2013年9月15日日曜日

またまたまた淡路島

今更ながら、すっかり釣りブログになってしまったなぁ。

元々はボカロ関係をちまちま書き残していく予定だったのに。

冒頭の文章を書き直したほうがいいだろうか。


盆休み明けから続いていたハードワークが一段落したので、久々に浮いてみようかと。

とはいえ疲れもあって体調は万全ではないので、朝はいつも以上にゆっくり出発。

台風接近で久しぶりに蒸し暑さが戻ってきたのもあってか、セミが元気いっぱい鳴いていた。

それでも早場米の収穫でお百姓さんが忙しそうに働いていたり、標高によっては曼珠沙華や萩の花が咲いていたりで、しっかり季節は進んでるなぁと。


最初に訪れた大規模な池は水質こそ良いものの、やけにオタマジャクシがたくさんいて、どうもバスの気配がしなかったのでパス。

次に訪れた山中の小さな池は、小バスの姿を確認したものの、なにわナンバーのでっかいワゴンが土手への道を塞ぐように駐車して、中から如何にもガラとアタマの悪そうなのがわらわら出てきたので、関わりあわないようにパス。

その次は、道沿いから車椅子のバサーが釣りをしていて、健常者が沖から邪魔するのも申し訳ないのでパス…まあフローターを降ろせそうな場所も見つからなかったんですが。

さらに次、規模は大きめで駐車場にトイレまで完備という好条件ながら、バスクリンでも投入したんかという水の色をしていたので、とてもじゃないけど浸かる気になれずにパス。

そこからしばらく坂を下ったところにある池で、ようやっと浮かぼうかという気に。

とりあえず名古屋ナンバーのエクストレイルの人が先行していたので、邪魔にならないよう様子を見ながら準備。

やがてその人が撤収して行ったので、エントリーすべくウェーダーを穿いて準備していたら、すぐに別の二人組が。

細い農道とはいえ道沿いにあるこの池はランガン途中に寄りやすいんだろう。

「奥の方を攻めるつもりなんで、先に攻めちゃってください」

二人は両角のオーバーハング付近を攻め始めたので、堰堤のちょうど真ん中あたりから進水。

ここは小規模ながら典型的な谷池型で、オーバーハングが両岸に続いている。

事前情報では、よくフローターで攻めている人がいるという話だったので、そこそこ厳しいかな?と思いながらしばらく攻めていたが、手前側ではギルすら出てこない。

池自体も満水状態で、オーバーハングと水面の差がほとんどないのでキャストしにくい。

選択ミスったかなぁ、と思い始めた頃、オーバーハングが途切れて、部分的にアシの壁が出来ている場所があった。

いるとしたらこの変化かなぁ、と思っていたら、ちょうどアシの壁に向かって微風が。

ワプシのフォームで作った小型ポッパーをぎりぎりにキャスト、ポコン、ポコンとやった直後にガボッ!と出た。

しばらく小バスとばかり戯れていたのもあって、久々にラインを絞り込まれる。

リールファイトしなければならないほどではないにせよ、突っ込むわジャンプするわで大暴れ。

池の水を全身にしこたま被った。

30センチそこそこ。柄がフロリダっぽい
口にちょっと傷があるところを見ると、何度か釣られているんだろう。

例によって尾びれの方からリリースすると、跳ね上がってまた思いきり水をぶっ掛けられた。

一服して余韻に浸った後、お茶を含んでからそのまま同じポッパーをキャストしたら、また何か掛かった。

今度はろくに抵抗もせず水面を滑ってくる。

・・・。
「貪欲すぎるやろキミぃ…」

他にも魚影は見えたものの、ヒットしたのはこの二匹だけで、結局水面には出てくれなかった。

転進しようと一旦上陸、ウェーダーを脱いでみたらまた浸水したっぽかったので、とりあえず浮かぶのはこれまでにして、事前情報だけ仕入れたままの池をいくつか見て回ることに。

