2017年12月31日日曜日

2017年の釣り納め(その2)


昨日のメバルで釣り納めのつもりだったんだけど、日の出前に目が覚めたので出撃。

もちろん、報われないことを覚悟でショアジギタックル。

フロートでのメバルもエギングも、今年になって本格的に始めた釣りではあるけれど、やはり最後はこっちかなと。

今朝もやっぱり人は少ないけど、それでも一級ポイントは既に人がいたので、普段は行かないポイントへ。

手前のテトラの角度が急で、回収時に引っ掛かるリスクが少なそうな場所があったのを思い出したので。

ここは普段だと誰かが必ずいる場所でもあったり。

とりあえずタバコとコーヒーで気合を入れて、まずは120mmの鉄板バイブを選択。

キャスト時にルアーが回転してしまう癖が抜けないせいで、バイブは糸がらみがひどくて敬遠していたんだけど、そろそろフェザーリングを身に着けておかないと、という思いもあり、あえてのチョイス。
 
 まず第一投、着水と同時にすぐそばでボイル発生。

…結果的にナブラの頭を叩くことに。

某のじゃロリ狐娘の「せちがらいのじゃー(おっさん声」が脳内に響き渡る。

まあ世知辛いもへったくれも、運と腕がないのが全てなんだけども。


その後はいつも通り、まったく反応もないまま時間だけが過ぎ、腕に無駄な乳酸だけが蓄えられていく。

何度かのタバコ休憩をはさみ、鉄板からミノー、シンペンなどなど、あれこれとっかえひっかえしながら、気付けば潮止まり。

 昨日のメバルで〆ておけば…と、後悔先に立たず。

このさいだから、潮が再び流れ出すまで待つか、と、コーヒーを買いなおして待機。

人が少ないので、抜けた間にポイントへ入られる心配がないのはありがたい。


やがて潮が東に向いて流れはじめ、潮目が出てきたのでキャスト再開。

とりあえずぶっ飛ばしたい気分だったので、ケイムラのメタルジグ30gを水面引き。

着水と同時にベールを起こし、高速巻きで水面を荒らしていく。

何投目かのあと、ジグが手前の潮目の渦を超えたあたりで、斜め後方から緑色の丸い頭が高速で迫ってきた。

特徴的な目の周りの模様、そして黄色い体側の帯。

「ハマチ!?」

次の瞬間、ジグがひったくられ、どえらい力で竿が持っていかれた。

ついに、ついに青物が、自分の投げたルアーに食らいついた!!!

「よーーーーーーーーーっしゃ!!!!!」

直前に根がかりでルアーを無くしていたので、ドラグは強めになっている。

あとは繰り返し練習して、やっときっちりFGノットが結べるようになったリーダーと、根元までしっかり濡らして締め込んだユニノット、強度を考えて交換したスナップに託すしかない。

何度かの突進と、手前テトラへの突っ込みをいなして、ゆっくりと足元まで誘導する。

もう海面から頭が出ているけど、空気を吸わせても簡単には弱ってくれない。

サイズ的に、既にツバス級じゃないことは確定。

ベイトを飽食した、丸々とした見事な魚体。

腹側のパールホワイトがまぶしい。

あとはランドのみ。


…が、そもそも空振り覚悟な人間が、タモなんて持ってきているはずがなく。

相手はハマチ、PE1号とフロロ3号では、さすがに抜き上げるわけにもいかない。

そして、こんな時に限って周りにはタモを貸してくれそうな人もいない。

普段なら、クロスを心配するぐらい人がいるのに。


青物がようやく釣れたのに、取れない。

ああ、これが今年の限界か。


昨年末に見たボイルの正体が知りたくて始めたショアジギング。

気付けば間に合わせのシーバスロッドはショアジギ専用ロッドに、リールもバイオマスターに化けていた。

失ったルアーや高切れしたラインにつぎ込んだ金額なんて、もう計算したくもない。

おそらく今までやってきた釣りの中で、短期間に最も金をかけた釣りだと思う。

逆に言えば、若いころにはできなかった贅沢でもあるなぁと。


しばらくテトラ際で海面から顔を出していたハマチは、やがて全身の力を振り絞り、口にかかったフックを外して、全速力で潮目の向こうに去っていった。


ついに念願の青物を掛けた。

掛けたけど、取れなかった。

来年に向けて、また大きな宿題ができた。

2017年12月30日土曜日

2017年の釣り納め(その1)

仕事納めも終わり、この年末年始は普段の年より長めの休み。

でもまぁ、やることといえば例年の大掃除やお参りを除けば、食っちゃ寝と釣りぐらいなもので。

若い時のようにツレとホイホイ会えないのは寂しいけど、まあそれだけトシを食って、背負うものも増えたんだからしょうがない。

水回りやベランダなど、がっつりやらないといけない掃除部分をまず片づけ、夕ご飯を食べてからまた海へ。

タチウオがまだ釣れているという話や、ソイの良型が接岸をはじめた、なんて話も聞くけど、まあ定番のメバルやガシラを狙えば外しはしないでしょう、というところで、また何とかの一つ覚えのフロート。

