2012年9月24日月曜日

疲労、そして浪費

どうも淡路島南部でメッキが釣れているらしい、とのお話。

加古川河口あたりでは散発的ながらルアーで狙う人もいるし、ここ神戸周辺でも釣れないわけじゃないが、冬場に火力発電所の温排水に居残った奴(意外にでかいのもいる)を狙ったもので、遭遇確率では黒潮の影響するエリアとは比べるべくもなく。

同じ場所にキビレやチヌ、小型ながらカマスやダツなんかも顔を出すとかなんとか。
ダツを狙って釣る人もいないだろうけど、さすがにこのあたりでは珍魚の枠に入る。
しかも釣っているのがフライタックルとくれば、「私、気になります!」となるのは仕方ない。


ちょいちょいと予定を組んでいくうち、時間的に朝マズメくらいしか狙えそうにないことが判明。
いつものことながら、前日の夜にwebラジオを聴きながらタイイング。

いまやご禁制の品となった秘蔵の白熊(もらい物。元は敷物だったらしく質は微妙)やら、ユニークヘアとかEPファイバー、チェーンボールアイなんぞをいじりながら、ガッチャもどきやらクラウザーミノーやら巻いていると、外から凄まじい雨音が。

おいおいおい、雨降るなんて聞いてへんがな。

夜中1時を過ぎても雨音は止まず、雨雲レーダーも九州あたりまで真っ青。
所どころ赤いのも混じってて、こりゃしばらく止まないなぁ、とか思っている間に、出発予定時刻。

「んー・・・。」
場所が河口エリアだけに、雨による状況変化はダイレクト。
「んんんー・・・。」
チヌやキビレあたりだと、濁りの出たほうが活性上がるなんて話もあるけど。
「んんんんんーーー・・・。」
とかやってる間に、現地到着予定時刻。

まだ雨は止まない。


半日ふて寝するよりはマシか、と、最悪現地視察だけで、とんぼ返りもやむなしと腹を決め、レインスーツとタックル一式を抱えて出たのが5時過ぎ。

橋の継ぎ目でタイヤが浮くたびに背筋を凍らせながら橋を渡り、高速を南へひた走る。

洲本の釣具屋で状況を聞くと、やはり雨天はよろしくないらしい。
「まぁ、河口あたりなら何かいると思いますよ」
・・・なんとこころづよいおことばでしょうか(棒)

少し走って河口周辺を見て回ると、ちょっとフライを振るには街中すぎる上に三面護岸で辛い感じ。
晴れならまだ踏ん張りも効くけど、なにせ雨降りだし滑落したら洒落にならない。
新調したタレックスのお陰で、いい型のキビレやボラがヒラを打つのは見えるけど・・・。

河口を少しはずれたところに小さな船だまりがあったので、レインスーツを着込み、#6タックルをセットして覗いてみると、係留された小船の間に、細長くてサヨリっぽいのが数匹。

「あれが・・・ダツ?」

試しに巻きたてのクラウザーミノーを通してみると、後ろをにょろにょろとついてくる。
そして襲い掛かるときに、細いくちばし状の口を開ける様子が見えた。

どうも捕食するにはでかい模様。

それなら、と、2番手くらい小さいサイズのものを通すと、全力でスルー。

なんでやねん。

さらに数回通すと、「うぜぇ」とばかりに、ふらふらと沖の深みへ消えていった。

やっちまったぁぁぁぁぁぁぁ・・・orz


嘆いててもしょうがないので、少しスロープ側へ移動しながらキャストしていると、深みから猛アタックしてくる魚が。

どうやらピンカマス。

リトリーブスピードに気をつけながら手繰っていると、キュンとラインが引き込まれる。

アカカマスの子?

小さいながらもボ〇ズはかろうじて免れた。
まだカマスはアタックしてくるし、どうも活性が上がったらしくボイルまでしている。
が、続かない。

そのうち、船だまりの奥は静かな状態に。
本当に一時的なものだったらしい。

奥まで攻めたので、今度は出口側へ進む。

船の腹にいい型のチヌが見えたが、こちらに気付くと猛ダッシュで逃げてしまった。

外向き、少しテトラが入ったところを攻めていると、コロッケどころか貝柱のフライみたいなサイズの子イカがチェイスしてきた。
いつまでも纏わりついてくるのでしばらく遊んでいたら、またカマスがアタックしてきた。
しかし、やはり不発。

漁師らしき爺さんたちが船を動かし始めたので、邪魔にならないように移動。

旅館街を過ぎたあたりに大浜海岸と松原があり、その脇に石積みの船着場のようなものがある。
小さな碑に「『北の零年』稲田家出発の地」と書いてあり、そういえば後背地の山の上に洲本城があるのを思い出した。
そういえば吉永小百合が出てたなぁ、とか思いつつ、石積みの上から海中を覗くと、捨石の間に「見えタコ」がいた。
※写メはきれいに撮れたけど、うっかり保存し損ねてアウト。。。

キスシーズンともあって、砂浜には投げ師が陣取っている。
石積みのあたりは砂地と捨石が混じった状態。
外向きはテトラが入っていて、イカ狙いの兄ちゃんたちが中型のアオリを上げていた。

その先のゴロタ浜は魅力的に見えたが、降り方がよくわからない。
さてどうしたものか、と思っていたら、地元のDQNと思しき一団がビール片手に喚きながらうろうろ。

とりあえずトラブルは御免なので、その場を離れる。

この時点で10時を少し回ったくらいで、時間的に半端な状況になったので、さらに南の阿万海岸まで足を伸ばすことにした。

南あわじまではバイパスの開通もあってスムーズに移動できた。

浜の手前の細い路地を曲がり、堤防の外側にある浜沿いの道を進むと、突き当りが駐車場。
すぐ脇には船だまりになった河口がある。

お手本のような見事な地層の露出

川そのものは泥にごりだったが、澄んだ太平洋の水ですぐに攪拌されて、笹濁り程度になっていた。
それにしても・・・瀬戸内の水を見慣れた人間にとっては、水が綺麗すぎる。

浜沿いの道を東に向かっていると、トップを引く親子がいた。
ルアーの航跡のあたりには、チヌの一団。

目の前にクレチャを落とせば反応しそうだったが、とりあえず自重した。

やがてタイムアップになったので、結局阿万では竿を出さず。
来たときよりクルマの量が増えた高速を、釣果の不振による脱力と運転の疲労をこらえながら帰宅。


それにしても、天候と優柔不断な自分のせいとはいえ、色々と納得いかない。
近いうちに何らかの形でリベンジしないと気が治まらない。

まぁ考えてみれば秋のお彼岸で、殺生自体どうなんという話ではあるんだが。


さっさと用事を済ませた後、ちょいと釣具屋へ寄って鬱憤晴らしのお買い物。

Guidlines HAZE V2 79 HD

さほど高いものではないけれど、今まで使っていたLamsonのLP4(これまた白熊をくれた人から格安で購入)のほぼ半分の重量に惹かれて購入。

さらに、以前テトラで切ってしまった、クリアティップのインタミラインも見つけたので購入。

高速料金など諸々を合わせると、果たして今日一日でいくら使ったのやら・・・まぁ青森遠征よりは安いか。

当然ながら、日常生活に影響の無い範囲のお買い物ではあるけれど、しばらく自粛モードかな。