某サイトで有名野池と書かれていた山奥の池は、土手上に魚釣り禁止の真新しい看板が掲げてあったり、車の音を聞いて近くの家から出てきた人に睨まれたりで断念。

次に寄ったフローターに良さそうな大き目の池は、えらく水質がいいなぁと思ったら、真新しい改修記念碑に2年前に堰堤の工事をしたと書いてあった。

他いくつか目星をつけていた池を見てまわった後、以前コトヒキを釣った河口へ。


前回と違って今回は潮周りがあまり良くないので期待していなかったが、偏光で覗いてみると小チヌやセイゴがチラホラ見える。

とりあえず小型ストリーマーやエビ系フライをキャストするものの、着水のたびに小ボラが怯えて逃げ惑うので釣りにならない。

そのうち尻尾の先が黒いセイゴのような魚が、目の前を高速で行ったり来たりしているのが見えたので、コトヒキにしちゃ変だなぁ、とよく見てみると、意外にもバスだった。

接近中の台風による増水に備えて、少し上流にあるゴム堰堤を撤去したようで、そこに溜まっていたバスが汽水域まで下ってきたらしい。

メッキ用にと巻いたシンキングポッパーには何度かバスがじゃれついてきたが、結局また汽水の魚には「追うけど食わない」焦らしプレイをやられ、いい加減疲れも限界だったので完全撤収とした。

どうも小チヌには黒いフライのボトムズル引きが良いらしいので、また巻いておかにゃ。

2013年8月5日月曜日

またまた淡路島

しばらく会社の行事とか遠方の知人宅訪問とかで、まともに釣りにいけなかった。

いい加減毎日暑い日が続いてうんざりしていたので、そろそろ浮かぶかということに。

そして、はるか太平洋を越えてこんなものも届いたので、オカッパリで使ってみようかと。



ETCカードを入手してから、高速に乗るのを躊躇しなくなっていいのやら悪いのやら。

道具一式(特にロッドはきちんと確認)を積み込んで、自宅から1時間弱で南あわじ市周辺へ。

しばらくまとまった雨が降っていないのもあって、どの池もあまり水質はよろしくなさそう。

例によって地図や過去の情報なんかを参照しながらなので、道が消えていてたどり着けなかったり、頑丈な柵で囲まれていて岸辺に近づけない池にぶち当たりながら、いくつ目かの池へ。

ここは比較的水質も良いし、車も近くに止められるので、そそくさと準備してエントリー。

・・・かなり人が入っているのか、車周辺の藪がえらく小便臭かったのが気になるが。


土手の際からいきなりミニバスがわらわらいるので、期待しながらオーバーハングを狙う。

何度か派手に出るものの、小型ポッパーながらちっとも乗らない。

ギルポッパーでようやく掛かったと思ったら、金魚サイズのバスで苦笑い。

それにしても、小バスの量に対して大型の気配が全くない。

本来なら大型のエサになるサイズがこれだけいるのだから、大型自体が少ないのか?

ついでにギルもいないので、過去に水抜きされたのかもしれない。

結局10cmクラスのミニマムサイズを何匹か釣って、午後6時を回ったあたりで納竿。

他人はどうか知らないが、自分は日没後に一人で人気のない池に浮かぶような度胸はない。


で、上のラインクリッパーを帰りがけの池で試してみたが、ちょっと慣れが必要かなと思った。

何より一定の距離をキャストしないと、クリッパーの意味があまりなかったり。

至近距離を狙うことの多い釣り方では、ちょっと使い方を考えないとダメかも。

ただ道具そのものとしてはラインバスケットを使うよりお手軽でいいと思った。



翌日もまた懲りずに早朝から橋を渡る。

目的の池はといえば、近隣の集落総出で草刈りの真っ最中。

さすがに気が引けるので、GWに不満の残った池へいくことにした。


途中の道は民家から離れていることもあって、草が伸び放題。

何度も通った道ながら、ほんとにここで合ってるのか?と疑心暗鬼になりながら進む。

ようやく土手の脇にたどり着いたら、ウシアブの群れがコンコンと車に特攻を仕掛けてくる。

虫除けをたっぷり塗って準備万端、樋の横の階段からエントリー。



さすがにこれだけ気温が上がってくると、GW中はほとんど反応のなかったポイントからじゃんじゃんギルが出てくる。

フライに釣られて日陰から出てきて、フローター周辺にまとわりついてくるのも見慣れた景色。

GWに危惧したことは杞憂だったらしい。

しばらく小バスとギルの共演を楽しむ。



 