ただし、ロッドはチューブラの7.9ftを新調。

マイクロジグから小型ルアー一般、根魚だって狙えると聞いて即決したブツ。

いつも通り港外の石積みから狙っていくけれど、さすがに年末でみな忙しいのか、釣り人が普段以上に少ない。

また思ったより風があって若干釣りにくかったので、すぐ常夜灯ポイントへ転進したものの、内向きはノリの加工時の排水で泡だらけになっていて、ちょっとよろしくない。

仕方なく外向きのテトラ帯を狙うものの、ゆっくり引いてくるだけでは全く反応がない。

ふと、フロートでの釣り方として、潮に乗せて探るのって知識としてはあるけど、実際のところやってないな、と思い、ちょっと試しに潮に乗せてみる。

港外への払い出しの潮に乗ったフロートが、テトラ帯のちょうど角に差し掛かったところで、チョコンとアクションさせると、フロートがスッと引き込まれた。

ちょっと小マシなサイズ。
 テトラの外側にいたぶん、港内のおチビさんたちより、ほんの少しサイズアップ。

やがてタイムリミットがきたので撤収。

年末はネットの特番生配信とかがいっぱいあって忙しいのです。

2017年11月27日月曜日

メバル、そして落ちギス。

今シーズン、既に事故的に釣れてしまっているけれど、フロートでのメバルはまだなので、西風が比較的弱い日に、いつもの漁港周辺へ。

漁港の外は意外にうねりがあって潮も速く、あまりメバル狙いに良い状態とは言えず、またアタリも全くなかったので、さっさと港内の常夜灯下へ。

まだ時期的に早いかなと思った常夜灯下だけど、逆にまだ狙う人がいないぶん竿抜け状態だったようで、まさかの5打数3安打。

普段はチョイスしないチャート系で。この他にもアタリ頻発。
もちろん常夜灯下だから、サイズこそ小ぶりなんだけど、普段やっている灯りのない石積みでは見られない、フロートがスッと消える瞬間が目視できるのが楽しい。

距離や位置から考えても、本来であればジグ単で狙うべきなのかもしれないけども、まあ「釣れたらそれがその時の正解」ってことでひとつ。

現に近くでジグ単で狙っていた人たちには、釣れている様子がなかったし。

ここで調子こいてスレさせまくって、後日楽しめないのもアレだなと思って、この日は切り上げた。


翌日はのんびり起きて、一通りの用事と昼ご飯を済ませた後に漁港へ。

昨日に引き続き、風はそうでもないのに外はうねっている。

今は薄曇りだけど、夕方ごろに前線が通過しそうなことを考えると、イソメを買って使い切るほどの時間もないかな、と、ハゲ鈎の胴付き仕掛けにガルプのイソメタイプ(太身)をつけて探る。

しばらくカケアガリ沿いを探っていると、はっきりしたアタリ。

何年振りかのパールピンク。
 テトラ帯とテトラ帯の間にある船道付近のカケアガリではあるんだけど、水深自体は全体的にそんなに深い場所ではない上、例によってエギングロッドでのチョイ投げなので、「落ちギス=深場」というイメージとはずいぶんかけ離れた場所で釣れたなと。

久々のキスだし、サイズもそこそこだったので、この子はお持ち帰りして天ぷらに。

味を占めてしばらく探ってみるものの、二匹目どころかハゲやイソベラ、フグすら釣れない。

それより気になるのが、とにかく黒くて小さい謎の虫が大発生していること。

海峡という環境のせいなのか、季節の変わり目に渡り鳥や渡り虫?の群れを見かけること自体は珍しくないんだけど、それでもこんなにたくさん飛び回っているのには遭遇したことがない。

とりあえず釣りしている間は、せいぜい目の前をブンブン飛び回るのが気になったぐらいだったけど、ふと手元を見ると、軽く引くレベルで全身にびっしり張り付かれていて、慌てて払い落としたり。

最初はヌカカなのか?とも思ったけど、皮膚を刺してくるようなこともないし、時期的にはアブラムシの類が越冬のために有性化して、有翅型が発生する頃らしいので、そばの黒松林なんかにいたのが、風に乗ってテトラ帯あたりで滞留してるのかなと。

