2018年9月30日日曜日

桃色の誘惑。

土曜出勤を乗り越え、日曜の朝マズメ。

だがしかし、台風24号が四国沖に接近中。

例によってお空のご機嫌を見ると、風も思うほど強くはないし、しばらくは降りこめられることもなさそう。

念のためゴアのブルゾンを来て出発。

前回の反省から、ラインを0.8号に巻き替えて、ロッドはLSJ用、タモも長くて大きい方を用意。

ここまでやったらボ○ズのフラグかなぁと思いつつも、下処理用の水くみバケツとクーラーも持っていく。

釣り場に着くと、前回のベストポジションは既に先客が。

少し離れたところにタモをセットして、釣り開始。

既に空は明るくなりつつあったので、最初は鉄板を投げる。

けど、特に何も起こらないので、次にヘビーミノー。

前回最初にぶち切られたのがピンクイワシのミノーで、さらに釣れたのがピンクのジグだったので、ピンク系統に絶大な信頼を寄せつつある。

そんな中、やはりブルピンのミノーにアタリ。

しばらくやりとりしたけど、残念ながらフックアウト。

このミノー、前もフックアウトがあったし、やはりフック交換必須だなぁ。

そのうち海がベタッとなったので、一旦タバコ休憩。

クーラーがあると汚れやフナムシを気にせず座れるので楽だわ。

やがて沖に潮目が現れたので、ピンクゼブラのジグに替えてキャスト。

そのうち、手前のテトラ際から沖の潮目にかけて反転流が発生。

その合流するあたりにジグをキャストして、水面直下を引くが反応なし。

んーこれは、と思って、中層まで沈めてシャクってはカーブフォール。

ふと、以前動画で見たヒロセマンのシャクるテンポでやってみると、あっさりヒット。

例によって走り回られたけど、とりあえず手前まで寄せてこられた。

抜き上げようかとも思ったが、ポロリがイヤなのでタモを使う。

タモが大きくなったぶん、余計に小さく見える…

手尺で30あるかないか、先週のよりさらに小さい感じ。

んー…持ち帰ったところで、先週のやつよりさらに身は少ないか…塩焼き…んー。

とりあえずフックを外そうとすると、トレブルフックの一本だけで掛かっていた。

口も壊さずに外せたし、特に流血も見られないから、ダメージ少ないなこれ。

…よし、こいつはリリースしてみよう。

バス持ちはさすがにできないので、口に余計な穴をあけないよう、そっとグリップで挟んでテトラ際に。

水中に突っ込んでおくと、やがて身をよじり始めたので、そのまま外してリリース。

一度釣られた青物の生存率なんて、正直それほど高いものではないだろうけど、とりあえず元気に泳いでいった。

それにしても、またピンクか…。

条件として共通してるのは、前回も雨上がりの曇天だったことか。

快晴だったりすれば、また違う色が強いのかもしれない。

一方、そこから何投げようが一時間以上アタリなし。


やがて何人か帰り始めたので、空いたところへ移動。

下処理をした跡があったので、こちら側はそこそこ釣れたのかな。

テトラの先に立つと、潮は手前が左向き、沖側が右向きに流れる状況。

そのうち手前側の潮が緩み始め、複雑な潮目や渦が目の前に。

ここはやっぱりピンクやろということで、先ほど釣れたピンクゼブラをキャスト。
中層で数回ゆったりしゃくってはフォールを繰り返す。

手前まで探ってきたジグを回収しようと、一旦竿先を下げた瞬間にヒット。

手前まで追ってきてたか。

さきほどよりよく走るので、ちょっといいサイズかもしれない。

掛かった何かは手前側の潮に乗り、どんどん左側へ。

偏光グラスを通して魚体が見えた。

たしかに今までのよりちょっといいサイズかも…って、おいそっちいくな沈みテトラに擦れる。

手元にリーダーが擦れる感覚がして、やがてフッと軽くなった。

あー……。

回収すると、スナップのところで切れていた。

もうちょっと強引にやり取りした方がよかったかな。

とりあえず、アタリ針もなくなったので納竿。

持ち帰りはないけど、坊主ではなかったからよしとするか。

気付くと風が徐々に強くなり、四国方面には真っ黒な雲がかかり始めていた。

それにしても、ほんとに今年は台風に祟られる。

まあ、そのおかげもあって、青物好調と言う面は少なからずあるとは思うけども。

今回も高潮確定みたいだし、これ以上釣り場が壊れないといいんだが。

2018年9月22日土曜日

ようやくの青物。

秋の三連休その2。

先週は結局ジグサビキに終始したので、いいかげん魚っ気もついた…だろう。

ということで、今回は潔く青物狙いに絞ることに。

近隣ではそこそこ好調な話を聞くし、さすがにぼつぼつ釣れるやろ。

ヘビーミノーに重めのシンペン、鉄板バイブと30gのメタルジグをいくつか準備。

あんまり色々持って行っても、結局投げずにしんどいだけだったりするので、もう数を絞り込むことにした。

なんとなく、最初に買った中古のシーバスロッドを用意。

以前バイオマスターでヘビーミノーを使ってみたら、さすがに巻き上げが強すぎたので、改めて買ったフリームスの3012Hをセット。

巻いてあるラインは…たしかPEの0.8号だったはず…。

このふんわりした記憶が、後に祟ってしまうことに。


夜中じゅう降っていた雨が止んだのを確認して出発。

釣り場に着くと、直前まで降ってた雨のおかげか、連休初日のわりに人は少なめで、すんなりテトラの角に入れた。

まだタチウオが釣れそうな時間帯だけど、とりあえずヘビーミノーからキャスト開始。

早めのリーリングで水面直下を引いてくる。

あ、そういえばドラグ調整してないかも…と思った矢先、いきなり「ガン!」。

え、何!?

ロッドがえらい勢いで絞り込まれた次の瞬間、掛かっていたテンションがすべて抜けた。

うそやん…。

うなだれながらラインを回収すると、スナップの結び目のところできれいに切れている。

ドラグ調整してれば切れてないかもなぁ…。

いや、ちょっと待て。

この緑色のライン、0.8号と思ってたけど…15gのジグ用に巻いた0.6号か…?