 釣っても釣ってもサイズが伸びないのはいつものこと。

やがてヒシ藻地帯で散発ボイルが始まったので、ポッパーの早引きで何匹かキャッチ。

フライを結び変えたり、釣ったバスを放したりしているうち、足元にヒシ藻が絡まっていた。


邪魔なので、足ヒレを動かして取ろうとしていたら・・・

あっ・・・。
なまじ水質がいいので、水底にゆらゆらと沈んでいくフィンが見えた。

安物なのもあって、水に浮いたりはしない。

ケチらずにフィンセーバー買えばよかったなぁ。


「さて、どうしたもんか…」

しばらく思案しつつ、片足だけのフィンで同じところにぼんやり浮かんでいたのだが、そのうち残ったほうのフィンまでポロリと。

「あかーん!!」

運が良かったのか、足先を突っ込む部分に空気がたまっていたようで、ぷかりと浮いてきてくれた。

さすがにこれを失うと帰着の術を失うので、必死になって再び沈みかけのフィンを拾う。

一応試しに両足そのままで水を蹴ってみたが、そりゃもう微塵も進まない。

仕方ないので片方を改めて装着しなおして、ドルフィンキックでエントリー場所へ戻る。

足元には何だ何だと興味津々なギルの群れが。

ええぃ今は邪魔だからあっち行ってなさい。

出発時の何分の一かの速度、そしてままならない進行方向、沈する心配はないものの、気ばかり焦ってイヤな汗がどんどこ出る。

たまたま堰堤方向への風が吹いてくれたのもあって、なんとかかんとか帰着。

さっさと道具をたたんで家に帰った。


さて、帰宅後にウェーダーを洗おうと広げたら、表面を小さな虫が動いている。



なんじゃこりゃ、クモか?