やがて前線が近づくにつれて東風が強くなり、黒い虫たちは風に乗ってはるか北西の上空へと飛ばされていった。

なんとなく「トトロ」の、ススワタリの引っ越しシーンを思いだしたり。

もちろん脳内BGMは久石譲のアレ。

前線が近づくということは、要するにもうすぐ雨が降るということ。

ちょっとキス一匹では味気ないので、とりあえずジグに結び変えて船道を再び探る。

そして、本当に実は狙って釣れてるんじゃないかレベルで、このお方の登場。

ちょっと小ぶり。しかもスレ。
まあアタックしてきたからこそのスレだとは思うけど、ちょっと申し訳なかったので、早々にお帰り頂いた。

そのうちバラバラと大きな雨粒が落ちてきたので、ここで撤収した。



2017年11月19日日曜日

潮目めがけて。

ショアジギのあまりの報われなさに、エギングロッドでエギ、ジグ、トップ、ミノー、天秤と、節操なく投げまくっている。

釣り物の多い時期のはずなのに、ちっとも恩恵にあずかれてない。

やり方が悪いという一点ではあるけれど…。


今日も今日とて、沖向きのテトラ帯で、70mほど先の潮目に向けて繰り返し遠投。

何を投げようが、掛かってくるのはアオサか貝殻。

魚のアタリがない。。。

それにしても、ガルプとパワーイソメのこの汁の漏れやすさは何なんだろう。

おまけにこのへんじゃあんまり釣れないし。


やがて潮どまり。

動き出すころあいまでタバコ吸ったりお茶飲んだりして休憩。

徐々に潮が動き出したので、腰を上げてジグを結ぶ。

もうエソでもいいから何か釣れてくれと、底からフタしゃくり、そしてカーブフォール。

ありがとう。そしてありがとう。

いれば食ってくる魚ではあるけれど、百発百中ともいかないのも事実。

これは…狙って釣ったことになってしまうんだろうか…。

このまま一生青物と無縁なんじゃないかという気がしてきた。

2017年11月3日金曜日

アジングのつもりが。

11月に入って、釣り物が増えてくる時期。

相変わらずショアジギ方面は、ちっとも報われないけれど。

で、アジの話がちらほら聞こえてきているので、仕事終わりに近くの漁港へ。

なんとかのひとつ覚えのフロートリグを組もうと思ったら、きっちりフロートを忘れる。

歩けばすぐそこだけど、めんどくさいのでジグ単で。

ただ、軽量ジグヘッドでのジグ単は前から本当に苦手で、今でも底取りは怪しい。

おまけに室戸で先を折ったロッドなので、微妙に使い勝手も感度も違う。

とりあえずスロープと底の境目に向けて、1gのジグヘッドをエイッと。

タラシを長めに取っても、せいぜい10mそこそこしか飛ばない。

堤防際をゆっくり引いてくると、ククッとアタリ。


図らずも今シーズン初メバル。

ここには前から底にロープの輪が沈んでいて、そこに必ずメバルが一匹ついている。

そこを狙ったわけではないけど、たまたま近くを通過したので食ってきたみたい。

その後、アジを探して港内をうろうろしたけど、結局アジは見つからず。

もう少し水深があって、真水が混ざらないところがいいのかもしれない。

翌日は石積みの先で激しいボイルを見かけたので、トップを投げまくってみたけれど、ダツが連続でスレ掛かりして終わった。

なお、諦めて道具を片づけている途中に、サゴシが目の前で跳ねた模様。あああ・・・

こいつらも着実に育ってる。

2017年10月30日月曜日

台風と秋祭り。

台風22号の影響で、このあたりは結構ひどい天気に。

それでも秋祭りは予定通り。

また日を改めてとか、略式での祭礼ともいかないようで。

田んぼのような境内で、ずぶ濡れの皆さん

さらに気の毒だったのは、大荒れの中、それでなくても小さな祭りなのに、例年より輪をかけて少ない客相手に、店を出さなきゃならないテキ屋のおっちゃんおばちゃんたち。

店番の若い兄ちゃん姉ちゃんは、もう諦めてスマホいじってたし。

観客のこちらも、傘を片手に雨の中で立ち尽くすのもしんどいので、適当に手土産を買ったら帰るつもりだったけど、なぜか足はすぐ前の漁港へ。

 この漁港には小さな川が流れ込んでいて、河口から流れてくる泥水と、ちょうど満ちてきた潮が、港の入り口で潮目を作っていた。

比重差で、すぐには混ざらない海水と泥水

 こりゃしばらく釣りにならんなぁ、と、雨の中ぼんやりと海面を眺める。

 普段はたまにカワウが潜水していたり、冬場にカモが羽を休めているくらいで、そんなに鳥がいるところではないんだけど、今日に限ってカモメやサギが騒がしい。

河口に並ぶコサギ。画面外ではカモメが十数羽乱舞している

 大雨が降ると、上流から流されたフナなんかが浮いてたりするので、それ目当てで集まってるのかと思ったら、小魚の群れがいきなり水面で花火のように弾けはじめた。

 海水との比重差で、泥水がちょうど水中では壁のようになっているみたいで、どうもそこに小魚の群れが追い込まれている感じ。

どうせセイゴとかがちょっかいかけてるんだろう、と思っていたら、跳ねる小魚の合間に、40~50センチクラスの魚がジャンプ。

 最初はボラかと思ったけど、腹打ち気味の横っとびではなく、ちゃんとヘッド&テールをかましてるし、何より背中が茶色で全体に銀色の魚体、三角に尖った吻に、尾びれもキュッと締まった、まさに青物のソレ。

「これ…サゴシか!?」

普段は外向きのテトラ帯でさえ、青物のアの字も聞かないようなところだけど、沖の大荒れを避けた小魚を追って、青物が入ってきても不思議はない。

青物はベイトの有無が全てなんだなぁと思いながら、当然釣り道具なんて持ってきてないので、指の代わりにタバコくわえて、次第に沖へ遠ざかるボイルを見送った。

軽く風邪気味になったのは言うまでもない。



2017年10月15日日曜日

ようやくの予定調和。

今日も今日とて、日の出前から準備して釣りへ。

このところ朝晩の気温低下がいよいよ本気出してきてる感じなので、風邪ひかないように一枚上に羽織って出る。

むかし青森のナカサンデパートで買ったショルダーに傷みが目立ってきたんで、今回からは撥水・防水性の高いボディバッグ。

以前のショルダーには、ペットボトルを入れるのに丁度いいサイドポケットがついてたんだけど、今度のバッグにはそういうのがないんで、今回は短時間釣行ということもあって、ドリンクなしで。

