5月2日(木) 前半
モーニングを早めに食べるため、6:30ごろ起きた。
窓の外には朝日に照らされた阿武隈の山並が見える。
事前の調べで、南相馬にもバス関係の店があるとわかったので、ちょっと覗いてみることに。
ホテルを出て、しばらく国道6号線を南下すると、間もなくかつての30km圏内、南相馬市に入る。
手入れされていない田んぼを除けば、窓の外にはのどかな田舎町の風景。
鹿島区にある件の店に入ると、既に何人かの客がいた。
ズイールのゲイリーウィッチ、テラー、アンカニーチャップなどを買い、少し話を聞く。
相馬周辺は東播や淡路島ほどではないにせよ、野池地帯で有名だったそうだが、海に近いところは津波でやられ、残りも地震で軒並み土手が崩れて水抜きされたとか。
今は真野ダムのスモールがアツいんだそうだ。
ただ、真野ダムは線量の高めな地帯にあるので、皆あまり長時間の釣りはしないらしい。
どのみち高線量地帯を通らないと中通りには抜けられないので、ちょっとだけ寄ることにした。
ポイントまでぬかるむと聞いて、少し先のホームセンターで長靴を調達する。
ホームセンターには意外に客がたくさんいて、大抵の日用品は売っており、作業員用だろうか、使い捨ての全身化学防護服やタイラップも売っていた。
やがて、ここまで来たんだから、という思いが頭をもたげる。
すぐに真野ダムへ向かうつもりだったが、時間の許す限り、6号線をさらに南下してみることにした。
南相馬の中心部である原ノ町を過ぎて、つい最近まで立ち入り禁止だった小高区へ入ると、国道にも地震の影響らしき段差が至るところに現れ、周囲の景色も変わった。
国道の左右には、津波にやられて崩壊した家屋や店舗、ゴミをぶら下げて折れたままの電柱、田んぼの真ん中に放置された車両がそこらじゅうにあった。
国道の脇でこの状態なのだから、浜のほうなんて今でもほとんど手付かずのままだろう。
「どうせなら当時のままのところを見ておくのもいいかもね」
松川浦の釣具屋の店長の言葉が頭をよぎる。
写真は撮れなかった。
事前の情報では浪江町との境界まで行くと検問がある、という話だったので、そこで折り返すつもりだった。
しかし、南相馬市との境界線が通る峠まで来ても、警官の姿やバリケードらしきものが見当たらないので、しばらくそのまま走っていたが、一旦止まって現在地を確認すると、浪江町幾世橋付近と出た。
かつてサケ釣りで有名だった請戸川を、知らない間に越えてしまっていた。
誘導員と思しき交差点脇にいた人に聞くと、住民に限り昼間の立入りが許可されており、防犯のために一般車両は市街地へ逸れることは許されないが、国道6号を通行するだけならば、双葉町との境あたりまで行けるようになったのだそうだ。
とはいえ、そろそろタイムアップなので、今来た方向へ戻ることにした。
モーニングを早めに食べるため、6:30ごろ起きた。
窓の外には朝日に照らされた阿武隈の山並が見える。
事前の調べで、南相馬にもバス関係の店があるとわかったので、ちょっと覗いてみることに。
ホテルを出て、しばらく国道6号線を南下すると、間もなくかつての30km圏内、南相馬市に入る。
手入れされていない田んぼを除けば、窓の外にはのどかな田舎町の風景。
鹿島区にある件の店に入ると、既に何人かの客がいた。
ズイールのゲイリーウィッチ、テラー、アンカニーチャップなどを買い、少し話を聞く。
相馬周辺は東播や淡路島ほどではないにせよ、野池地帯で有名だったそうだが、海に近いところは津波でやられ、残りも地震で軒並み土手が崩れて水抜きされたとか。
今は真野ダムのスモールがアツいんだそうだ。
ただ、真野ダムは線量の高めな地帯にあるので、皆あまり長時間の釣りはしないらしい。
どのみち高線量地帯を通らないと中通りには抜けられないので、ちょっとだけ寄ることにした。
ポイントまでぬかるむと聞いて、少し先のホームセンターで長靴を調達する。
| 「除染」という言葉が日常に溶け込んでいた |
やがて、ここまで来たんだから、という思いが頭をもたげる。
すぐに真野ダムへ向かうつもりだったが、時間の許す限り、6号線をさらに南下してみることにした。
南相馬の中心部である原ノ町を過ぎて、つい最近まで立ち入り禁止だった小高区へ入ると、国道にも地震の影響らしき段差が至るところに現れ、周囲の景色も変わった。
国道の左右には、津波にやられて崩壊した家屋や店舗、ゴミをぶら下げて折れたままの電柱、田んぼの真ん中に放置された車両がそこらじゅうにあった。
国道の脇でこの状態なのだから、浜のほうなんて今でもほとんど手付かずのままだろう。
「どうせなら当時のままのところを見ておくのもいいかもね」
松川浦の釣具屋の店長の言葉が頭をよぎる。
写真は撮れなかった。
事前の情報では浪江町との境界まで行くと検問がある、という話だったので、そこで折り返すつもりだった。
しかし、南相馬市との境界線が通る峠まで来ても、警官の姿やバリケードらしきものが見当たらないので、しばらくそのまま走っていたが、一旦止まって現在地を確認すると、浪江町幾世橋付近と出た。
かつてサケ釣りで有名だった請戸川を、知らない間に越えてしまっていた。
誘導員と思しき交差点脇にいた人に聞くと、住民に限り昼間の立入りが許可されており、防犯のために一般車両は市街地へ逸れることは許されないが、国道6号を通行するだけならば、双葉町との境あたりまで行けるようになったのだそうだ。
| 国道の脇道はこんな感じで塞いである |