どう見てもダニです本当に(ry


あわてて殺虫剤をぶっかけて昇天して頂いた。

他にも衣服に着いていないか、噛まれていないか探したが、とりあえず大丈夫だった。

虫除けをたっぷり塗ったのが幸いしたのかな。


この後しっかりぐぐってみたら、件の池のあるあたりはマダニ汚染地帯で、なおかつツツガムシ病まで発生している地域だった。

渓流のヤマビルなんかもそうだけど、鹿やイノシシ、サルなんかがこの手のヤバイ虫を拡散しているというのは本当なんだなぁと。

これまで噛まれなかったのは、たまたま運が良かっただけらしい…。

あの池にウシアブなんかよりよっぽど恐ろしい奴がいたとは思わなかった。

ここに限らず淡路の山は軒並み汚染されているようなので、これからも気をつけよう。。。

2013年7月1日月曜日

吉川、加東方面釣行

この土曜は午前中に雑用をこなした後にのんびり出発。

以前から目星をつけていた池をピンポイントで探釣することに。


最初に訪れたのは、棚田の最上段にある、直径いくらもない小さな池。

地元の人間でもなければ気にもしない場所ながら、以前からバスの情報はあった。

自宅近くにも昔はこういう場所はあったけど、軒並み宅地造成や圃場整備で消えちゃったり、周囲の耕作放棄や休耕で手入れがされなくなって枯れちゃったり。


水質はといえば、二日ほど放置した水出し麦茶みたいな色。

オーバーハングそばでギルポッパーをポップさせると、引き波を立ててバスがバイト。

小場所だけに型も小さいが、筋肉質の締まった奴。


そして携帯を車中に忘れたのを思い出す・・・(ノ∀`)アチャー


普段から虫くらいしか食い物がない上、小場所すぎて釣り人に狙われることもないせいか、フライへの反応は上々。

ここまで素直なバスも久々な気がする。

ただ、なまじ小場所だけに数匹釣れると、あっさり場荒れして沈黙したので、とっとと移動。


山間の細い道を登った先にある池をいくつか巡ったけれど、どこも高い柵が施してあったり、水利組合の「魚釣禁止。罰金三万円也」の看板があったりで釣りできず。

そして、はじめてフローターに乗った池にも、とうとう「魚つり禁止」のでかい看板。

落胆していると、これ見よがしに中央の岬まわりで派手なボイルが。


今に始まったことじゃないが、釣り場がどんどんなくなっていくのは辛い…。


日が暮れて、ゴルフ場のナイター照明が煌々と灯る頃まで釣ったけど、結局バスは最初の池で釣れただけで、あとはおタマ地獄や小ギルパラダイス、そして釣り禁ばかりだった。


翌日はいつもより早めに出ようと思ったものの、寝冷えしたのか体調がいまいち良くなくて、しばらく足止めを食らう。

気温が上がると多少マシになってきたので、今日も以前から目をつけていた池へ向かうことに。

ゴルフ場とゴルフ場の間に挟まれた、谷間の一番奥にある二段池。

規模としては比較的大きめな池で、岸から攻められる場所は限られている。

大半はオーバーハングで、ここはフローターだろ、と。


砂利道をそろそろ進んで池のオーバーフロー横に車を止めると、岸際を今年生まれと思しきバスの群れが通っていく。

そしてその後ろには、共食い目当てか軽く40はありそうな魚影が。

これは期待していいんじゃないか…?と思って準備していたら、目の前に軽トラが止まった。


「あんた、これからその浮き輪で浮くつもりか?」

「ここは○○水利組合が管理していてな…」

「わしゃ別に構わんけど、組合の連中が見回りに来たら…」

「釣りするなとは言わんけどな…」

「見たところ、あんたも安全には一応気配りしとるようだけど、それでも万が一な…」


口調こそやわらかいが…。


スピニングを持った別のグループが、こちらのやりとりを気にしながら釣りしている。

ここで抵抗したりすれば、恐らく次にここへ来たときには、「釣り禁止」の看板が立っているだろう。


言うまでもなくここは他人の土地、最初から選択肢は一つしかない。


「わかりました、浮かぶのはやめます。失礼しました」


軽トラを見送った後、しばらく池をぼんやり眺めていたが、とりあえずウェーダーを脱ぎ、膨らませたフローターから空気を抜いて、タバコを一本。

ひと山越えたあたりでは、バサー「だけ」釣り禁止の池があるそうだ。

釣るなと言われなかっただけマシなんだろう。


先ほどのスピニングの一団は、気付けばどこかへ消えていた。


ティペットの先にポッパーを結び、土手の上から沖目のヒシ藻周辺を狙う。

しばらくは小型がつつくだけだったが、やがて派手な飛沫とともにポッパーが消しこまれた。

跳ねないのでギルだとすぐに分かったが、結構よく引く。

釣り上げてみると、久々に見る良型ギル。

小粒とはいえポッパー丸のみ

フローターからだったら、さぞ面白かっただろうなぁ…。


陸から釣りができる場所はひととおり攻めたので、転進することに。

次に目指したのは、同じように砂利道の先にある池だったが、途中の路盤が崩壊していて近付くこともできず、結局諦める。

利便性で勝るとはいえ、やはり普通車では限界があるなぁ。


仕方なく転進した先は、春先に来た際には、生命感がまるでなかった三段池。

下の二段は最近水抜きしたのか、おタマ地獄と化していた。

最上段は堰堤際にギルの姿が見えたので、藪をかき分けてオーバーハングを狙う。

沖目では産卵するトンボに派手にライズする様子が見えるが、とてもじゃないが届く距離じゃない。

山間部の谷池なので奥に向かって深いが、一番奥はゴルフ場の敷地にかかっているので、用心のために浮かぶのは止めた。

ひとしきりギルを釣りまくって、バスの姿が見たくなったのでまた転進。


今度の転進先もまたゴルフ場の脇にある池。

というか、このへんの山はほとんどゴルフ場の敷地と言っていいんじゃないかと。

ここは水彩画を描いた後の筆洗バケツの中身のような水の色の上、道際というのもあってか小バスやギルすら妙に警戒心が強い。


あんまり楽しくなかったので、数投してさらに奥の池へ。


こちらは湧き水でもあるのか、さきほどの池のように妙な濁りはない。

しばらく岸際やヒシ藻の隙間で小バスやギルと遊んだあと、水際のクヌギの木の下の一等地に、良型のバスがぼんやり浮かんでいるのを発見。

フライを結び替えるのももどかしく、ギルポッパーのままで狙うことに。

自分にしては本当に珍しく、丁寧に丁寧にメジャーリングしてキャスト・・・上手く目の前に落ちた。

波紋が消えるのを待って、チョコンと動かすと、ヒレをぱたつかせて興味津々の様子。

ポップさせずにスーッと水面を引くと、慌てて追いかけてきてドッパンと水柱を立てて食いついた。

「よーっしゃ!よーーっしゃ!!」

久々のまともなバスに思わず声が出る。

あちらさんも負けじとヒシ藻の間をぐんぐん泳ぎ回る。

何度もラインを引き出されながら、なんとか堪えてラインを巻き取るが、一向に浮かんでこないしジャンプもしない。

どう見ても40クラスは固い。


が、所詮ヘタクソのまぐれ当たり、やがてラインはテンションを失って水面にだらりと。

「あああああ。。。」

思わずへたり込む。


しばらく小物ばかり釣っていたのもあって、やり取りの感覚がすっかり鈍っていた。

この日はこれですっかり消耗してしまったので、ぱぱっと竿をたたんで帰ることにした。

2013年6月16日日曜日

懲りずに淡路島(その2)