まあ釣り場から多少遠いとはいえ、そもそも漁港には自販機もあるし、いよいよになれば買って飲めばいいわけで。


さて現地に着くと、やっぱり若干肌寒い。

まずはエギを投げてみるけど、なんか今日は特に釣れる感じがしない。

ジグに替えて投げてみるけど、なんか違う感は同じ。

まったく流れていないわけではないんだけど、長潮ということもあって、潮にいつもの勢いを感じないというか。


やがて日の出。

なんかしっくりこないながら、ちらほらとベイトの姿は見えるので、休憩をはさみながら色々とっかえひっかえ投げてみる。


何投目かに、沖の潮目をジグが飛び越えたので、丁寧に底を取ってふたシャクリ、竿先を下げてフリー気味にテンションフォール。

二度目のシャクリを入れたら、何かにガンッとひったくられた。


「おぉ、ついに自分の投げるジグにまともな魚信が…」


それなりに抵抗があって、ただ青物っぽいスピード感や、タイのような三段引きもしないので、なーんとなくイヤな、でも若干のオイシさへの期待を抱きつつ巻き上げる。

最後にテトラ際へ突っ込むような抵抗を見せつつ、上がってきたのがこいつ。

15gのジグに食ってきたマエソ。

「おっちゃん噛んだろか」

以前ダツの子を釣ったとき、「次はエソやな」と宣言していたので、まあ一応クリアってことで。

…お前それでええんかという当然のツッコミはとりあえず置いておくとして。


なお、こいつはエラにがっつりフッキングしていて、流血がかなりひどかったので、リリースしてもダメだろうと思い、きっちり〆たうえで持ち帰った。

こちらに引っ越ししてから約2年、メバルにしろイカにしろ、全部リリースしてきたので、おそらくはじめて持ち帰る釣果。

小骨が多くて捌きにくかったのと、骨切りが下手でこんなことに。

天ぷらが美味しいという評判も聞くけれど、うちには天ぷら粉なんて高尚なブツは存在しないので、骨切りして「揚げないからあげ粉」をまぶしてさっくりと。

なんせあのバスやギルさえも十分イケる万能調理法だけど、たしかにこの白身は、できれば天ぷらに塩あたりで食べたいところかもしれない。

今回、背骨と腹骨がきれいに抜ける捌き方をまだ知らなかったので、今度また釣れたらもうちょっと上手に処理したいと思う。

2017年10月10日火曜日

四国遠征顛末記。(二日目)