そしたらリーダーは…3号のはず。

ロッドの適性ラインを確認してみると、PE1号以上から。

うーん、タックルバランス…。


これでも青物は釣れんわけではないけど、慎重にやらんときついかな。

ドラグをできるだけ緩めて、今度はメタルジグを結んでキャスト。

…この細糸で30g投げれば、そらいつも以上に飛ぶわなぁ…。

着水と同時に水面直下をただ引き。

数投後、またもや「ガン!」

…今度はアタリのみでフックアップせず。

まず、これだけアタリがあること自体が珍しいだけに、釣れないのが余計に頭にくる。

思わず口を突く「だっぼぉ…」。

タバコ休憩を挟んで、今度はジグのカラーを変えてキャスト。

暫くして三度目の「ガン!」

今度は向こう合わせ。


何度かの突進をこらえて、ようやくテトラ際。

紡錘形に黄色のラインの入った魚体が見えた。

去年の暮れのやつより二回りほど小さく見えるけど、青物には違いない。

よっしゃ念のためタモを…と思ったら、前触れもなくいきなりポロッと外れた。

えええええ…。

きっちりフッキングできてなかったか。

ちょいちょい休憩を挟みながら、ひたすらジグのただ巻きを繰り返していると、またもや「ガン!」。

今度こそ、と、追い合わせをしようとしたら、魚が反転してフックアウト。

やってもたぁぁぁぁぁぁ…。

ひとりで悶絶していると、横のサビキのおっちゃんが苦笑い。

再びタバコ休憩をしていると、散歩の人が「向こうの人は3回当たって1本らしい」と教えてくれた。

こっちは4回当たってゼロですがな…。

少し先のテトラ帯では、さらにアタリが多いようで、もはやお祭り状態とか。

たしかにサビキでもイワシが釣れ盛っているし、青物が寄ってきてるんだろうなぁ。

もう一度念入りにドラグを調整して、ピンクのジグを結びなおしてキャスト。

例によってただ引きしてくると、またもや「ガン!」

最初のひとのしを堪えて、ドラグを少し締めなおしてファイト開始。

寄せては出されを何度か繰り返し、ようやく寄ってきた。

横にいたサビキのおっちゃんがタモ入れを進言してくれたが、ここは自力でやります、と丁重に断る。

まあ、どう考えてもさっき寄せてバレたやつより、さらに小さそうだし。

とはいえ抜き上げるにはラインが不安。

そして、メバルの時の対シーバス用なので、微妙に柄の長さが足りない…。

一段下のテトラに飛び降りて、ようやくネットイン。
 

大したサイズじゃないけど、ようやく釣れました…。

とりあえず、でっかい溜息を一発。

去年の暮れから長かった…いや、今日だけでも十分長かった…。

写メを取って、リリースするか考えたが、念のためサビキのおっちゃんに要るか聞いたら、ビニールやるから持って帰りと言われた。

有難くビニールを貰い、ナイフなんて持ってきてないから、エラの中にニッパーを突っ込んで脊髄を砕いて〆た。

本来であればエラとワタを取り、水くみバケツに突っ込んで血抜きするところだろうけど、そのへんの用意は一切持ってきていない。

仕方ないので、血の滴るやつをそのままビニールに放り込み、大急ぎで道具を畳んで、サビキのおっちゃんへのお礼もそこそこに帰路についた。

帰宅後、すぐに血糊を洗ってまな板に置いてみる。

小さいけど、やはり青物はかっこいいと思うのですよ。
 
そういえば長さを測っていなかった。

…34.5cm、いくら頑張ってもツバス止まりか。

