「追っては来るけど食わせられない」
これの解決法が思い浮かばないまま、バイスに向かいつつネットラジオを聴いていたら、軽く寝落ち。
チェーンボールの目を持つクラウザーをいくつか巻いただけで、予定時間になったので出発。
結局ほとんど寝てない。
前回より2時間ほど早めに到着し、冷え込み対策にパーカーを一枚羽織る。
まだ暗いのもあって、前回チビカマスに相手してもらった船溜まりには、煌々と常夜灯が。
ただし…前回と違って、魚っ気なんぞまったくなし。
たまにパシャッと跳ねたと思ったらボラの子。
そもそも日付が変わる頃に干潮のピークがあったり、潮まわりが前回とは全く違う。
やがて周囲が明るくなって、子イカがいた岸壁の外向きを見下ろすと、ウマヅラが集団でクラゲを襲っていた。
…シガテラ毒ってああいうのでも溜まるんじゃなかったっけ。
埒が明かないので、河口沿いのテトラへ向かう。
エギや飛ばしサビキの人たちが等間隔にびっしり並んでいるのを横目に、人気のない上流方向へ。
相変わらずの爆風で、河口には白波すら立っていて、もはやキャストもままならない。
そのうちリーダーが絡まったので引っ張ったら、フライライン側につけたリーダーリンクがスポンと抜けた。
この時点で心が折れたので一旦車へ戻り、もう少し上流側へ移動する。
「もうギルでもやってお茶濁しちゃうかなぁ…」
フライラインをフローティングに変えつつ、遅まきながら朝飯のパンを頬張っていると、後ろに車が止まった。
親子らしき三人組が降りてきて、ラインにスプーンやポッパーを結び付けている。
どうやらメッキやキビレ狙いらしい。
彼らも爆風に悩まされていたが、しばらくすると少し風向きが変わって、ロングキャストを欲張らなければ問題ない程度の状態になった。
「…もう少しやってみよう」
彼らのいる場所からそこそこ歩いて上流側へ。
手前は浅いが、中央部までにゴロタ石がたくさん入っているので、その向こう側を狙ってキャストを繰り返す。
上流側から釣り下ってきたルアーマン曰く
「もう少し上流なら、キビレやコトヒキが飽きない程度に遊んでくれますよ」
なるほど、と、さらに上流へ。
橋の下にある砂地で、明暗の境目や橋脚まわりを狙っていると、フグの群れが猛スピードで追ってくるのが見えた。
かじられるのがイヤなのでスピードアップしたら、陸に乗り上げんばかりの勢いでついてくる。
あのずんぐりした体型で、よくあれだけ加速できるなぁと感心したり。
少なくとも先ほどまでよりは魚っ気があるらしいのが分かると、少しだけやる気が出てきた。
やがて、手繰っていたラインがキュンキュンと引き込まれる。
「やっと魚に会えた…」
もうメッキのことなんて忘却の彼方である。
しばらくキャストしていると、セイゴやシマイサキの姿も見えるようになってきたが、既に体力的に辛くなってきていたので、ウィンドノットが出来たのをきっかけに一旦戻る。
仮眠を取ってもう少し粘るか、移動してから仮眠するか迷ったが、結局島の反対側へ。
カーナビが選んだ最短コースは途中に野池もある山越えルートで、ナイスチョイスと思いつつもカーブでは毎回ヒヤヒヤさせられることに。
ちなみに、道中のどの池も無反応でしたが…。
港の中であちこち迷いながら、お目当ての河口にたどり着くと、とりあえず一服。
仮眠を取るつもりだったけど、なんとなくタックルを組んでいたり。
河口部は遠浅になっていて、向こう岸までは歩いて渡れそう。
やがて満潮の時刻近くになったので、フローティングラインにキラキラ系のクラウザーを結んで土手を降りる。
こちら側は風をまともに受けるのもあって、河口の水面は波立っているものの、フグやボラの子、種類はわからないがハゼらしき底性の小魚などがちらほら。
そしてまた追ってくる魚に合わせてフライチョイスを誤るということを繰り返す。
いっそ、このクラウザーをクレチャ並みに刻んでしまおうか…と、ラインカッターでパチパチとEPファイバーやユニークヘアを切り刻んだ。
さらに甲殻類をイメージして底を歩くように手繰っていたのを、普通にストリーマーを引くスピードに変えてみた。
最後まで食わないのは変わらないが、先ほどより長く追うようになった。
何が違うのかなぁと考えてみるに、マテリアルを減らしたことによる沈下速度の変化がひとつ。