明け方、見覚えのない人たちにとり囲まれて、ひたすらイヤミや説教を延々食らうという、なかなかにひどい夢で目が覚める。

旅先では移動疲れで寝落ちからの爆睡のほうが多いので、こういうのはわりと珍しい。

昨日も大概だったけど、まあこの時点でフラグ立ってたなぁと。


日の出前に宿を出発、途中で太平洋から上る朝日を拝む。

相変わらず波は高く曇天、さらに高潮注意報発令中とのこと。

まずは室戸岬を越え、土佐湾側の漁港まで走る。



昨日の南あわじに比べれば、土佐湾側は濁りもそれほどではなかった。

またオヤビッチャやトウゴロウイワシらしき群れがそこらじゅうにいて、たまに何かに追われていたので、まだ生命感はこちらのほうが感じられる。

ただ、浮いているゴミがやたら多いのは同じ。


ここでもひとくちギョーザサイズのイカがちらほら。

なんかフライに出そうな気がしなかったので、広く探る意味でもスピニングにマイクロジグのセットを取り出して遠投していく。

が、スロープでも漁港の潮目でも特に反応らしい反応はなく、なぜかトウゴロウイワシの群れがわらわらと追尾してくる。

飽きるのか、じきに追尾しなくなるけど。


しょうがないので足元を探っていくと、時折コツコツとアタリ。

即合わせすると弱い抵抗が。

実は初めて釣ったキタマクラ。
 「おまえかい…」


早々にお帰り頂いて、さらに足元を探っていく。

高潮注意報が出ているぐらいなので、海面が近い。

以降は特にアタリもないまま、やがて波止の角に到着。

オヤビッチャの群れの直下を丹念に探ると強いアタリ。


「お、なんやなんや」


最初こそドラグを出すような強い抵抗を見せたものの、じきに重いだけになった。

ハタ系なら最後まで抵抗を見せると聞くので、どうも違う感じ。


「なんかガシラっぽいなぁ…なんやろ」


巻き上げてくる途中、オヤビッチャの群れがパッと散る。

やがて大口あけて上がってきたものを見て驚いた。


カサゴはカサゴでも、ハナミノカサゴ。当然お初。
「うわぁ……」

想定外のえらいもんを釣ってしまい、あわてて写真を撮る。

すぐ近くで打ち上げられたゴミを片づけていた若い漁師さんが、横眼で怪訝そうにちらちら。

シングルのアシストフックが1本なので、フォーセップで外してすぐにリリース。

大きな胸鰭を広げながら、オヤビッチャたちを蹴散らして底へ帰っていった。


もちろんメッキがメインではあるけれど、四国遠征の裏テーマとして、瀬戸内では見かけない魚に出会うというのもあるので、それなりの満足感を得つつタバコ休憩。

そして、いらんことを口走る。


 「もうメッキ釣れなくてもいいかなぁ…」


…結果、本当にまったく、これっぽっちも釣れないという結果に。


しょうがないので、そこらを適当に撮影してまわる。

但馬海岸同様、室戸周辺は奇岩の宝庫。岩の向こうは室戸岬。

堤防上に謎の巨大豆。ハマナタマメというらしい。


そうこうしていたら、なんだか懐かしい香りが足元から。


「あ、ウ○コ踏んだ…誰かー、落とものですよー」


という空しいひとりボケに、そこへ偶然通りがかる首輪付き放し飼いわんこ。


「おまえか…」


近くの水たまりや潮だまり、そのへんの砂でこそげ落として、とりあえず匂わない程度にしてから、ふたたび室戸岬を越えて紀伊水道側の漁港へ移動。


相変わらずの濁りの中、周りも釣れている様子もなく、それでもマイクロジグや小型ミノーを投げ続ける。

途中、高い防波堤で風が遮られた漁港では、一応フライを振ってみたりもしたが、わずかに追ってきただけで空振り。

とある漁港の船溜まりでは、トウゴロウイワシの群れを突き上げるメッキを見つけたものの、こいつがまた見切りが早くてお手上げ。

さらにとあるスロープでは、群泳していたトウゴロウイワシがパッと散ったので、もしやと思ってマイクロジグを引いたら、ダツが何匹もわらわらと湧いて出てきた。

ダツはとにかく食うのが下手なうえに見切りも早いという実にヤなヤローなので、結局イライラさせられるだけで終わり。

この夏は瀬戸内でもダツやオキザヨリが多かったけど、ダツはどこの漁港でも見かけた。


各漁港ランガンしつつ北上していくも結果は出ず、さらに途中で食べたうどんが、出汁は美味いのに細くて腰の弱い残念な麺で、イライラはもはや最高潮に。

そうこうしていたら今日も結局時間切れ、甲浦以北の港をすべて諦めて帰路に。

とりあえず徳島市内では渋滞は心配したほどでもなかったものの、連休にありがちな車両故障と事故のダブル渋滞を食らってへろへろに。

なんとか自宅へたどり着いたのが20時頃。

怒りの地元再出撃を敢行する体力なんて残っているはずもなく…。


それにしても、大雨による状況の悪化や寝覚めの悪さはともかく、本当に今回は色々とダメすぎた。
 
11月の連休にでもリベンジしたいところだけど、さてどうなるか…。

2017年10月9日月曜日

四国遠征顛末記。(初日)

