬間、とてつもなくイヤな予感がしたので、そっと海へ蹴落とした。
先端はテトラになっているが、風裏なのもあって、まだうねりは直接ぶち当たって来ていない。
できるだけ二人との距離を取るべく、最先端のテトラに乗る。
たまたまバッグに容器が放り込んだままになっていたので、キャロの先の軽量ジグヘッドにガルプを刺して、河口の砂地へ投入。
ちょっと早めにズル引きすると、すぐにココングーッと食い込むアタリ。
| 小さくてもきれいな魚ですな。 |
これがそのまま明石鯛に育つかというと、それほど海の中は甘くないあたりがなんとも。
どのみち雀寿司サイズなので、お帰り頂く。
いつの間にか、二人の姿は波止から消えていた。
しばらくすると、フグの活性が上がってきたのか、アタリもないのに空鈎で戻ってくるようになった。
少し投入の向きを変え、底を取って引いてくると、ガンと何かが食った。
砂地で浅いのもあるけど、明るい時間帯だからか、ちょっと白っぽい。
そちらの向きでもフグの猛攻が始まったのと、遠目にも雨雲が近づいてくるのが見えたので、いよいよ撤収。
帰宅するまで降りこめられなかったが、とりあえず持ち帰ったウルメイワシを手開きして、オリーブオイルで香草焼きにしているうちに、風が強くなってきた。
いよいよ本格的に、今年最強、いや平成最強クラスの台風がやってくる。