春の長雨と低温に祟られて、しばらくは「釣りに行こうか」という気も起きなかったけど、このところの温かい雨や、晴れた日の気温を見れば、ぼつぼつ重い腰も浮つきだすというもの。
時期としてはスポーン絡みで難しいけれど、山間部や標高の高いところなら、まだプリがほとんどだろうという浅はかな読み。
さすがにトップは厳しいでしょ、ということで、スピナベやクランク、ワームなんかも用意。
てか、ルアー自体もう何年投げてないのかわからない。
今回は、しばらく前から気にはなっていたものの、普段通うルートから大きく外れていることもあって、調査がまだ済んでいなかった池に向かうことに。
…まあ未調査の池なら、もし釣れなくても自分への言い訳も立つし。
集落から外れた細い道のそばながら、釣り禁止の看板も柵もない。
深い谷筋の先にあって、昔ながらの土の堰堤で、完全水抜きは不可能そうな構造。
そこらの枝には釣り糸もからんでいるし、エントリー場所にはしっかり踏みしめられた跡が。
水中を覗くと、キンギョモの芽と、魚種はわからないながら、小さな魚影がちらほら。
まあかつての有名ポイント(現在は釣り禁止)の近くだし、バスが入っていないのは不自然だ。
今日はともかく、盛期は期待していいかも。
板チョコ護岸からではなく、浅場からのエントリーになるので、足もとを気にしつつ今年の初浮き。
手をつけると水は冷たいが、凍えるほどではない。
気温はもう汗ばむくらいになっていた。
小場所なので最初はルアーで様子見、水温と活性が上がればフライ、反応なければ転進。
エントリーポイントそばのゴミ溜まりからは、時々プチュプチュと何かが蠢く気配が伺えたのだが、手繰るスピナベへの反応はなし。
どうせなら、とベビートーピードに付け替え、キャスト練習よろしく岸際やストラクチャーに投げていく。
…が、距離が足りなかったり、精度が悪かったり。
まあベビトーは元々ルアー自体が軽いので、手加減が難しいのはあるにせよ、本格的にリハビリ、もとい特訓が必要かもしれない。
やがて間もなく池の最奥部のインレットに来たので、冠水植物周りを狙ってキャスト。
…当然の如く、ギリギリどころか冠水植物そのものへ全力で引っ掛ける。
「ポイントが潰れました…。」(Dr.カシ○ギ風)
おとなしくセンコーのノーシンカーでも投げればよかった。
何年前から巻きっぱなしかわからない10lbラインで、強引に引き抜けるわけもなく。
足の着きそうなシャローにフローターを寄せて、えいやっと冠水植物ごと回収。
まだ寒そうな日陰をスルーして、対岸の小さなワンドを目指しつつ、土手方向に戻る。
スピナベで通すか、クランクを投げてみるか、それとも…と、次のルアーを考えていると、どうもウェーダー越しの背中が妙に冷たく感じる。
手を突っ込んでも、漏れたり濡れたりはしていないようだ。
んー?と首を捻りながら手元を見ると、いつの間にやらヘソのあたりまで水に浸かっていた。
…おかしい。
自作ハイポジシートのおかげで、いつもなら太腿の下半分までしか水には浸からないはず。
フローター本体を見ると、シート位置の真横あたりに、深いシワが。
「あかんやばい、空気抜けてる…」
少しでも速度を上げるため、体を後ろに倒そうにも、今日みたいな時に限ってサブチューブをつけていない。
フローターはどんどん張りを失い、両脇に刻まれたシワは、見る見るうちに深くなる。
フロントバーは本体にめり込み、今にもマジックテープがはがれそうだ。
土手まではせいぜい30mくらいだったが、向かい風だったこともあり、随分遠く感じた。
やがてなんとかエントリーポイントに帰着、えいやっと土手の上にフローターを投げ上げる。
まずは気を落ち着かせるために一服。
毎年初浮きの前には、必ず空気を目一杯入れて一昼夜放置することで、空気漏れがないか確認している。
今年はさらにインナーチューブの継ぎ目、バルブの根元まで念入りに確認もした。
なので、目の前で起きたことなのに納得がいかない。
が、土手にしばらく放置したフローターは、こっちの感情なんてお構いナシに、目視ではわからないくらいのゆるやかな速さで、次第にやわらかくなっていった。
「水上で全体重を預ける状況にならないと、破損がわからない場合もある」と、以前どこかのサイトで見たのを思い出した。
購入から6年目だし、そもそも廃盤直前の安売りで手に入れたものなので、普通に耐用年数を迎えたのだろう。
池の真ん中で沈することを思えば、幸運だったと諦めるしかない。
去年の初釣行ではロッドを破損、今年はフローターがご臨終…毎年何らかの犠牲を差し出さんと、わしゃ釣りしたらあかんのか?