10月第一週の三連休は、恒例の四国メッキ遠征。

今年は南あわじ方面への寄り道も含めて予定していたものの、三連休フルというわけにいかなかったので、前半二日ということに。

ところが、直前に西日本全域、特に四国で強い雨が降り、少なくともベストコンディションとはいかないことが確定。まずここから全ての予定が崩れていく。

さらに、本来であれば日付が変わるころに出発して、せめて淡路島で朝マヅメを迎えるべきなんだけど、金曜夕方に急きょ残業が。

しかも結構な深残業で帰り自体が遅くなり、早めに寝てしっかり長時間運転に備える予定が、結局翌朝までがっつり寝ることに。


そして起きたのは平日の起床時間よりさらに遅く、そこから微妙な体調をなんとか整えて出発するまでにさらに2時間。

こういうところで、自分の否応のない加齢を感じる…。


橋を渡り高速をひたすら南下、南あわじに着いたころには既に昼。

やっとの思いで目の前に沼島を望む漁港へ辿り着いたら、大雨と南風による底荒れで濁り気味。

そして、水面近くをコロッケどころかギョーザサイズのアオリイカがふわふわ泳いでる。

つまり、水中には捕食者による緊張感が微塵もないということ。


…絶望的観測が頭をもたげてくるのを打ち消しながらタックルを準備。


とりあえず最近まで小型青物が寄っていたというスロープに陣取り、#6のフライタックルでマイクロポッパーを投げてみるものの、当然ながら風で戻される。

こらあかん、とスピニングに持ち替え、マイクロジグを遠投。

20cmぐらいのメッキがホーミングミサイルのように追尾する様子が見える。


こい…こい…こい…アカン。


数投もすると、スレて姿が見えなくなった。

まあ時間も時間だし、先行者がいたであろうことを考えるとしょうがない。

そもそも、元々の数が少ない感じ。

延べ竿でサビキをしていた地元のお年寄りたちは、パラパラとイワシを釣っていたけども。

そうこうしていると、今夜の宿に向かわないとヤバい時間に。

曲がりくねった細い道を我が物顔で走るロードレーサーたちに軽く殺意を抱きつつ、足元に鳴門の激流を見ながら二つ目の橋を渡る。

そしてきっちり徳島市内の渋滞に巻き込まれ、途中で徳島ラーメンや釣具屋に寄るのを諦め、もちろん途中にある漁港もすべてパスして、ひたすらR55を室戸方面へ南下する。

…もう何のために四国に渡ったのかわからない。


なんとか1時間遅れで宿に到着。

せめて夕食後に近場の漁港にでも…と思っていると、食事の準備に時間がかかると言う。

「その間に先にお風呂入っちゃってください」

「えっ…あ、はい…」


こうして四国では一度も釣りしないまま初日が終わった。


2017年9月17日日曜日

残念な鳥山。

相変わらず釣れないけど、休みとなれば海へジグを投げに。

よほどの体調が悪いか、外出をためらうような荒天でなければ行く。

意地になってる自覚は一応ある。


ただ、強い台風が接近していたこともあり、さすがに今回はちょっと危なかった。

海上の風速は陸上の何割増しかの強さになるので、東映OPのような波が時折テトラに。

さらにそのしぶきは波止の上にまで。

普段は濡れない高さまで波しぶきが。

遮るもののない波止の上のこと、潮をかぶり、たまに吹き飛ばされそうになりながら、それでもジグを投げる。

釣り人の数はいつもの週末より少ないけど、全くいないわけじゃない。

自分含めて大概アレ。


すっかり日も上ったころ、高切れしたついでに小休止していると、テトラの前方の潮目に鳥たちが集まり始め、突然の連続ボイル発生。


あかん、ぼさっとしてんと投げんと!とタバコの火を消し、あわててバッグを探るも、肝心のリーダーが見つからない。

「あ、忘れてきてるわ」

前日、バッグの整理をしながら寝落ちしてしまって、起き抜けに枕元にあったバッグをそのまま持ってきたので間違いない。

むしろリールやジグがちゃんと入っていたことのほうが奇跡的。

どんだけや。


諦めてもう一度タバコに火をつけ、波止の段差に腰かけてボイルをぼんやりと眺める。

ボイルに気付いたほかの釣り人が、潮をかぶりながらもテトラからキャストしていたが、結局ボイルの正体はわからなかった。

いつか自分の投げるジグに真っ当な魚がかかる日が来るんだろうか。

2017年9月3日日曜日

さらにケンサキ、そしてコロッケ(大)。

昨日のラッキーに味を占め、2号エギを補充したうえで出撃。

…まあ間違って2.5号も買っちゃったけども。


昨日は釣れ始めるまで少し時間があったので、潮の加減とかも考えてゆっくりめに出たんだけど、これが見事に裏目に出た。

現場に着くと、アナゴでも狙っているのか、ケミを竿先につけたぶっ込みの集団が内向きを完全制圧済みで、エギを投げる余地なんて全くなし。

ひどいのになると、竿を放置して離れた場所でダベってる。


あなたの、あなたの今ぶっこんだ先にイカの群れがおるのです…なんて言えるわけもなく。


仕方なく外向きでやるものの、やっぱり風と潮がきつくて大変。

さらに至近距離に入ってきて、同じようにシャクっていたお兄さん、何を思ったかヘッドライトで海面照らしまくる。


あぁぁイカが逃げるぅぅぅ…。


半ばヤケ気味に投げていたジグに、そこそこサイズのサヨリがスレ掛かり。

今度はオキザヨリじゃなくて、ちゃんと下あごだけが伸びてる真っ当なサヨリでしたが。

そういえばサビキで釣れてるってどっかで見たな。

買ったはいいけど遊んでる磯竿でも使って狙うのもいいかもしれない。

…いよいよもってフライやる間がなくなるな。


そういえば、釣果情報サイトで「サヨリ」として釣果に書かれていたものの、写真を見るとオキザヨリという例がちらほら。

お持ち帰りしてたし、やっぱサヨリとして食べたのかねぇ…本物のサヨリ以上に食うとこ少なそうだけど。


そうこうしつつ、未練がましくそのへんをうろついていたら、やがてぶっ込みの集団のあちこちが歯抜けに。

この時を待っていた…!とばかり、船道の先の元アマモ帯に向けてキャスト。


数投後、エギがエビったかアマモが絡んだか、という微妙な感触。

しゃーないなぁ…と竿を立てて巻いてくると、突然"ぬぅーん"が始まった。

先日よりやや育った?

どうも掛かったのがわからないままシャクっていた感じ。

やっぱりケンサキとはアタリが違うような。

これは自分にとっては相当難しい…かもしれない。


また別の場所が空いたので、昨日のやり方でまったく同じ場所を狙ってみる。

ダートダート、ワンテンポ置いてダートダー…"ぬぅーん!"

んんんーきたきた。

試しに2.5号でやってみたけど、一応釣れた。

ただ昨日と違うのは、後が続かないこと。

まあぶっ込みさんたちを待っている間に、時合いも終わってますしなぁ…。

2号に戻してもう一杯。

ケンサキは泳層がころころ変わる、という話を思い出して、こんどは一旦きっちり底まで沈めてから、シャクリとダートを混ぜてみる。


数投後、たしかに"ぬぅーん"なんだけど、ケンサキのそれと微妙に違う感じの"ぬぅーん"が。


この色になるまで、ころころ色が変わった。

アオリでも、こいつはちゃんとアタリが分かった。

なにがどう違った結果、わかるアタリとわからないアタリがあるのかは不明…。


気付けば日付が変わる直前だったので撤収。

アオリのアタリがわかるようになる日は来るのだろうか…。

2017年9月2日土曜日

ケンサキ。

気付けばセミに代わってコオロギが鳴きはじめ、夏の湿気もすっかりなくなって、半袖だと若干肌寒さも感じるぐらい。

アオリの子を釣ってから2回ほど釣行したものの、隙あらばジグやら鉄板なんかを投げるという優柔不断さもあり、またさらに潮のことなんてガン無視していたので、そらぁ見事にスカを食らっていた。

釣れ盛っていたケンサキも、結局まだ釣れないまま終盤だし、見えていたコロッケサイズも抜かれきったかなぁ、とも思ったけど、それでもまぁ投げな釣れんわな、と、仕事終わりに懲りずに海へ。


日中より多少マシにはなっていたものの、大きな台風が遥か南方にいることもあって、わりと強めの北風。

外向きにジグを投げると、風にあおられてリールからPEラインがいくらでも出ていく。

潮もなんだか速くて、遠投するとすぐ流されてしまうという、とことんやりにくい状況。


救いといえば、週末のわりにごった返してないことぐらいか。

まあ一応波浪注意報やら海上風警報やら出てたし、ファミリーなんかは回避するわなと。


テトラ際の海中に目をやると、ケミホタルみたいな緑色の光が点々と。

たまに少し沖目の表層直下でも、ぼわっと光ったり。

手前の光はフジツボとかの着生生物の光だとして、沖目の光ってイカなのかなぁ、とか思っていたら、そばの釣り人たちから、釣れてないのお前だけやんとか、ビギナーズラックやわーとか、なんか色々聞こえてくる。

だいたいの人がシャクシャクしてるので、まあイカなんだろうな、というのはわかる。


ジグから2号エギに付け替えてショート気味にキャスト、底を取るのは諦めて、ラインをはじくように中層あたりをダートさせる。

そのうち、テトラ近くでエギが"ぬぅーん"と引っ張られた。

また流れ藻でもひっかかったかな、と思ったら、"ぬぅんぬぅーん"と逃げるような動きをする。


「…もしかして、これがイカのアタリ?」


竿を立て気味に巻き合わせして寄せてくると、手前の海面から、残り少ない食器洗剤をケチッて絞り出す時のような、ブシッ!ブシッ!という音が聞こえてきた。


「ああ、完全にイカだこれ」


でも、海面でこんな妙な音をさせるブツが、もしイカじゃなかったら逆に怖い。


人生初のケンサキ。

上空にはお月様が煌々と輝いてはいたけれど、この場所は明かりが全くないし、潮と風の影響をモロに受ける場所だったので、ラインの動きやティップを見ながらアタリを取るのは無理。