「もうロッドは忘れまい」と、前日夜からロッドを車に放り込んでおいた。

これでリールでも忘れたら発狂しそうだったので、しっかり一式準備してトランクへ。


例によってのんびり出発し、現地到着は9時過ぎ。

もはや朝まずめもへったくれもないが、曇天気味なのでなんとかなるかと希望的観測。


前日うろついていた小バスが見当たらなかったが、とりあえず浮かんでみることに。

久々の抹茶色した池なのもあって、独特の匂いが鼻につく。

気温はどんどこ上がって汗ばむくらい。


最初のワンドからギルの活性が高い。

新たに巻いたポッパーの初仕事
途中流木の上に群がるカメの一斉入水にびびりながら、ワンドの奥へと進む。

うす曇りなのもあってか、オーバーハングでは反応はない。


黄色の花菖蒲が咲く一番奥の流れ込み付近に反応が集中した。

ここ数日と比べるとあまり暑くなかったけど、早くも溶存酸素が少なくなってるのかね。

なかなか梅雨前線が北上してこないし、どうも空梅雨くさい。


おチビがチュパチュパやってくるけども、乗ったのは上の一匹だけ。

反応が薄くなってきたので、岬をまわって次のワンドへ向かう。


相変わらずオーバーハングでは全く反応なし。

うーむ、どないなってんねん。

一番奥は崩れた耕作放棄地で、アシと花菖蒲の混成群落。

水際最前列に咲いた花菖蒲の壁ギリギリに打ち込むと、やはり必ずギルの反応がある。

水中での争奪戦が激しいのか、中には空中に飛び出してフライを押さえ込むギルまで。

目玉が取れても釣れます
試しに巻いた小型ウィグルバグもきっちりお仕事

それにしても…ほんまにバスはどこ行った?

しばらく釣っているとスレ掛かりしだしたので、切り上げて一番奥のワンドへ。

ここでも岬周りやオーバーハングでは全く反応なし。


こちらは流れ込みが枯れているのか、水が淀んでホコリの膜が張っている。

途中の立ち木やパラアシへあれこれ投げ込むも、反応なし。

やはり反応は一番奥の花菖蒲地帯だけ。

単純に時間帯の問題なんかなあ…。

池を一周半したところで、翌日の疲れのことも考えて切り上げる。

結局ギルはツ抜けしたものの、バスに関してはアタックすらなし。

昨日あれだけ活性の高かった連中はどこへ行ったのやら。

あと、いちびって小型ポッパーに3Dアイをつけたのはいいけど、バランスは崩れるわ浮力は弱くなるわすぐ取れちゃうわで大失敗だった。

今度から小型の目玉は手描きかシールアイにしよう。

2013年6月10日月曜日

懲りずに淡路島(その1)

書くにはちょっと間が空いてしまったけれども。


入梅宣言後の土日、直前になって降らないという話になったので、またまた懲りずに行ってきた。

今回は二日とも動けるので、うだうだし放題。←それがあかんというのに

例によってのんびり家を出るつもりが、直前にヤボ用が入り、結局ばたばたと家を出ることに。


前回行った池にまた行くのも芸がないなぁ、と思ったこともあって、google mapとかあちこちのサイトで見て「このへんどうやろ」と適当に当たりをつけた池に行くことに。

高速を降り、大阪湾沿いの国道を南下して、途中から山間部へ。


離島ということも手伝ってか、淡路島の道は、最低限の整備しかされていないところが多い。

今回目指す山間の池への道も、まさにそんな道だった。

しばらくは小さな谷川沿いを走るものの、やがて石垣の脇をギリギリで通るような道になり、民家の庭先にしか思えないような場所を通り、さらにはガードレールもないコンクリ舗装の林道もどきをヒーコラ登っていく。