時期としてはスポーン絡みで難しいけれど、山間部や標高の高いところなら、まだプリがほとんどだろうという浅はかな読み。
さすがにトップは厳しいでしょ、ということで、スピナベやクランク、ワームなんかも用意。
てか、ルアー自体もう何年投げてないのかわからない。
今回は、しばらく前から気にはなっていたものの、普段通うルートから大きく外れていることもあって、調査がまだ済んでいなかった池に向かうことに。
…まあ未調査の池なら、もし釣れなくても自分への言い訳も立つし。
集落から外れた細い道のそばながら、釣り禁止の看板も柵もない。
深い谷筋の先にあって、昔ながらの土の堰堤で、完全水抜きは不可能そうな構造。
そこらの枝には釣り糸もからんでいるし、エントリー場所にはしっかり踏みしめられた跡が。
水中を覗くと、キンギョモの芽と、魚種はわからないながら、小さな魚影がちらほら。
まあかつての有名ポイント(現在は釣り禁止)の近くだし、バスが入っていないのは不自然だ。
今日はともかく、盛期は期待していいかも。
板チョコ護岸からではなく、浅場からのエントリーになるので、足もとを気にしつつ今年の初浮き。
手をつけると水は冷たいが、凍えるほどではない。
気温はもう汗ばむくらいになっていた。
小場所なので最初はルアーで様子見、水温と活性が上がればフライ、反応なければ転進。
エントリーポイントそばのゴミ溜まりからは、時々プチュプチュと何かが蠢く気配が伺えたのだが、手繰るスピナベへの反応はなし。
どうせなら、とベビートーピードに付け替え、キャスト練習よろしく岸際やストラクチャーに投げていく。
…が、距離が足りなかったり、精度が悪かったり。
まあベビトーは元々ルアー自体が軽いので、手加減が難しいのはあるにせよ、本格的にリハビリ、もとい特訓が必要かもしれない。
やがて間もなく池の最奥部のインレットに来たので、冠水植物周りを狙ってキャスト。
…当然の如く、ギリギリどころか冠水植物そのものへ全力で引っ掛ける。
「ポイントが潰れました…。」(Dr.カシ○ギ風)
おとなしくセンコーのノーシンカーでも投げればよかった。
何年前から巻きっぱなしかわからない10lbラインで、強引に引き抜けるわけもなく。
足の着きそうなシャローにフローターを寄せて、えいやっと冠水植物ごと回収。
まだ寒そうな日陰をスルーして、対岸の小さなワンドを目指しつつ、土手方向に戻る。
スピナベで通すか、クランクを投げてみるか、それとも…と、次のルアーを考えていると、どうもウェーダー越しの背中が妙に冷たく感じる。
手を突っ込んでも、漏れたり濡れたりはしていないようだ。
んー?と首を捻りながら手元を見ると、いつの間にやらヘソのあたりまで水に浸かっていた。
…おかしい。
自作ハイポジシートのおかげで、いつもなら太腿の下半分までしか水には浸からないはず。
フローター本体を見ると、シート位置の真横あたりに、深いシワが。
「あかんやばい、空気抜けてる…」
少しでも速度を上げるため、体を後ろに倒そうにも、今日みたいな時に限ってサブチューブをつけていない。
フローターはどんどん張りを失い、両脇に刻まれたシワは、見る見るうちに深くなる。
フロントバーは本体にめり込み、今にもマジックテープがはがれそうだ。
土手まではせいぜい30mくらいだったが、向かい風だったこともあり、随分遠く感じた。
やがてなんとかエントリーポイントに帰着、えいやっと土手の上にフローターを投げ上げる。
まずは気を落ち着かせるために一服。
毎年初浮きの前には、必ず空気を目一杯入れて一昼夜放置することで、空気漏れがないか確認している。
今年はさらにインナーチューブの継ぎ目、バルブの根元まで念入りに確認もした。
なので、目の前で起きたことなのに納得がいかない。
が、土手にしばらく放置したフローターは、こっちの感情なんてお構いナシに、目視ではわからないくらいのゆるやかな速さで、次第にやわらかくなっていった。
「水上で全体重を預ける状況にならないと、破損がわからない場合もある」と、以前どこかのサイトで見たのを思い出した。
購入から6年目だし、そもそも廃盤直前の安売りで手に入れたものなので、普通に耐用年数を迎えたのだろう。
池の真ん中で沈することを思えば、幸運だったと諦めるしかない。
去年の初釣行ではロッドを破損、今年はフローターがご臨終…毎年何らかの犠牲を差し出さんと、わしゃ釣りしたらあかんのか?