でも、これだけわかりやすく引っ張ってくれるなら、まあ自分みたいな初心者でも釣れる。

ただ、大きな群れで回遊するケンサキと、単独行動タイプのアオリじゃ、捕食後の行動も違うだろうから、アタリ自体も違う可能性はある。
 

そのあと外向きで続けてみたものの、相変わらず風と潮で釣りにくいので、多少なりとも釣りやすい内向きへ移動。

到着時には何人かが投げていたけど、今は内向き狙いは自分だけ。

とりあえず先ほど同様に表層~中層をダートさせると、2投目でまた"ぬぅーん"がきた。


2杯目。

そこからは数投に1杯ペースで一気にツ抜け。

最後は撮るのが面倒になるという贅沢な時間を味わった。

でもまあ、釣れるときはこれよりさらに釣れるそうなんだけども。





周りでは、着底させてからガンガンシャクるオーソドックスな釣り方でも釣れているけど、ロッドティップを下に向けて表層~中層あたりをダートさせているのは自分くらい。

これで正しいのかなぁ、と思いつつも、まあ釣れてるんだから一応は正解だったんだろう。

アタリが集中したのは内向き中央部、ちょど堤防を回り込んだ潮が船道沿いに入ってくるあたり。

ちょいちょい触腕だけで引っかかってるのもいたけど、抱え込んだやつとのアタリの違いはあまりわからなかったので、単に傘針がかかった場所の違いだけかも。

やがて情報が広まったのか、じわじわ人が増えてきたので、トラブルになる前に切り上げた。


同じ日に少し離れた外向きテトラで、近所の人もケンサキをたくさん釣ったらしい。


いやぁ…やっぱり魚はそこにいないと釣れないわ、という、至極当たり前のことを再認識。


2017年8月21日月曜日

ライトに初物。

小学生のころ、海辺に住んでいた母方の爺さんが、一人暮らしは何かと危ないということから、実家のすぐ近くに引っ越してきたとき、もう使わないからと釣り道具を譲ってもらったことがある。

当時イカ釣りといえば日本海側のスルメやケンサキのイメージが強くて、瀬戸内や大阪湾にはイカなんていない、という先入観のあった自分は、天秤やらハリスがごちゃっと入った箱の中に、ひとつだけピンク色のエギが鎮座しているのを見て、「なんでこんなもん持ってるんやろ」と、不思議に思っていた。

やがてアオリの存在も広く認知され、爺さんの住んでいた周辺は、今やすっかり有名ポイントに。

おそらく爺さんは当時からアオリを釣っていたんだろう。


思い込みや先入観ってアカンね、という思い出話。



さて、エギングロッドは以前から持っていたし、エギもすでに何本かあるけど、投げたのは数えるほどしかなく、そもそもチョイ投げ含めたソルト万能竿としてしか使っていなかったので、実はこれまでイカというものを釣ったことがなかった。 

で、相も変わらず休みのたびにライトショアジギングに出ては、ぼっきりと心(たまに竿)を折って帰るという不毛な行為を繰り返していた中、偏光グラスでのぞく海中に、ふわふわ漂う小イカの姿。

周辺では胴長20cm弱のケンサキも釣れ盛っていて、まあぼつぼつ取り組んでみるかな、と、先日のロッド買い替え時に、ライトエギングロッドと2号エギを購入した。

なお、このロッドは3.5号エギまでの指定で、20~30gぐらいのジグなら十分投げられることから、この休みの朝マズメ、ジグと2号エギを持って出かけることに。


保険として結んだジグサビキは、開始間もなくキワの海藻に持っていかれたので、30gのジグのテールフックを外してから、堤防の外向きで遠投遠投また遠投。

目の前を横切る小さなエイや、正体不明の大きな魚影(たぶんボラ)でモチベを少しずつ維持。

それでもいいかげん疲れてきたころ、タコジグをぶん投げる集団が斜めキャストをしてくるので、うんざりして港の内向きに目を移すと、ちょうどウルメイワシの群れが入ってきていた。

あちこちで水面をクルクル回るイワシを見つつ、群れの少し後ろ側を通るラインへキャスト。

このクルクルと泳ぐイワシが出たときは、トップを投げるといいんだとか。

まあさすがに持ってきてないルアーは投げられない…。


内向きは砂泥底で浅くて、初夏にはアマモとワカメでとても釣りができる状態ではないけど、今頃になると海草が切れて釣りやすくなる。

底を取って軽いシャクリを入れながら引いてくると、メータークラスとはいかないまでも、イワシを飽食して丸々と太ったシーバスがついてきた。

でも、ここでまたいつもの「見に来るけど食わない病」が発症。

結局イワシの群れはそのまま港から出て行ってしまった。

諦めきれずに惰性でジグを投げていたら、プルンと生体反応。

なんじゃなんじゃと寄せてきたら、これ。

オキザヨリの子供。

「あんたその口でこのサイズは食えんでしょう…」


以前メッキ狙いで寄った洲本港で、船の陰にいるのは見たことがあるけど、釣れたのは初めて。

ついでに言うと、ジグサビキに食ってきたイカナゴサイズのカマスを除けば、ジグでの初釣果。

…よし、次はエソだな。(←そうじゃない


急いでリリースすると、しばらく堤防沿いをふらふら泳いでいたが、やがて沖へ消えた。

釣ったことのない魚が釣れたことで、多少気が晴れたとはいえ、なんでも「ダツがいるときは何をしてもムダ」なんだそうで、どうしたもんかなぁ…と給水なんぞしていると、足元に子イカが数匹。