ツバスもハマチもサイズに諸説あって、どの基準が正しいのかよくわからない。


たぶん今日アタった奴の中でも、小さいほうなんだろうなぁ。

エラとワタを抜いて、冷蔵庫で寝かせることも考えたが、とりあえずイカっているうちにと、三枚におろす。

腹からは、ジグサビキで釣ったサイズのイワシがごろごろ出てきた。

途中、苦玉を潰してしまったらしく、身に黄色い汁がついたので、腹骨と一緒にこそげ取る。

最終的に皮を引き、中骨を取ると、可食部分は1/3にも満たなくなった。

…まあ素人包丁だしなぁ。

本来ならアラも湯通しして炊くところだが、今回はなんとなくやめておいた。

少し早めの昼飯として、ワサビが切れてたので生姜醤油で頂く。

今度釣れたときは、もうちょっときれいに捌けるようにしよう。

もちろん次があれば、だけれど。


2018年9月17日月曜日

ふたたびみたびの「一匹だけ。」

三連休の中日の夕マズメ、イカと鯖を求めて出発。

このパターン、去年は空振り続きだったから、最初から期待はしない。

実際やってみても、エギを見に新子がついてくることすらなかった。

エギングを諦めて、15gのスロージグをキャスト、シャクらず巻き上げのみで探っていると、プルルッと。

直前でバレたものの、何かの生命反応。

正体を見極めるべくその後もキャストすると、同様のプルルッがまた。

またセイゴじゃあるまいな…とは思いつつも、ばらさないようにそっと抜き上げたら、アシストフックに小アジが。

ほんとに食ってくるんだなぁ、と、写真を取ろうとしたら、掛かりが浅かったのかポロリとご帰還。

その後は何を投げてもダメで、諦めて納竿。


翌日の朝マズメ、アジの比率が上がっていることを期待して、ふたたびジグサビキに。

ジグとセットのやつを買っていたので、最初はそれを使おうと思ってキャストしたら、リーダーとサルカンの結び目からプツリ。

いきなり心が折れそうな展開ながら、とりあえず踏ん張って再びリグる。

ワンキャスト目から2本しかないサビキ針に、ウルメとアジがダブルで掛かってくる。

これは期待できるんちゃうの…と思って頑張るも、以降はウルメのみ。

こっちが2本針でちまちま釣ってる間に、横の常連の爺さんは6本針全部にウルメを掛けていく。

よく見ると、前までは遠投サビキで必ずアミエビを用意していたのが、今日はウキなしでナスオモリが先についているだけになってた。

…こりゃ自分を見てやり方を変えたかな。

今日は目の前に鳥山ができたり、ちょっと先でミノーを引いていた人が何かをバラしたりで、珍しくフィッシュイーターの影がある。

やっぱりイワシがこれだけいれば、何かついてるんだなぁ。

…ダツの可能性はあるけど。

そのうちまた仕掛けがダメになったので、今度はキャロに極小ワームを付けてキャスト。

さすがにアジしか釣れんだろう、と思っていたら、またウルメが食ってきた。

だめだこりゃ。

ふと周りを見回すと、常連すら「釣るとこない」と引き返すくらいの人出。

とっくにツ抜けだったので、今日もまたアジを一匹だけ持ち帰り。

ウロコは落としました。こうしてみると結構サイズにばらつきが。

もう手開きは面倒なので、イワシはキッチンバサミで頭と腹を取った後は、酒と醤油とみりんでまとめて炊いた。

アジはまた背開きにして、片栗粉の衣をつけて天ぷらに。

ジグサビキ、たしかによく釣れるのはいいんだけど、結局ジグや仕掛けの消耗が激しいので、普段「趣味に効率なんて…」派の自分でさえ、ちょっと疑問を抱いてしまう。