あと、実際に海中を移動する小型の甲殻類って結構素早いよなぁ、というのがひとつ。
ともあれ、アタリバリさえ見つかれば、あとは場所。
ちょうど満潮の始まりとも重なって、じわじわと上流へ満ちる潮を先まわりする形で釣り再開。
ヘリのように高速で泳ぎ回るフグの群れに囲まれたりしながら、河口から二つ目の橋をくぐったときに、突如としてアタリとチェイスが頻発。
淡水と海水の境目あたりにいる、コトヒキの群れに当たったらしい。
ラインを余計に出し、先ほどよりロングキャストで、「塩水くさび」をイメージしつつ、対岸寄りのブレイク沿いを狙う。
この後も写メを撮る間が惜しいくらい、立て続けにコトヒキが釣れ続け、通りがかりのおっちゃんに
「兄ちゃんけったいな釣り方やけどよう釣るなぁ」
と、妙な感心のされ方をしたり。
それにしても、先ほどまでわんさかいたキビレの子たちはどこへ行ったのか、と考えたけど、おそらくコトヒキのほうが先に反応するんじゃないかと。
体型的に浅い場所ではキビレより有利だろうし、なんとなくコトヒキのほうが筋肉質な気がするし。
海水魚の飼育サイトなどを見てみる限りだと、コトヒキは結構攻撃的な魚で、水槽で他の魚と混泳させると、倍ほどの大きさの相手でも突き殺してしまうらしい。
とはいえ、参考にさせてもらった某サイトを見る限り、それなりにキビレも釣れているようだし、根本的にやり方が違うんだろうなぁと。
もう少し上流まで釣りあがれば、また違う展開もあったのかもしれないが、潮が満ちて足場が危うくなってきたこともあって、とりあえず車へ戻ることに。
さすがに疲れも限界にきていたので、1時間ほど仮眠を取る。
起きてからどうしようか少し考えたものの、さらに風波の激しくなった河口を見ていたら、もういいかなという気分になったので、寄り道もそこそこに島を後にした。
今回もキビレやメッキへの未練は結局断ち切れないまま。
ただ、海小物のシーズンはそろそろ終わりらしいので、このまま来年に持ち越しかなぁと。
…まだアジ狙いとかあるけどね。(←懲りてない)
これの解決法が思い浮かばないまま、バイスに向かいつつネットラジオを聴いていたら、軽く寝落ち。
チェーンボールの目を持つクラウザーをいくつか巻いただけで、予定時間になったので出発。
結局ほとんど寝てない。
前回より2時間ほど早めに到着し、冷え込み対策にパーカーを一枚羽織る。
まだ暗いのもあって、前回チビカマスに相手してもらった船溜まりには、煌々と常夜灯が。
ただし…前回と違って、魚っ気なんぞまったくなし。
たまにパシャッと跳ねたと思ったらボラの子。
そもそも日付が変わる頃に干潮のピークがあったり、潮まわりが前回とは全く違う。
やがて周囲が明るくなって、子イカがいた岸壁の外向きを見下ろすと、ウマヅラが集団でクラゲを襲っていた。
…シガテラ毒ってああいうのでも溜まるんじゃなかったっけ。
埒が明かないので、河口沿いのテトラへ向かう。
エギや飛ばしサビキの人たちが等間隔にびっしり並んでいるのを横目に、人気のない上流方向へ。
相変わらずの爆風で、河口には白波すら立っていて、もはやキャストもままならない。
そのうちリーダーが絡まったので引っ張ったら、フライライン側につけたリーダーリンクがスポンと抜けた。
この時点で心が折れたので一旦車へ戻り、もう少し上流側へ移動する。
「もうギルでもやってお茶濁しちゃうかなぁ…」
フライラインをフローティングに変えつつ、遅まきながら朝飯のパンを頬張っていると、後ろに車が止まった。
親子らしき三人組が降りてきて、ラインにスプーンやポッパーを結び付けている。
どうやらメッキやキビレ狙いらしい。
彼らも爆風に悩まされていたが、しばらくすると少し風向きが変わって、ロングキャストを欲張らなければ問題ない程度の状態になった。
「…もう少しやってみよう」
彼らのいる場所からそこそこ歩いて上流側へ。
手前は浅いが、中央部までにゴロタ石がたくさん入っているので、その向こう側を狙ってキャストを繰り返す。
上流側から釣り下ってきたルアーマン曰く
「もう少し上流なら、キビレやコトヒキが飽きない程度に遊んでくれますよ」
なるほど、と、さらに上流へ。