太陽は斜め上からじりじりと。

日焼け止めを塗ってこなかったので、これ以上炙られるとヤバい。


よし、最後に気合入れてやるか、と、2号エギを結んで、イカの向こう側へキャスト。

少し沈めて、ラインをはじくように軽くしゃくると、イカたちの色がころころ変わりだした。


「おぉ、キミらやる気やねぇ…」


やがて一匹がスッと触腕を伸ばして抱きついた、ように見えた。

すかさずロッドをあおるものの、エギはそのまま浮上。


「…んんー?」


頭の少ない引き出しを開きまくって、しゃくったり棒引きしたりトゥイッチを入れたり。

水面直下連続トゥイッチは特にご好評な様子。


そう、キャスト毎に、本当に律儀なまでにイカは寄ってくる。

が、乗らない。


「またや、またやがな…」


やがて岸近くで突如ぼわっと煙幕が。

なんかあったかな?と思ったら、ラインにかすかな重み。


「ああ、掛かっとるがなこれ」


しばらく水面にぶら下げて、吐くもの吐かせてからリフトアップ。

人生初アオリ。

手元には、ガツンともぷるるんともズシッともグッグッとも来なかったけど、まあ釣れた。

初物の感慨は後回しにして、対岸の淡路島じゃ咎められるサイズなので、写真を撮ってリリース。

エギの傘はジグと違ってカエシがないので、反対向ければすぐ逃がせて楽だ。


一応イカは釣れた、釣れたが…しかしほんまに、これどうやってアタリ見極めるの…。

炎天下の澄んだ潮の中、それも偏光グラスで見える範囲だったから釣れたようなもんだしなぁ。

やはり場数を踏めばわかるようになるんだろうか。


2017年8月5日土曜日

ロッドの廃棄方法

マイクロジギングやライトショアジギングに傾倒しつつも実績はちっとも上がらず。

とうとうジグサビキにまで手が伸びたけど、それでも魚は上がらない。

たまにジカリグを投入すると、律儀なチビガシラが遊んでくれるけど、むなしい。


そうこうしていたら、暑さで頭がぼーっとしていたせいもあって、買って間もないチニングロッドのティップが破損。

たかだか10gのジグとはいえ、直撃したら折れるわなぁ。


で、ロッドは買い替えるとして、折れたやつはどうしよう、となった。

またこいつ以外にも、大昔に買って、ガイドが割れて使っていないエギングロッドが1本。

地元自治体のゴミ分別関連ページを検索してみたら、釣竿は細かく折って燃えるゴミに出せと書いてある。


じゃあ、ってことで穂先からポキポキと折っていったはいいが、やはりバット部はそう簡単には折れてくれない。

これもちょっとぐぐったら、カッターや鋭利な刃物でぐるっと傷をつけてから折れ、と書いてある。

なるほど、とニッパーでぐりぐり筋を入れて、破片が飛び散らないように雑巾で折るところを巻いてからボキッと。

エギングロッドのほうは安物だったのもあって、わりと簡単に折れてくれたんだけど、チニングロッドのほうが問題で、なまじXバットなんかになっていたので、結構てこずった。

こちらは一度ヤットコなんかで挟んで潰してから、一気に力を入れると、きれいに折れてくれた。


元値が安い以上にさほど思い入れがなかったので、今回はそのまま折ってしまったけども、これももし使い込んでいたら、また和歌山の修理業者まで走ることになっていたのかな、などと。

 

2017年7月9日日曜日

GW以降のメバリングまとめ


釣り雑誌やwebのハウツー記事なんかだと、夏場へ向けてメバルは適水温を求めて深場へ帰るので、だんだん釣れなくなっていく、てな書かれ方をしてたりするけれど、このあたりでは逆に「梅雨の雨で水温が下がったときに大型が出る」ってのが通説になってたり。

で、まあ大型はともかく、そのあたりどうなん、というのもあって、しばらくメバルに通った。

んでもって、どうだったかというと、検証云々以前にカラ梅雨という。

まあ帳尻合わせみたいにピンポイント豪雨は何度かありましたが。


実際のところ、言われるような尺メバルは釣れなかったもののアタリは多かったし、何より釣れたメバルのうち、体高というか身の幅が明らかに違うやつがいた。
 

5/13

5/20 
 
5/21

5/27 おそらく今シーズン最大



と、5月後半はかなり釣れた。

けど、梅雨入りした6/7以降は大気が不安定な日が続いて、やがて沈静化・・・「梅雨メバル」とは何だったのか。

まあここまでフロート一辺倒で、結局通説通りのプラグの釣りはやらなかったので、そこについてはなんとも言えないんだけども。

6/17 とはいえ、まあ出ることは出る

ここで、東のほうから青物の噂が流れてきたこともあって、ちょっとショアジギングに浮気していたら、肘を傷めた。


7/8 マイクロジギングの合間に
同日、見よう見真似のジカリグでガシラ。

なんとなくだけど、メバルは水温で深場に移動するというより、水温上昇と日射で、浅場を占拠していたワカメや海藻が流れ去って、仕方なく別の場所へ移動している感じというか。

なんせ明らかに大型より体力のなさそうなチビメバルが、真夏の炎天下でも堤防際で平然と群泳してるわけだし、言われているほど水温は主たる要素じゃない気がするけど、どうなんだろね。

てか、結局フライロッド振ってない…。