ずっと遊んでる磯竿もあるし、もう安いサビキにナスオモリでいいんじゃなかろうか…。


2018年9月16日日曜日

一匹だけ。

直前に駆け込みの仕事が入ったものの、なんとか三連休きっちり休める。

以前なら淡路なり四国なりに出かけていたところだけど、どちらも豪雨や台風でボコボコにやられているので、とりあえず当面は見送り。

青物やタチウオ、そしてぼつぼつアオリの話も聞こえてくるけど、とりあえず豆から小くらいのサイズまで育ったアジをやっつけたいなと。

三連休初日の朝マズメ、直前まで雨が降っていたはずなのに、わりと人はいる。

そして常夜灯下では盛んに何かがライズ。

…知ってるぞ、おまえらセイゴやろ。


やっぱり…。

下にアジがいないかと底付近を探っても、反応なし。

だめかー。


らちが明かないので、少し休憩してから、もうひとつの漁港へ移動。

こちらはいつもの常連勢がいないけど、前にぱらぱら釣れた時同様の当て潮で、足元にはいい感じに白泡が出てる。

まずジグ単をキャストしてみたけど、当然ながら波に押し戻されて沈まない。

そのうち明るくなり始めたので、例によってジグサビキにチェンジ。

一投目からウルメイワシが釣れて、幸先いいなと思ってたら、テトラの間にポロリ。

こりゃ集中せにゃあかんかと、写真後回しで釣ることに。

…まあ結局イワシは一匹も撮らなかったんだけども。

今日は広く探れるので、当て潮が本流と合流する方へキャストすると、強いアタリ。


ジグと一緒に写ってるけど、食ってきたのはサビキのほう。

前のガルプの時のよりサイズダウンしてるな…。

よほどウルメがたまっていたのか、ここからしばらくウルメが続けて釣れる。

アジはおらんのかアジは、と、ちょっと着底後に間を取ってみると、ひときわ強いアタリ。

なんか遊泳力もあるし、イワシじゃないなこれ。


お、ひとまわり大きくなってる。

じゃあ続けてアジを…と、同じように狙うも、釣れてくるのはウルメ。

やがて、何やらフィッシュイーターが水面を走った。

細長かったし、タチウオじゃなきゃダツかなこれは。

合間にポロリも何度かありつつ、ツ抜けしたかなーくらいのあたりで、またウルメではないアタリ。


うん、まあいるよね…。

結局、このセイゴを境にアタリがなくなったので納竿。

セイゴとチャリコはリリースして、残りのアジとウルメはお持ち帰り。

10匹程度とはいえ、ウルメを一匹ずつ手開きするのは面倒くさかった…。

一匹だけ釣れたアジも、きっちり中骨を取って背開きに。

豆サイズならキッチンバサミだけでもいけたけど、微妙に厳しい。

ここで横着して、ウルメと一緒に香草焼きにしたのが失敗で、アジはすぐに縮んでバラバラに…やっぱり揚げるのが正解なのか。

イワシの多い年はアジが少ないと言うけど、近隣の漁港ではどっちもよく釣れてるのに、なんでここはこうも偏るんだろう。



2018年9月7日金曜日

台風21号、そして北海道。


第二室戸台風直撃時をはるかに超える高潮と、凄まじい突風の爪痕を残して、21号は日本海に抜けた。

朝のうち、呑気に釣りができていたことが信じられない。

前回よりやや東寄りのコースを取ってくれたおかげか、我が家周辺では目立った被害はなかったけど、吹き戻しの西風の風圧がとにかく凄くて、慌てて窓をクラフトテープで補強したぐらい。