やっとの思いでようやく池に到着したら…おタマの大群の下をモクズガニが悠然と歩いていた。


絶対ここにはバスおらん」


強く確信し、脱力感に襲われながら今きた道を下る。


地図だと県道に合流するはずなのだが、どう見ても今降りてきたルートと大差ない道が奥へと続いている。

次に目指す池は、この県道…いや、「険道」の先にある。

少なくとも地図では通り抜けできるはずなので、地図を信じて道を進むが、道路状況はさっき通った道よりさらにひどい。

もはやアマゴでもいそうな源流域の棚田の間を抜けていくと、コンクリ舗装が落ち葉で埋まってしまっていた。

余談ながら、昭和50年代あたりまで、実際に淡路島にはアマゴがいた記録があるそうで。

さすがに不安になり、近くにいたお百姓に「ここ、車で通り抜けできますか?」と聞くと、「いけるよーだいぶ狭いけどな」とのお返事。

小さな峠を越えて下りに入ると、背丈ほどの夏草が道まではみ出して茂っている。

サトイモ科のアオテンナンショウ・・・らしい
しばらく下ると多少は人の手が入った痕跡が現れはじめた。

やがて池の土手脇に出たので、車を止めて様子を見る。

…ここも岸際におタマの群れが。

ただ、時々ボイルのような音が聞こえる。

雰囲気はいいんだが…
「ダメもとで浮かんでみるかぁ…」

前回の水漏れ箇所がそのままのウェーダーを履き、フローターを膨らまし、リールにラインコートを吹きつける。

そして、ここまで準備してやっと気付く。


・・・ない。

・・・ロッドがない。

シートの隙間まで全て探したが、ない。

出がけのバタバタで玄関先にでも忘れたか。

未練がましく土手の上をうろうろするも、打開策があるわけでもなく。

ウェーダーを履いたまま、樋門の階段に腰掛けて、力なくタバコに火をつける。

ため息には毒素が含まれる、なんてデマが一時あったけど、この時はタバコの煙と一緒に、間違いなく「なんだかよくわからないけど体に悪いもの」を吐き出していたと思う。


今から市街地へ出れば、ちょっとしたルアーの道具くらいは簡単に手に入るだろう、というのは考えたものの、もはや釣りする気分でもなくなった。

一式をだらだらと片付けると、Nexus7で目星をつけた野池の下見へ。

いくつか見て回るうち、小バスがボイルする様子も見かけたが、フラストレーションがたまるばかりだったので、日暮れ前に橋を渡って本土へ帰った。


2013年5月25日土曜日

リファラスパムというのがあるらしい

 元々このブログはボカロ関係のおぼえがきとして始めたので、アクセス数だの反応だのはハナから期待してないんだけども、このところ急激に海外からのアクセスが増えたもんで、いったい何事かいなと思って調べてみた。

 トラフィックを見ると、googleやyahooのbotはともかく、”topblogstories.com” だの”kallery.net”だの”flf-course.com”だの、あまり見かけないドメインが並んでる。

