十数年来のつきあいになる、同じくヘビースモーカーで最近はパイプ派の知人も、ちょうどこの生配信を見ていて、互いに「ええのぅ」「わしらも今度会うときはタバコ充するかのぅ」などと話してたところ、折りよく訪問するチャンスができたので、葉巻やパイプ用煙草、「世界一高価」と言われる紙巻煙草などを持参し、積もる話をしながら、たっぷり煙草充してきた。
そういう流れもあり、また別のフォロワーさんも使っているということで、とうとう煙管を買ってきてしまった。
長さはだいたい20センチくらいで、吸い口と火皿は真鍮、真ん中のラオは竹製というごくごく一般的な煙管。
一緒に「小粋」という煙管専用の刻み煙草も買ってきた。

わざわざネットで吸い方を調べ、「小粋」を指先で丸めて火皿に押し込める。
ところが、いざやってみると、これがなかなか難しい。
紙巻と違ってパイプ用などの刻み煙草は、一定の湿度がないとだめらしく、煙管用なんてそうそう数が出るわけもなく、たいていの場合は乾燥した倉庫の奥に放置プレイされており、からっからの状態にある。
うちも当然そういう状況にあるものを買ってきており、丸めようと摘んだそばから粉々になってしまう。
ニンフを巻くときのダビング材のほうが、まだまとまるんじゃないかという状態。
さすがにタイイングワックスをつけるわけにもいかず、どうしたもんかなぁと思っていたら、「小粋」の箱書きに
「刻は乾きすぎると、丸めるときに粉になり易くなります。万一、乾きすぎた場合は、『刻』と『水を入れたコップ』を一緒に置ける適当な容器に入れ、一日程度密封保管してからお吸いください」てなことが書いてある。
なるほど、と、一昼夜コップの水と添い寝させてみたところ、買った直後より幾分丸めやすくなり、さらに翌日の雨降りともなると、すっかり良い加減になり、ガツンとくる辛味もいくらかマイルドになっていた。
吸いやすくなって勝手がわかったのをいいことに、調子に乗ってスパスパ、灰皿にコロンと延々やっていたら、灰皿の中が奈良公園の芝生のような状態になるころには、舌やら喉やらがえらいことに。
フィルターなしでダイレクトに煙がくるんだから当たり前。
そしてこの煙管という道具、掃除がなかなか大変。
パイプ掃除用のモールも売っていたが、そんなもんいちいち買わんでもええやろと舐めてたのが運のつき。
ティッシュを裂いて細くよじり、中に突っ込んでは引き出しを繰り返しても、こびりついたヤニはそう簡単に取れない。
加熱するとよい、中にアルコールを流すとよい云々、同様にお手入れに四苦八苦する人たちの知恵を借り、なんとかきれいにすると、また一服つけたくなって元の木阿弥。
なぁに、これが良いのだ、と、自分なりに納得しつつ今日もスパスパと。