うちの会社の別事業所は、高潮のせいで社用車と倉庫の品物が全滅とか。

保険でなんとかなるとは聞いているけど、それにしたって被害規模がでかすぎる。

20号で被害を受けて、片付けが始まっていたところも、再び被害が出たらしい。

もし各鉄道が止まらず、各企業が通常業務を強行していたらと思うと、背筋が寒くなる。

そして、台風の被害状況の全貌すらはっきりしない中、北海道で大きな地震。


厚真町の大規模な山体崩壊は、最初見たときは悪趣味なコラ画像かと思った。

21号にせよ北海道の地震にせよ、まだ被害の全貌が把握しきれていないとか。

西日本豪雨の被災地含め、とにかく心休まるときが一日でも早く来ることを祈るばかり。

2018年9月4日火曜日

嵐の前の。

台風21号に備え、会社は休み。

が、律儀なことに、いつもの起床時間に目覚める。

テレビもラジオもネットも、夜明け前から「今回のは通常の台風じゃない」と、厳重な警戒を呼びかけている。


XRAINや近隣のアメダスの様子を見ると、昨夜に引き続き微風、台風本体もまだ室戸岬のはるか向こう。

当座の食料は日曜に買い出しをしてあるし、昨日のうちに日除けを畳み、今回は念のため物干し竿も降ろしたので、改めて特にすることがない。

…よし、釣り行くか。(おい


海辺の河口に架かる橋から海を見ると、昨日よりうねりは落ち着いて見える。

そして、河口の小波止の先端近くに、ぽつんと人影が見えた。

釣りをするでも、海を眺めるでもなく、ただただ背中を丸めて段差に座り、視線をつま先に落としている。

ツッカケ履きにヨレヨレのTシャツ姿で、遠目にも生気がない。


「近づいたらあかん」と、内なる何かが強く語りかけてきたので、とりあえず見なかったことにして漁港に向かう。

大波止には常連の姿がなく、いるのは鉄板を投げる人がひとり。

まあこんな日に釣りに行こうと思う人は少ないわな。

一昨日より遅く出たので、最初からジグサビキでいく。

しばらくやっていると、ウルメイワシがポンポンと釣れた。

サイズは10cmそこそこだけど、とりあえず短時間で切り上げないと危ないので、釣れたそばからジップロックに投入。

やがてウルメイワシも去ったのか、アタリがなくなったので、さっきの小波止へ転進。


さっきの男は、まだ同じ体勢で座っている。


先端付近でないと浅くて釣りにならないので、男のそばを通るしかない。

やだなぁ…と思っていたら、警官のバイクが到着。

少し離れたところで、様子を伺いながらキャロをリグっている自分を追い抜き、すたすたと男のところへ向かっていく。

警官が何やら話しかけているのはわかるが、徐々にうねりが強くなり、風も出てきたせいで、話し声は全く聞こえない。

キャロを組み終わり、意を決して、男と警官の後ろを通るべく進む。

誰かが忘れたのか、それとも20号の高波が打ち上げたのか、二人から2~3歩のあたりに、片刃のハサミが落ちていた。

それを見た瞬間、とてつもなくイヤな予感がしたので、そっと海へ蹴落とした。