 最初は思わず「どんな酔狂な奴やねん」とリンクを踏んでしまったんだけども、これはスパムの一種なんだそうで。

 ぐぐってみると、まぁお決まりのアクセス稼ぎはともかくとして、ウィルス仕込まれるとかサイト乗っ取られるとか、なんか恐ろしいことが書いてある。

 ビビリやから速攻でパス変更しましたとも。

 トラフィック一覧に一緒に並んでて、これも怪しいなぁと思った”fenrir-inc.com”は、スレイプニルの開発会社でした…疑ってすまぬ。

2013年5月19日日曜日

淡路島フローター釣行

 金曜の昼休みに天気予報を見ていると、土日は雨となっていたはずが、土曜に晴れマークが。

 「また釣り行くん?」と同僚に聞かれ、元々その気はなかったのに釣欲がむくむくと。

 このへんの野池なんてどアフターのまっ最中で、水面に出てくれるアグレッシブな奴はおチビさんくらいのはず。

 GWの旅行で浪費癖がついたのか、口座に穴開いてるんちゃうかというくらい、貯金がえらい勢いで目減りしてるし。

 「でも…フローターにはぼつぼつええ時期やなぁ…まだ今年はバス触ってないんよなぁ…」

 そしてあっさり欲望に負けた。


 汗ばむ陽気だった金曜より気温が下がるという話で、池の真ん中でピーゴロこられても困るからと、ゆっくりめに出ることに。

 明石海峡大橋を渡り、淡路島に入ったのは10時過ぎ…さすがにのんびりしすぎやろ。

 高速を降りてしばらく走り、毎年通っている池に到着。

 さっそく堰堤の上から水中を覗き込むと、今年は春先が寒かったせいか、例年より育ちの悪いヒシ藻の間に、ちびバスの姿がちらほらと。

 ただ、例年なら真っ先に見つかるギルの姿が、全く見当たらないのが気になった。


 余談だが、思うところあって、というか単なる気まぐれで、しばらく家では麦飯を食べ続けている。

 そして麦飯の効果なのか、肉類を極力抑えるようにしたからか、服のサイズがひとつ落ちた。

 これまでウェーダーを穿くときは、たとえブーツフットの時でも、ズボンを脱いでからスパッツの上に穿いていたのだが、好間川でのガイド氏の準備の早さに衝撃を受けたので、試しに今回はズボンの上からウェーダーを穿いてみることにした。

 買った当時はスパッツにあわせたサイズだったものが、ズボンの上から穿いても全く問題ない。

 「おぉぉぉ…」 

 池のほとりで、ひとり感動にうち震え、脳内にBGMが流れる。

 

 「体型変わったな」(←やかましい)

 …まぁ実際のところ、まだまだメタボってることに変わりはないんですが。


 とかなんとかやりつつも、ちゃちゃっと準備して進水。

 水がきれいなのはいいんだけど、ちょっと冷たく感じる。

 むしろ例年より水が澄んでいるような…。


 いつもならギルが群れているオーバーハングの下に、例のマジックで塗っただけのギルポッパーをキャストするも、全く反応なし。

 「…ありゃ?」

 水中岬、アシの絡んだシャロー、毛虫のぶら下がったクヌギの木の下…。

 ギルポッパーをマドラーに変えたりしながら、例年ならすぐギルの反応のあるところに打ち返しながら池を進む。

 しかし水面に浮かんだフライは静かなまま。

 もしやレンジの問題かと、BHマラブーやストリーマーなんぞを沈めてみたけれど、やはり追ってくる魚影はなし。

 最奥のシャローでも状況は変わらず。

 今年は育ちが悪いとはいえ、水草自体は減っているようには見えない。

 朝のうちに誰かに叩かれていたとしても、ギルの反応すらないのはわからん。

 例年ならフィンに纏わりついてくるほどいたギルは、一体どこへ行ってしまったのか…。

 首をひねりつつ、そろそろ池を一周するあたりで、ようやく反応が。

フィンの見え具合で透明度はわかるかと
  おチビさんながら、何度もジャンプしたり突っ込んだり、それなりに暴れてくれた。

 「…もしやお前、堰堤から見えてた奴とちゃうやろな?」

 実際あれ以外に魚の姿を見ていない。

 カシ○ギ式に尻尾から放すと、真上にジャンプしてから帰っていった。

 活性自体は低くなさそうな…。

 昼前になり水温も多少上がり、日陰のコントラストも強くなってきたので、もう半周だけ攻めてみたが、やはり反応はなかった。

 どうにも釈然としなかったが、見切りをつけて移動することに。

 次は以前下見だけして攻めたことのない池へ。

 ところが覗いてみるとまさかの大減水、しかも水の減り方が急なのか、岸には1mほどの幅でまだ乾いていない泥が。

 ここは下流に田畑もないし、堰堤なんて大昔の石積みだけでオーバーフローすらない。

 もしやこの前の震度6強で底が抜けたのか?