橋の下にある砂地で、明暗の境目や橋脚まわりを狙っていると、フグの群れが猛スピードで追ってくるのが見えた。
かじられるのがイヤなのでスピードアップしたら、陸に乗り上げんばかりの勢いでついてくる。
あのずんぐりした体型で、よくあれだけ加速できるなぁと感心したり。
少なくとも先ほどまでよりは魚っ気があるらしいのが分かると、少しだけやる気が出てきた。
やがて、手繰っていたラインがキュンキュンと引き込まれる。
エラのトゲをめいっぱい立てたコトヒキ
「やっと魚に会えた…」
もうメッキのことなんて忘却の彼方である。
しばらくキャストしていると、セイゴやシマイサキの姿も見えるようになってきたが、既に体力的に辛くなってきていたので、ウィンドノットが出来たのをきっかけに一旦戻る。
仮眠を取ってもう少し粘るか、移動してから仮眠するか迷ったが、結局島の反対側へ。
カーナビが選んだ最短コースは途中に野池もある山越えルートで、ナイスチョイスと思いつつもカーブでは毎回ヒヤヒヤさせられることに。
ちなみに、道中のどの池も無反応でしたが…。
港のそばにあった巨大な風力発電機。やはりイヤな風切り音が。
港の中であちこち迷いながら、お目当ての河口にたどり着くと、とりあえず一服。
仮眠を取るつもりだったけど、なんとなくタックルを組んでいたり。
河口部は遠浅になっていて、向こう岸までは歩いて渡れそう。
やがて満潮の時刻近くになったので、フローティングラインにキラキラ系のクラウザーを結んで土手を降りる。
こちら側は風をまともに受けるのもあって、河口の水面は波立っているものの、フグやボラの子、種類はわからないがハゼらしき底性の小魚などがちらほら。
そしてまた追ってくる魚に合わせてフライチョイスを誤るということを繰り返す。
いっそ、このクラウザーをクレチャ並みに刻んでしまおうか…と、ラインカッターでパチパチとEPファイバーやユニークヘアを切り刻んだ。
さらに甲殻類をイメージして底を歩くように手繰っていたのを、普通にストリーマーを引くスピードに変えてみた。
最後まで食わないのは変わらないが、先ほどより長く追うようになった。
何が違うのかなぁと考えてみるに、マテリアルを減らしたことによる沈下速度の変化がひとつ。
あと、実際に海中を移動する小型の甲殻類って結構素早いよなぁ、というのがひとつ。
ともあれ、アタリバリさえ見つかれば、あとは場所。
ちょうど満潮の始まりとも重なって、じわじわと上流へ満ちる潮を先まわりする形で釣り再開。
ヘリのように高速で泳ぎ回るフグの群れに囲まれたりしながら、河口から二つ目の橋をくぐったときに、突如としてアタリとチェイスが頻発。
淡水と海水の境目あたりにいる、コトヒキの群れに当たったらしい。
ラインを余計に出し、先ほどよりロングキャストで、「塩水くさび」をイメージしつつ、対岸寄りのブレイク沿いを狙う。
ちょっとサイズアップ。
「兄ちゃんけったいな釣り方やけどよう釣るなぁ」
と、妙な感心のされ方をしたり。
それにしても、先ほどまでわんさかいたキビレの子たちはどこへ行ったのか、と考えたけど、おそらくコトヒキのほうが先に反応するんじゃないかと。
体型的に浅い場所ではキビレより有利だろうし、なんとなくコトヒキのほうが筋肉質な気がするし。
海水魚の飼育サイトなどを見てみる限りだと、コトヒキは結構攻撃的な魚で、水槽で他の魚と混泳させると、倍ほどの大きさの相手でも突き殺してしまうらしい。
とはいえ、参考にさせてもらった某サイトを見る限り、それなりにキビレも釣れているようだし、根本的にやり方が違うんだろうなぁと。
もう少し上流まで釣りあがれば、また違う展開もあったのかもしれないが、潮が満ちて足場が危うくなってきたこともあって、とりあえず車へ戻ることに。
さすがに疲れも限界にきていたので、1時間ほど仮眠を取る。
起きてからどうしようか少し考えたものの、さらに風波の激しくなった河口を見ていたら、もういいかなという気分になったので、寄り道もそこそこに島を後にした。
休憩とゴミ捨てに寄ったSAで、土産を買おうか迷ったけど、結局写真だけに
今回もキビレやメッキへの未練は結局断ち切れないまま。
ただ、海小物のシーズンはそろそろ終わりらしいので、このまま来年に持ち越しかなぁと。
…まだアジ狙いとかあるけどね。(←懲りてない)