先端はテトラになっているが、風裏なのもあって、まだうねりは直接ぶち当たって来ていない。

できるだけ二人との距離を取るべく、最先端のテトラに乗る。

たまたまバッグに容器が放り込んだままになっていたので、キャロの先の軽量ジグヘッドにガルプを刺して、河口の砂地へ投入。

ちょっと早めにズル引きすると、すぐにココングーッと食い込むアタリ。

小さくてもきれいな魚ですな。
最近はチャリコが非常に増えているとか。

これがそのまま明石鯛に育つかというと、それほど海の中は甘くないあたりがなんとも。

どのみち雀寿司サイズなので、お帰り頂く。

いつの間にか、二人の姿は波止から消えていた。

しばらくすると、フグの活性が上がってきたのか、アタリもないのに空鈎で戻ってくるようになった。

少し投入の向きを変え、底を取って引いてくると、ガンと何かが食った。


砂地で浅いのもあるけど、明るい時間帯だからか、ちょっと白っぽい。

そちらの向きでもフグの猛攻が始まったのと、遠目にも雨雲が近づいてくるのが見えたので、いよいよ撤収。

帰宅するまで降りこめられなかったが、とりあえず持ち帰ったウルメイワシを手開きして、オリーブオイルで香草焼きにしているうちに、風が強くなってきた。

いよいよ本格的に、今年最強、いや平成最強クラスの台風がやってくる。

2018年9月3日月曜日

ライズの正体。

エライサンから、台風21号に備えて明日は休みとのお達し。

まあ大阪湾での港湾整備の際の基準になっているぐらい、えげつない高潮被害を出した第二室戸コース確定ということで、鉄道が事前運休を決定するほどだもの。


それを受けて「じゃあ平日でも大っぴらに釣りに行けるね!」と喜ぶ、ダメな大人約一名。

\それは私!/

実際、帰宅の時点では、まさに「嵐の前の静けさ」で、多少蒸し暑くはあるけれど、風も弱かった。

昨日の釣果に納得行ってなかったし、既に気圧はぐんぐん下がって行っているので、こりゃ港内にアジが避難してきていても不思議はない、ということで、そそくさと出発。

今日はいつもの配信がある日だけど…まあ1時間くらいなら。

既にうねりが出ているので、外向きのテトラには波が打ちつけている。

キャロで探ってみたけれど、特に反応なし。


一方の港内は静かなもので、たまにさざ波が立つ程度。

そのうち、さざ波に紛れてライズが。

常夜灯の灯りの周りに、ちらほらとやや細長い魚体が見える。


極小ワームのジグ単には反応なし。

んー…。

少し移動して、奥まったあたりに。

何度かキャストするうち、何かが当たった。

アタリがあったところを執拗に攻めていると、ククッキューンと。

お、なんだなんだ。

夏痩せ?

あー、きっちり持って行ったと思ったら、やっぱりあんたか。


ふと見ると、さらに奥にある常夜灯下で、何かがさかんにライズしている。

正体を見極めるべく、そちらへそそくさと移動。

少し距離があるので、重めのジグ単を遠投して水面直下を探る。

コツッ、コツッと何度もアタックはあるけど、フックアップしない。

これはフックが大きいか?