 未練がましく岸辺を奥へ進んでいくと、まだ新しいイノシシの足跡を見つけたので、早々に立ち去ることに。

 イノシシは渓流のクマなんかよりよっぽどリアルな危険生物なので。

 ガキの頃にたまたま山中で遭遇したことはあるけど、茂みから鼻息が聞こえた瞬間は生きた心地がしなかったもんなぁ。

 「次どこ行こかなぁ」

 Nexus7を立ち上げて、予めマークをしていたマイマップを見ようとすると、圏外の表示。

 そういえば、このあたりは牧場が点在しているくらいで、人家はほとんどない…あかんやん。

 あてもなくしばらく県道を道なりに走っていると、携帯の基地局が見えたので、近くの路肩へ車を止めて再びNexus7を起動。

 普段から何かとgoogle mapにはお世話になっているが、モバイル版マイマップだと100件目以降のマークが表示されないのは何とかならんもんか。

 現在地周辺にマークがついているのは、かつて淡路で初めてバスを釣ったダムだけだった。

 すっかり昼も過ぎているので、おそらくここがラストになる。

 堰堤下のアシ際を覗き込むと、ここは季節の進みが遅いのか、ペアリングした大型の姿が。

 彼らの邪魔をしないよう、少し離れたところからエントリー。

 堰堤を離れた直後、カップルと思しき二人組が堰堤に陣取り、同じ場所を延々と攻めていた。

 こちらのペアリングも邪魔しないよう、両者に遠慮しまくってダムのど真ん中を進む。

 たまにこちらと目線が合うのが気になり、エエカッコしたくてキャストに無駄な力が入って、当然の如くキャストに失敗…とても気まずい

 自然と「絶対キャストに失敗しない距離」を打ち返している自分がちょっとイヤ。

 しばらくは先ほど同様に反応がなかったが、最初のワンドを過ぎたあたりから徐々に反応が出始める。

 さすがに天気が良かった日の午後とあって、既にきっちり叩かれた後らしく、小ギルがチュパチュパする程度だが、それでも反応があるだけマシだ。

 さらに奥のアシ原、はじめて淡路でバスを釣ったポイントを目指してフィンを蹴る。

 途中にあったアシの岬にディアヘアポッパーを打ち込むと、明確な反応が。

おチビだけど美形
こいつを釣った直後あたりから、堰堤方向からの風が強くなってきた。

 いよいよ雨雲が近づいてきたんだろう。

 フローターは風に弱いので、あまりチンタラしていると戻れなくなるかもしれない。

 とは言いつつ、目の前にはアシ原と、さらにインレットへ続くシャローが広がっているわけで、途中にあるブラッシュパイルまでと決めた。

 そして目の前のアシへキャストを繰り返すも、残念ながら無反応。

 まぁこんな露骨に美味しそうな場所、叩かれてないほうがおかしいわなぁ…。

 さらに奥へ進もうとしたら、水面をヘビが泳いでいる。

 しばらく見ていると、器用に水面で立ち上がり、垂れ下がった枝に巻きついて上がっていった。

 ああやって上がるんやなぁ、などと感心していたら、さらに風が強くなって、周囲の山全体が白く波打っている。

 さすがにヤバいかな?と思い始めたころ、間の悪いことにギルが溜まっている場所を見つけた。

 ついつい風のことを忘れ、ギルを何匹か釣っているうち、何かにドンと当たった衝撃が。

 何じゃ!?と思った瞬間、右足も何かに引っかかる。

 先ほど目印にしたブラッシュパイルまで流されていたらしい。

 たまたま幹の部分に当たったが、よく見ると枝の先は結構鋭かった。

 「もしこれがチューブに刺さっていたら…」

 分厚いPVCはそう簡単に穴なんて開かないし、万一に備えて救命胴衣もつけているが、それでも背筋が凍った。

 時計を見ると、もうすぐ16時。

 これは切り上げのサインだろうと、ラインを巻き取って戻ることにした。

 本来なら反対側の岸も打ちながら戻るつもりだったが、思い切り風が当たっていたので諦めた。

 やがて白波まで立ち始め、いよいよヤバい感じに。

 なんとか風裏や風の止み間を見計らって進む。

 カシ○ギ氏は「フロートチューブはダラダラ漕げ」と言ったけれど、この状況ではちょっと無理。

 堰堤沿いは風裏なので、先ほどの二人組は強風の影響なんてほとんど受けず、相変わらず同じ場所を攻めながら、やはりこちらをチラチラ見ている。

 「いよいよになったら、あの二人組に助けを求めなあかんのか…それは何かイヤやなあ

 そんなしょーもない意地だけで、なんとか堰堤にたどり着いた。

 そそくさとフローターをたたみ、ウェーダーを脱いだら、間の悪いことに今日に限って浸水…ズボンがえらいことに。

 ろくにメンテナンスもせず、適当に丸めて放置していたせいかとも思ったが、もしかしたら先ほど枝に引っかかったときに、どこかに穴が開いたのかもしれない。

 それでなくても単独釣行、頼れるものは我が身だけなのだから、もう少し注意深くなってもいいかなぁ、と反省しながら帰路に着いた。