2018年8月13日月曜日

スズメバチ。

立秋を過ぎて、なんとなく朝晩が過ごしやすくなったような。

気付けば、田んぼの稲に花が咲いてる。



夜になると、そのへんをコオロギが歩いていたり。

最初はGかと思ってぎょっとしたけども。


そして相変わらず、海に向かって報われないキャストを続けている。

引き揚げたアオサの塊は、たぶん合計10kg以上あるんじゃないかと思う。

この海域でのアオサの繁茂については諸説あるみたいだけど、こと釣りに関していえば、申し訳ないけど邪魔な存在でしかない。

青のりみたいに、お好み焼きにかけて食うのは好きだけど。

それでも底さえ取らなければ、さほど引っかかっては来ないから、まだある程度は回避可能ではあるんだけど。

一方で、海の豊かさの指標なんて言われるアマモ。

こっちは、底を取らなくても勝手に潮に流されてくる。

引っ掛かってくるのは、青々とした生きた株じゃなくて、枯れて付着生物まみれのやつ。

そして、引っ掛けたアオサやアマモは、そのままテトラ上に放置すると、フナムシやカニの格好のエサになる。

スイーパー生物としては有難い存在だけど、マヅメの薄明かりに蠢く「奴ら」を見ると、なかなかにホラーでグロテスク。


先日も、そんな海藻の干からびる匂いに包まれ、足元をうろつくフナムシが這い上がってこないように、時折足踏みをしながら、やはり報われないキャストを続けていた。

すると、耳元でカナブンの羽音。

ん、また淡路に渡る奴かな?と思って、音のした方を向くと、でかいスズメバチ。

…え?

空中でホバリングしながら、明らかにこっちをロックオンしている。

一匹だけだから、広範囲を哨戒中のやつか。

まてまてまて落ち着け。

こっちは何もしてへんがな。

磯で撒き餌に集ってくる、という話は聞くけれど、こっちはそんなもん持ってないし、周囲にサビキの残りエサなんかもない。


理不尽を感じつつ、最初はセオリーどおり、テトラの上にしゃがんでみた。

…立ち去らんな。


てか、間合い詰めてきてないかこいつ。

帽子で払いのけようかと思ったけど、足場の悪いテトラ上で、空振りしてバランス崩したりしたら…。


どうしたもんか、と困っていたら、たまたま風が強く吹いて、スズメバチとの距離が開いた。

ここだと思ってテトラを飛び移り、ロッドを持ったまま風上方向に猛ダッシュ。

本当は走ったら逆に追いかけられるので、やってはいけないとされていることだけど…。

30mほど走って振り返ると、もうスズメバチの姿はなかった。

助かった…。

横で釣りしていた人が、怪訝そうな顔でこちらを見ている。

そりゃ横で釣りしてた奴が、いきなり血相変えて走り出したらねぇ…。

冷静になって考えてみると、常に東南東方向から風が吹いていて、スズメバチがいたのは風下側。

海藻の匂いに誘われた奴が、風で身動き取れなくなっていたところに、たまたまいた自分の体を風よけにしただけかもしれない。

で、目が合って焦った向こうも臨戦態勢と。

いずれにせよ、勘弁してほしいことには違いないんだけど。


結局空振りに終わった帰り際、港内に目をやると、夥しい数のメバル。

こっちは来期も期待できそうですな。