あけましておめでとう。
せっかく海の近くへ引越したのに、休日ごとに家事だの家財道具の買い足しだの諸々の手続きだのに追われて、結局は釣り納めすらままならず、そのまま新年になだれ込むことに。
そんな中、年末の買出しついでにショップへ行くと、年末年始は割と天候が穏やかで、寒さもそれほどでもないと店長に教えられる。
年があけ、宵の食っちゃ寝のせいでよく眠れない夜に、ぱぱっと用意して徒歩にて出撃。
釣り場が近いとこれが出来るのが有難い。
ただ、このあたりは整備されない細い路地が入り組んでいて、ストレートに海まで行けない上、街灯も少ないので、場所によってはライトがないと真っ暗なところもある。
そして古い街だけに、いくつも古い寺院と、そこが管理する墓地が点在している。
時刻はまさに丑三つ時。
まるでお香を焚くが如く、派手にタバコの煙をふかしながら歩く。
普段から高野山や多井畑厄神のお守りは持ち歩いてるんだけどね。
ただただ珍走団の排気音が夜空に響き渡っていた。
やがて漁港に到着。
小さくて丈夫なメバリング用スナップを使う人の記事を読んだので、早速真似してみる。
とりあえず街灯の陰影にクレチャの白をキャストするが、特に反応はない。
時折、何かが跳ねる音がするけど、おそらく昼間見たボラだろう。
少し移動して、水深は浅いけどテトラが並んでいる場所へ。
いれば一発で食ってくるのが根魚、第一投でさっそくググッときた。
テールウォークこそしないが、結構な抵抗を見せる。
「これ、ええ型なんちゃうの・・・?」
ソイは久しく当歳魚みたいなちっこいのしか釣っていなかったので、久々のご対面に大慌てで写真撮影して、早々に海へお帰り頂く。
初詣で、最寄りのえべっさんにお願いしたのが良かったんだろうか。
住吉さんのおみくじでは、忍耐の年になりそうだったんだが。