飛距離は落ちるけど、少しヘッドを軽くして、ふたたび水面直下を早引き。


お、今度は乗った…けど、なんか記憶にあるぞ、この妙に弱々しい引き…。

・・・。

そんな気はしたけど

ま た お ま え か 。

微妙に育ってるくせに、引きがほとんど変わらんとはどういう了見だ。(言いがかり

つくづくアジとは縁遠いらしい…。
 
ただまあ、アタリ自体はひっきりなしにあるので、低番手のフライだったら楽しいかも。

気付けばすっかり予定時間をオーバー、いつもの配信はとっくに終了の時間。

しゃーない、明日タイムシフトで見るか…。


2018年9月2日日曜日

崩れたテトラの上で。

台風20号の後、久々の釣り。

やはりこのあたりも高潮の影響はあったようで、あちこちでテトラの配置が崩れてる。

中には見事に叩き割られたものまである。

おかげで、これまで歩いて行けなかったところまで、難なく歩けるようになっていた。

まだ暗いこともあって、何か反応するかな、と、1g程度のジグ単から開始。

沈みテトラの際を通すと、クククッと。

お、なんだなんだ。



おや、お久しぶり。

朝晩は涼しくなってきたから、じわじわ戻ってきてるのかな。


やがて空が明るくなってきたので、満を持してジグサビキを投入。

今日はクーラーボックスまで持ち込んでるから、頑張って釣って帰らねば。

…即根掛かり。

そりゃこれだけテトラが動いてるんだから、海中だって色々と動いてるわなぁ…。

ロッドをゆすって根掛かりを外すと、ジグから上のサビキだけが帰ってきた。

アシストフックしかついてないはずなんだが…。

まだ使えるかなぁと思いながら仕掛けを軽く引っ張ったら、エダスの結び目部分からポロポロと取れていく。

それも、幹糸がエダスごと結び目から取れた。

これ、幹糸自体が繋がってないのでは…幹糸とは一体…。

前に使ったのとは別のメーカーだけど、なんじゃこのひどい作りは。

越南製とはいえ、一応それなりに名の通ったメーカーなんだが、チェックとかしてないのかねぇ。

立ち位置を変え、ひとつ軽めのジグにして、予備のサビキを投入。

…アタリがない。

やがて予備のサビキも根掛かったので、諦めてふたたびジグ単。

そういえば、この角度からキャストしたことはなかったな。

これまではテトラの隙間が大きすぎて、歩いて渡ってこれない場所だったから。

くりくりと巻いてくるとククッとアタリ。

お、なんか釣れた。



このへんでアナハゼ釣ったのは初かも。

リリース後、またキャストを続けていると、アナハゼが連続ヒット。

…そうかー、ここは君らの巣だったかー。

ちょっと角度を変えてキャスト。

また明確なアタリだけど、さっきのアナハゼよりちょっと頑張る。



なるほど、今度は君か。

アナハゼにしろガシラにしろ、いればすぐ釣られちゃう魚だから、逆に言えばそれだけ手がついてないってことではあるんだけど、なんだかな。

しばらくすると、遠投サビキの人たちにアジが掛かりだした。

が、こちらにはもう予備のサビキ仕掛けはない。

まあ家に帰ればあるんだけど、取ってくる間に時合い終わってるわな。

やがてフグが動き出したらしく、ワームがぼろぼろにされたので一旦離脱。

一応キャロの用意もしてあったけど、なんか心が折れた。

何しに持ってきたんだかわからないクーラーボックスは、ちょうど具合のいい椅子に変わり、そこで何本かタバコを吸いながら、ぼんやり他人の釣りを眺める。

アジはあまり大きくなっていないし、前より数も出てない感じ。

さっきまで自分がいた釣り座に、アオリ狙いのお兄さんが入っていったけど、アオリはコロッケどころか、2号エギのほうがでかく見えるギョーザサイズなのは確認済み。

別のエギング兄さんは「かわいいのがついてくる」とか言って遊んでた。

青物は…まあバクチだからあれは。

雲間からの日差しがきつくなってきたので納竿。

前の台風も大概だったけど、今度の21号も直撃コースだから、果たしてどうなるか。